幸せをシェア☆ 「お客さまの喜び=自分達の喜び」とする職場で起こるドラマ
フレンチレストランが母体の福祉事業🍴そこでは毎日のように「ありがとう」「お疲れさまです」「また明日もよろしくね」など、「ちゃんと見てるよ」の合図が交わされます。昨年4月に福祉事業所に入所したわたしは右も左も分からず、うろたえる毎日を送っていました。
「新しいことを始めるときは、不慣れな状態から」
という当たり前過ぎることを自分に当てはめようとせず、
「『できひんならしゃあない』で済ませてたらできるものもできないよ」と自分につらく当たっていました。
入所したての頃はとにかく、環境に一刻も早くなれなければ、と焦ってしまう悪循環の始まりだったんだろうなと思います。
*
不安を抱いたまま、昨年6月にキャスト(福祉事業所利用者)が主体となって運営する【新しい形のレストラン】がオープン。
おかげさまでたくさんのお客さまにご来店いただき、ホールや司令塔、盛り込み係も大忙し💦
社員の方にご指導いただきながらお料理を運んだりお下げしたり。不慣れながらも「お客さまのために自分がいま何をするべきか」が少しずつ見えてきたような気もしたし、まだまだがんばらな、と思う場面もチラホラ見え隠れするのです。
わたしがレストラン業務でホール担当をしていて、元気を頂けた言葉がいくつかあります。
「お料理美味しかったよ、ご馳走さま🙏」「また、お邪魔するわね」といった言葉もそうなのですが、1番心に沁みた言葉は。
「接客が丁寧だったね。感心しちゃった😊 (あなた、新人さん?)」
「心がこもってるなって、わかったよ」
まさかそんな言葉をかけられると思わなくて、なんか…仕事をしてる最中だったけど嬉し泣きしたくなって…
「不慣れなわたしでもきちんと仕事できてるよ」
よく、ドラマとか小説、本なんかでは。
新人ちゃんは仕事ができないとか、使えないとか。
「これだから若いひとは」と言う言葉を使って
心無い言葉を言うひともいるけど。
わたしの接客で、喜んでくださるお客さまがいらっしゃる。
不慣れながらでも「がんばれー」って応援したくなるのでしょうか?
最高の言葉を浴びた瞬間、パッと笑顔の花が咲くのです💐
暗闇のなか、小さな光が刺したような。🛋
心のどこかでは「わたしが入所してもよかったのかな。
逆に迷惑をかけにきている気さえする」とか、「もっと仕事がこなせるひとがいるかもしれない」とか。
余計なことをどんどんどんどん思いつく。
でも、このお客さまの言葉をきっかけとして。
「慣れるまでに時間がかかるのはしゃーないよね」
少しずつそうやって、自分を許すことを(自分に都合よく言えば怠けること)を覚えていきました。
日々、仕事を通じて目標に向かう。
表面的にはそうかもしれないけど、もっと根っこの部分は「わたしがお客さまや仲間に助けられている」のです。
お客さまの喜び=自分達の喜び
この理念を貫くためには相当な時間かかるのではないかなと思っていました。
でも、
「いま、どんなふうに振る舞うといいのかな」
なんて難しく考えなくても、ありのままの自分でいい。
そんなふうに考えられるようになったのは、「今のあなたでいい、焦らなくてもきちんとできてるよ」と温かく見守り、支援をしてくださる方々を筆頭に。 お客さまのそうしたお声がけをいただいてきたから、わたしも元気になれるのです。
キラキラと眩しい。
毎日が笑顔の連続。
わたしは、少しずつ自分を許す術を身につけているようです笑笑
それは、同時に。
周囲のひとにも優しくなることでもあります。
事業所の方々の温かな空気(雰囲気)に触れることで、わたしも自分に甘くなっていって。
いいのか悪いのか、おいといて。
自分がラク〜に生きられる方法が見つかった。
毎日がドラマです。
笑顔が溢れているときもあるし、はたまたバタバタしていてサツバツとした空気が漂うときもあるし。
でも、「出勤ありがとう」とか「明日もよろしくね」。些細なことで声をかけてくださったり、気にかけてくれる仲間やスタッフの方がいる。それだけで心強い。
これからも笑顔で、がんばって前向いていこう。
#ルクロ #はたらいて笑顔になれた瞬間 #福祉事業所
#天満橋 #谷町四丁目 #NSビル #幸せ #ルクロ
#スキしてみて #中央区 #大阪府 #大阪市 #NSビル
#バリューラボフクロウ #フレンチレストラン #洋食
#3号店 #笑顔の花が咲く .
追記
「4月で社会人2年目だから、作業をスムーズに行わないといけない」
そんな気持ちも確かにあるけど、ずっと走りっぱなしはしんどいから、途中途中で休憩を入れつつ、持ち前の丁寧さで、スピード重視でがんばっていけばいっか! と今はそれくらいの気持ちで気構えている。
あまり自分に負荷をかけないような1年。
新たなスタートにしたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?