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ルワンダでの校外学習!〜準備編〜

Hej hej! It’s nana 🌈

来週からは私たちの学部の目玉といっても過言ではない、ルワンダへ二週間行く校外学習があります!🇷🇼

ルンド大学に入学したての最初の頃から誰もが楽しみにしていた合宿がやっと来週になり、クラス全員ハイテンションでございます😂

ルワンダといってもアフリカの発展途上国の一つなので、色々準備しておくことがたくさんありました。

その記録がてら準備段階の今をブログに残したいと思います。



ルワンダってそもそもどこにあるの?

ルワンダは中央アフリカに位置する、とても小さな国です。

北にウガンダ、東にタンザニア、南にブルンジ、西にコンゴ民主共和国と四つの国々に囲まれています。

丘が多く、別名は「千の丘の国」と呼ばれているほどです。

日本との時差は、ルワンダが7時間遅れており、首都はキガリです。


なぜルワンダへ校外学習に行くのか

現在私たちが勉強している教科が “Land Surface Processes and Landscape Dynamics” で、簡単に言うと地表や地形について勉強しています。

そのグループプロジェクトの一つで、ルワンダの土壌浸食問題について研究する課題があり、ルワンダに行く前に分析したデータを、実際にルワンダに行って収集したデータと比べる課題です。

旅行費のうち5000 SEK (およそ ¥70000) は大学が負担してくれて、宿泊費は全額大学が負担してくれているので、とても生徒に良心的でした。

食費も半分大学が負担してくれるので、かなり助かります!


ワクチン事情

ルワンダに行くにあたり、受けておくべきワクチンが複数勧められており、安心して行ってこられるようにワクチンを打つことにしました。

冬休みの最後の最後までバリ島にいた私は、スウェーデンでワクチンを打つことにしました。


スウェーデンではこのようにワクチン専門店があり、大体ワクチンを打つ時はここで受けます。

ルンド中心部にお店があり、予約無しでもすぐにワクチンを受けることができます。

何よりもビックリしたのはワクチンのギフトカードがあったことです!🤯

もらって嬉しいのか嬉しくないのか微妙…笑。

私は注射が苦手なので、ものすごくドキドキしていたものの、まさかの注射針なしのワクチンだったのです😂


どのようなワクチンかというと、上の大きい箱 “Dukoral” がコレラを予防するワクチンで、水に液体を溶かして飲む経口ワクチンです。

ラズベリー味と書いてあるのですが、ポカリスウェットを薄くして更に不味くしたような味です😅


袋に入っている粉を水で溶かして、それに瓶に入っている液体を混ぜて作るワクチンでした。

これは飲む1時間前後飲食できないため、少し辛かったです。

一枚目の写真の下の箱は “Vivotif”、チフスを予防するワクチンでこれは錠剤になっています。

どちらも飲んだ日を自主的にワクチン証明書に手書きするというチャラいシステム🤷🏻‍♀️


ワクチン以外にもマラリアを予防する薬も処方してもらいました。

これは行く前日、行っている間毎日、それから帰ってきてから7日間飲まなくてはならない薬です。

これら全部ワクチンを受けるか受けないかは生徒の自由かつ自費ですが、スウェーデンあるあるで学割が効いたので生徒にはこれまた良心的でした😭


ビザと保険

ルワンダに入国するにあたって、誰もが US$50 を払ってビザを取得しなくてはなりません。

これは自費なのですが、ルンド大学はルワンダの大学と提携を結んでおり、その大学から招待状をもらっているので「万が一入国審査で引っかかってしまったら、その招待状を見せたらすぐに入れるよ!」と先生が言っていました笑。

この謎のVIP感すごっ!!

保険は大学が全員分負担してくれているので、安心してルワンダに行くことができます。

更に先生はすごくルワンダを推していて、校外学習が終わった後も延泊することを勧めているぐらいでした😂

次の週に大学に出席できなくても暗黙の了解だと言っていました笑。

そのためこの保険は校外学習が終わった5日後までカバーされているのです!

太っ腹すぎる!!🤩


ホステル事情

この教科が始まった初日にルワンダへの校外学習についての説明があったのですが、特に「この先生について行って大丈夫なのか?!」と思ったことがありました。

泊まるホステルの一つが修道院により経営されていて、ルワンダでは宗教上、結婚していない男女が同じ部屋で寝ることが禁止されています

去年ルワンダへ校外学習に行った時 (その前の年まではウガンダでした) は、そのことを知らずに男女一緒の部屋で寝た生徒がいたそうで、トラブルになってしまったそうなのです😅

今回も人数的にどうしても男女一緒になってしまう部屋があるとのことで、先生の必死に考えた解決法がこちら💁🏻‍♀️

「どちらかが男子のふりをするか、どちらかが女子のふりをするかだね…。最終手段はもう書類上結婚するかだね。」

と言われましたが、いまだに冗談なのか真剣に言ったのか分かりません。

クラスメイト全員大爆笑だったのですが、私は全然笑えませんでした😂

今となっては先生のキャラが分かってきたので、冗談だったのかもしれません。


おまけ: ルンドにマクロン大統領🇫🇷が来た!


水曜日の午後は、ルンド大学にてマクロン大統領🇫🇷とスウェーデンの首相との対談イベントがありました!

私はその日まで知らなかったのですが、どうやらその対談を見れるチケットが販売されていたそうです。

私のクラスメイトのフランス人とイギリス人ハーフの子が、なぜかスーツを着て大学に来てたのでなんでだろうと思っていたら、どうやらこのイベントに参加するからだったようです😂


よーく見るとメディアもいっぱい来てるではないかーっ!!

スウェーデン人のクラスメイトが「教育熱心なマクロン大統領だからルンド大学に興味があって来たんじゃない?!」と都合よく解釈していて笑えました。← 99.9% 違うと思う

ルンド大学の白い建物にも珍しく、トリコロール🇫🇷の旗が立っていました!

屋上にいるお巡りさん、寒いのにお疲れ様です🫡

家族に写真を送ったら、そのお巡りさんはスナイパーなのではないかという疑惑が出ています。← 怖っ!

ちなみに私は屋上にいるお巡りさんを見た瞬間、BBCドラマ「ボディーガード」のバッド巡査部長を思い出しました😂


マクロン大統領を待っていても寒いだけなので、その後は友達に教えてもらったセムラ味の紅茶を目当てにお気に入りの紅茶屋さんへ行きました!

ルワンダに行く前にセムラは絶対に食べなあかんと自分の中で決めています笑。


スウェーデンにセムラの季節がやってきた今日この頃です!

何味を食べようか迷うなー!!😍



ルワンダに関しては、今日の今日まで本当にどんな校外学習になるのか具体的な予定を教えてもらっていないのです😱

ルワンダのどこに行くかとどのルートを通るかなどを先生の大雑把な手書きの地図で教えてもらったのみです😂

クラスメイトのハイテンション具合に少々引いている私ですが、個人的には楽しみでもあるし心配でもあります🙃

ルワンダからブログを更新したいのですが、パソコンを持って行かないため、スウェーデンに帰ってきてからの投稿となります!

そろそろパッキングし始めなきゃ…。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🇸🇪


Hej då!

✦ nana ✦

nanaironikki.co@gmail.com 

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