突然のことも全力で楽しめるようになったらもう、最強だな。
不意にやってくる「リクエスト」に対応する力がわたしにはなかった。人前で話すなんてことができるのは普段から饒舌で、話すことが大好きでプレゼンテーターとか講演家みたいな人にしかできないもんだと思ってた。
でも、わたしみたいにリアルではコミュ障でテキストコミュ強であったとしても、ジブリのカオナシみたいに「あ…あ…」しか言葉が出てこがなったとしても、「早く、ねぇ!」「待ってるんだけど」と言われない夢のような世界🌍
そんな場所があるなんて思いもしなかった。
わたしは、そこでならちょっとずつ、初対面の方がいても話せるようになってきた。
場所を借りて、コミュ障を改善していくってことができるなんて、と日々感謝で、グループで話すこともちょこっとずつ、時間をかけてだったらようやくできるようにもなってきた。
進歩してきていることは、それだけではなく。
この間、勤めている事業所であるイベントがありました。
わたしはそのときは団体さまのサービス担当ではなかったけど、午後から「こういうことを発表してほしい」との依頼があり、急遽レストランへ行き、「突然だなぁ笑」と思いつつも何を話そうかなんて考えてました。
その余裕さえも、就職したてのころにはなくて…
いきなり「なんか喋ってよ」と言われようもんなら頭の中で大混乱。
ちゃんと喋らないといけないのに、台本書いてないよ! とか、今この場所でちゃんと話ができるのはあの人とあの人ぐらいしかいないのにわたしでいいの? なんてよく思ったものです。
わたしがそこに勤めてから、何度かそのようなイベントがあって、発表の場も設けていただいて、気づきが得られました。
「ちゃんと話すことを重要視していない。あなたはあなたで大丈夫、みんな聞いてくれるから」
「話が人前でできただけでも、自分を認めてあげられる価値が充分にあるんだということに気づいてあげて」
ということが真のメッセージなんじゃないかと。
そこからは、自分の言葉で、テンポで何度もつっかえながら話すことで相手にようやく伝えることができる「わたしの言葉」が嫌いではなくなりました。
人と関わるなかで学ぶことは、人間関係が多くを占めているように思えるけれど実はそうでもない。考え方や価値観、ものの捉え方、自分の思い込みまでもをいい方に変えてくれる優しくて温かくて、家族のような雰囲気の中で学んだことが今、わたしのなかでこうして活きてる。
イベントが終わってから、「ありがとう」「あなたはここに来てから、イレギュラーに強くなったね」と言っていただけました。
その方と話しているときに気付いたのは、初めてのことに対する不安や怖さよりも、「やってみて楽しいって思えるかどうか」を大切にしたいという気持ちに変化していってた、ってこと。
「すごい心の変化だね❤️」と心に沁みる言葉のプレゼントをいただき、微笑むわたし。
嬉しくなったんだ。
伝えたい思いが、蛇口から出る水のように溢れて
どんなことでもあなたに伝えたくて
ここにやって来るんだよ。
ご縁が繋いでくれた、人と人とのネットワークには言葉にできないくらいの温かさがまだまだ蓄熱中なのでした。
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