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ゴリゴリの受託デザイナーだった私がマネーフォワードに来て驚いたこと4選

マネーフォワードに入社して3ヶ月が経ちました。前職では受託制作会社のデザイナーとして、大小さまざまな規模のWebサイトのUI/UXデザインを担当してきました。

そんな私が、『マネーフォワード クラウド』の新規プロダクトのデザインを担当することになり、受託制作の現場との違いに驚くことがありましたので、フレッシュなうちに書きたいと思います。

⏳ 時間の概念が違う
🌊 制約がない
🧭 正解を誰も持っていない
🏄‍♀️ 何をやるかは自分次第

時間の概念が違う

まず感じたのは時間の概念の違いです。
受託制作の現場では時間(作業にかける工数)にシビアでした。

デザインを作るのに○人日とか、コーディングに○人日、システム開発に何人日と、予め作業工数を見積もり、予定工数をなるべく超えないように進めていました。

対して現在は・・・

工数を見積もるということをしていません。(⚠️プロジェクトのフェーズによると思います)
何にどれくらいの時間をかけるのか、それによってどれだけの成果物を出すのかは、個人の裁量にかかっています
といいつつ、いまのところかけた時間に対する成果の少なさに焦っている私です・・・😇😇😇


🌊 制約がない

受託制作の現場では制約ありきでプロジェクトがスタートします。まず決まっていることが多いのが、いつまでにリリースしたいという納期です。
納期が決まっているので、じゃあそれまでになにをやりますか?という話をします。

対して現在は・・・

明確な終わりの日はありません。ゴールは決まっているけど、それ以外は何も制約がない世界です。ゴールにたどり着くためにどうすべきか、何をすべきかを自分たちで考えながら進めなくてはなりません

受託制作の現場ではリリースすると終わりでしたが、事業会社ではむしろリリース後の改善の継続が大事なので、そういう意味でも終わりがないと言えます。

すいません、何も制約がないと言いつつ、リソースの制約はあります。
ユーザーさんに届けたい価値があるのに、リソースの問題ですべてを届けることができないはがゆさがあります。そのため、自分たちの持っているリソースで何ができるのか?優先順位を精査しながら最善を目指しています


🧭 正解を誰も持っていない

受託制作の現場では、デザインする中で迷ったとき、誰かが何かしらの判断をしてくれました。
プロジェクトマネージャーが要件やスケジュールなどを考慮して「こうしましょう」と決めることもあれば、クライアントに判断を仰ぐこともありました。

対して現在は・・・

デザインで迷った時に「ここどうしましょうか?」ときいても、誰がが判断してくれるわけではありません。
基本的にはデザインのことはデザイナーがスペシャリストとしての責任を持ち、なんとかして自分で正解を導き出す必要があります。

もちろん自分ひとりで考えるのではなく、他のデザイナーに相談したり、社内で詳しい人を探し出してきて聞いたり、ユーザーの声を聞いたり、自分の経験を頼りに仮説を立てて、テストをしたりしながら根拠を積み上げていきます。

🏄‍♀️ 何をやるかは自分次第

受託制作の現場では、作業スケジュールがたてられていることが多いため、いつまでに何をやるというのが明確でした。
期限までに提出するための最短距離を導き出すことが求められました。

対して現在は・・・

最短距離である必要はなく、目標に向かって何をやるかは自分次第。いつまでに何をやるべきということも細かくは決まっていないこともあります。
自分やチームの成果につながることであればやればいいし、優先順位を自分で決めながら、毎日何に時間を使うべきか?を自分で計画しています

先ほど「終わりが決まっていない」と書きましたが、決められた納期がない分、各人が時間に対する明確な意識を持っている必要があります


まとめ

あれ………?
これじゃマネーフォワードに来たらつらみしかないように見えますね(笑)
いえいえ、めちゃくちゃ楽しいです!!!

マネーフォワードのデザイナーは一人一人が大変優秀で、担当する範囲がとても大きいことにも驚きました。
『マネーフォワード クラウド』に関わるデザイナーはどんどん増え、大きなチームになりつつあります。デザイナー感でコミュニケーションを多くとり、協力しながらプロダクトを前に進めています⚽️
スペシャリストの集合体を目指して、個人でも、チームでも強くなっていきたいと思います🔥

ユーザーに寄り添いながら『マネーフォワード クラウド』の新しいスタンダードを作っていきたい方、ご応募お待ちしています!


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