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家族の物語をシェア〜シーズン1

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家族の物語〜新シリーズ。話数が増えてきたので、 これまでのお話はこちらにまとめていきます(^^) 写真は父母と最後に撮った家族写真です。
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#家族の物語

⑨兄に隠された父、再会することができずあの世に旅立ちました。

⑨兄に隠された父、再会することができずあの世に旅立ちました。

父を探して弁護士同行で熊本へ行った私。
結局、探し出すことも出来ず東京へ戻った。

果たしてこの後どうすればいいのか…
途方に暮れてしまった。
弁護士は探す手立てを模索してくれてはいたが、私は気がきではなかった。

なぜかと言うと、最後に見た父はかなり弱っていたから、また会える時まで元気でいてくれるかどうか。

時間だけが過ぎていく中でかなり焦っていた。

その後、兄も弁護士を立ててこちらに連絡し

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⑦兄が呼んだ警察官「民事不介入、平等」なんて全くのウソだった!間違った国家権力恐るべし。

⑦兄が呼んだ警察官「民事不介入、平等」なんて全くのウソだった!間違った国家権力恐るべし。

私が父に会いたい一心で玄関の前に立ち尽くしていた時、一台のパトカー🚔が実家の門の前に止まった。そこから2名の警官が降りてきて、「〇〇さんですか?」と私の名前を確認してきたので、「はい、私です」と答えたらお話を聞きたいと言われた。

まず、
「ここに何しに来ましたか?」と聞かれる。

私は、最初のその一言にも憤りを感じたが、必死に耐え冷静に「父に会いにきました。ただそれだけです。実の娘なので。父が

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⑥父を探して実家へ〜なんと!そこに駆けつけたのは警察官👮‍♂️だった。

⑥父を探して実家へ〜なんと!そこに駆けつけたのは警察官👮‍♂️だった。

弁護士より、一日早く熊本入りした私と息子。
実家を探しても父を見つける事が出来なかったので、地元の病院や心当たりのある施設などに電話を掛けまくって、父がいないか聞いた。

でも、父は見つからなかった。兄夫婦が病院や施設に口止めをしているのかもしれないと思ったが、私にはもうこれ以上どうすることも出来なかった。

そこで、町役場の福祉課に相談に行く事にした。

2名の弁護士も同行していたので、役場の人

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⑤ ◆衝撃の写真と共に◆行方不明の父を探して〜実家から閉め出された私。

⑤ ◆衝撃の写真と共に◆行方不明の父を探して〜実家から閉め出された私。

※ 写真は、実際に実家の前に貼られた張り紙。

これまでの話はマガジンにまとめました⬇︎
※現在①〜④です。写真は最後の家族写真です。

父が病院から忽然と姿を消した後、警察へ捜索願いを出すも虚しく…行方知れず。

私は弁護士2名に同行してもらい熊本の実家に向かうことにした。厳密に言うと、私と息子は1日前乗りして熊本入りし、実家の様子を伺うことにした。

空港から実家に向かい門の前に車を止めると、

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④家族の捜索願いを出す⁈ 精神病院から突然いなくなった父の話し。

④家族の捜索願いを出す⁈ 精神病院から突然いなくなった父の話し。

上手に私を騙して父を精神病院に入れ、私と孫である息子から引き離し、父を弱らせた兄夫婦。その事実を知って愕然とし、父と再会したその夜、私は熱を出して寝込むほどショックを受けていた。そして、

このまま父を兄夫婦に任せておけない…と
強く決心した。

このまま父を兄夫婦に任せておいたら、父は確実に死期を早めることになる…と、弱りきった父の姿を見て思った。

これじゃあ「間接殺人じゃないか!」殺人は、直

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③精神病院からやっとの思いで外泊「病院に戻るなら死ぬ。」と言った父の話し。

③精神病院からやっとの思いで外泊「病院に戻るなら死ぬ。」と言った父の話し。

自宅へ帰りたい”という父の願いを叶えるために、兄夫婦と格闘の末、やっと12月31日から一泊だけの外泊許可を勝ち取った、その後の話です。
これまでのお話はこちら↓
(話が増えてきたらまとめる予定です)

あ〜でもない、こ〜でもないという理由を並べたて、父が自宅に帰ることを認めようとしない兄夫婦。担当医や看護師長の助けを借りて何とか一泊だけの外泊許可が出た。

なんで一泊だけなんだよ〜〜〜!!!と心の

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②蛙の子は蛙!医者を目指すヤクザな姪っ子の話し。①話のこぼれ話です。

②蛙の子は蛙!医者を目指すヤクザな姪っ子の話し。①話のこぼれ話です。

①話はこちら↓ 
この話を読んでいただくと今回の記事が
より理解できると思います。

兄夫婦によって精神病院に入れられた話しに、実は…もうひとり驚くべきキャラクターの登場人物がいる。それが表題にもなっているヤクザな姪っ子である。

兄夫婦の一粒種である姪っ子は、自分の家族以外の人間を見下し、なんでも「一流でなければいけない」という思想を植え付けられて育っていた。

私には、何を基準に一流と言うのか

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①兄夫婦に精神病院に入院させられた父の話し。シリーズ開始です!

母が亡くなってからの父は本当に見ていられないくらい痛々しかった。母が亡くなる前の父はとてもワンマンでワガママで、キレるは怒鳴るはの昭和の頑固親父そのもので、正直好きとは言えなかった。

でも、母を亡くして寂しさに身もだえている父は別人のように弱っていった。
私は、東京から熊本にいる父の元に出来る限り出向いて父との時間を過ごすようにしていた。

でも、段々と私が父の元へ行く時は、父の側に住んでいる兄

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