自分の役割を知って生きる
昨日久しぶりに海へ行きました。
ぼーーっと眺めていたら、壮大な自然の中に自分がぽつんと、でもしっかりと存在していることに嬉しさというか誇らしさというか感動みたいな気持ちが芽生えました。(これがエモイで間違いないですか)
自然を目の前にして思い起こしたこと。。
人の生まれ持った役割を見つけるということについて書きます。
自然とは、ありのままの状態(Wikipediaより)のこと。
海、空、山、花、川、そよ風、草原...etc
想像してみると、美しいですよね。
なぜ美しいと思うのか・・・
それらはなんの手も加わることなく、ただそのままそこにあるだけ。
自分の役割をただあるがままに全うしています。
きっとそういうものを見ていると、よく言う”心が洗われる”感覚になって美しいと思うのでしょう。
では、人の役割ってなんでしょう・・・?
人の役割は、ダルマの法則で決まっている
ヨガの哲学の中に、ダルマの法則というものがあります。
宇宙のすべては完璧な秩序とバランスでまわっているという、自然の法則。
海や花や風などは意思を持たず、ただその法則に身を委ねて役割を果たしています。(雨が降って→川が流れて→海にでて〜のように。)
では人はどうでしょうか?
ダルマの法則では、人もそれぞれの役割を持って生まれてくるといいます。
何かのために生まれ、起こす行動のひとつひとつがまわりに回って全体の調和につながっていると。
スケールが大きすぎて想像の範囲を超えてきますが(笑)、
私たちもその宇宙全体のバランスの中の一部ということ。
私の役割の見つけ方
その役割とは、自分が
①できること
②やりたいこと
③やるべきこと
を一致させていくことで見えてきます。
私の尊敬する先生に教わった言葉に「身口意(しんくい)」という言葉があります。
身=行動、口=言葉、意=想い。
この”身口意”を、自分にウソなく整えていくことで、
自分の役割を見つけ、充実感を持った生き方ができるといいます。
つまりは自分とまっすぐに向き合い、正直な選択をしていくことが、調和につながりさらには幸せに繋がるんですね。
結果はどうあれ自分に素直に生きる
でも。
人は意思を持っているので、どうしてもコントロールしようとしてしまいます。
それはつまり、ダルマの法則(=自然の理)に抵抗しているような状態と言えます。川の流れに逆らうみたいなイメージ。
コントロールしようとするのは、自分の行いの先にある結果を求めて行動するからではないでしょうか。
「〇〇すればこういう結果が返って来るだろう」と、結果を想像して行動すると思います。
この”行い・行動”のことをこれまたヨガ哲学では「カルマ」と呼びます。
善い行いも、悪い行いもどちらもカルマです。
このカルマ(=行い)をダルマの法則(=自然の理)に調和させていくことが、人が最も心が満たされて楽チンに、さらには周りまで幸せになる生き方につながります。
つまり、自分の役割を見つけ、結果を求めずただひたすらにその役割をもってまわりに与え続けることが人の生きる醍醐味というか幸せにつながるのだと思います。
自分と向き合って、身口意を整えていくことで本当の幸福感をもって生きられるはずです。
「私が人に与えられるものってなんだろう。」と自分に投げかけてみてください。
・・・なんだか今日は濃ゆい雰囲気になってしまいました。。笑
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