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翻訳こんにゃく

こんにちは、夏井魚々子です🐠

「ぼくらの日常-7日目-」
絶賛配信中です✨
15分のショートラジオなので
移動時間とかに、さっくり聴いてくださいね📻

ご視聴はここから🦈

今回のラジオでは
英語クイズをしたわけですが……

英語が全く出来ない私には
「翻訳」というお仕事が
神業のように感じられます。

例えば、
有名な「シャーロック・ホームズ」の文庫版は
7つの出版社から出ています。(確か)

で、その出版社毎に翻訳家も変わります📚

所謂「シャーロキアン」なワタシは
その昔、ありとあらゆる出版社(翻訳家)の
シャーロック・ホームズを買い漁り
翻訳家ごとに変わるホームズ像を
うはうはよだれを垂らしながら読んでいた時期がありました。

ある翻訳家はクラシカルに描き
ある翻訳家はコミカルに描き
ある翻訳家は格調高く描いていたり・・・

と三者三様、七者七様。

訳す方によってここまで印象が変わるのかと感激したものです。



だって人間がやるんだもの


役者も少しそれに類するところがあって
舞台でも、映画でも、ドラマでも
「再演」「リメイク」などはよくあることで、
また、そのタイミングで
役者が変わることもよくあります。
(もちろん、監督やスタッフが変わることもありますが)

そして

「演じる人によって
 こんなに印象が変わるのね〜」

なんて感想が出てくるのも
もはやお決まりだったりしますよね。

そうなんです。
台本が同じでも、
役者が作家の意図をどう汲み取るか
演出家(監督)の方針やディレクションを
どう体現していくかによって
観客に与える印象は大きく変わるんですね。

まさに百人百様です

だから面白いし
名作と言われる作品は、どんどん再演・リメイクされるんだろうと思います。

「曇天プラネタリウム」もきっとそんな名作なのだろうと思います。

なんの話かって?

ワタシの出演舞台の話です。

恐らく2020ラストの公演は、
そんな名作の再演に出演させて頂きます。

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劇団ラチェットレンチ 10周年企画
〖報道チェイスseries 4部作〗

第1弾
「曇天プラネタリウム:Re」

●日程
 2020年12月2日(水)~6日(日)

●劇場
 ウエストエンドスタジオ
 〒165-0026 東京都中野区新井5-1-1 スタジオライフ
 TEL:03-5942-5858

●あらすじ
 とある病院で一人の男が目を覚ました。
 記憶喪失の彼は、毎夜夢に現れる女性を想い、焦燥感に駆られる。
 彼女は一体誰なのか? 
 彼が全てを思い出す時、曇天は残酷な現実を突きつける。
 殺人サイト「キリングキングダム」──
 そこにアップされた1本の動画が、悲劇の始まりだった。

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ワタシ自身もまだ台本は頂いていないので
ただただワクワクしています。

名作の再演ってすごいプレッシャーだけど

とにかく今はワクワクしています。

世間は相変わらず、
慌ただしく情勢が変化し続けているけれど
無事に多くの方と
日常と非日常の狭間を共有できると信じて。

詳細が決まったらまたお知らせしますね〜!!

では、また。

ニコロ・パガニーニ /
Serenata NO.8:Rondo:Allegretto を添えて


夏井魚々子

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