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3月と4月の振り返り 考えていたこと

大好きな映画のサントラを聴きながら、3月と4月の振り返りをしようと夜中にキーボードを叩いています。深夜は寄り添う。朝は背中を押す。そう思っています。

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全てのことが思うようにいかない日々だけど、おかげさまで私は元気に暮らしています。これを機に自分の中で大切にしたいことや確固たるものたちに気がつきました。思っている以上に愛しているものたちにも。

いつものような目標に対しての振り返りはあまり思うようではないけれど、それでもこの私の2ヶ月についてこっそり教えるね。ナイショ話ですよ。

3月の振り返り

洋書1冊、和書2冊
勉強時間の確保
radiotalk2本
図書館に行く
こまめにストレッチと階段使う

階段を使うとか、図書館に行くとか、今では毛頭考えられない目標を見ると、2月の段階で私たちが感じていた生活は今と全然違うのだなって思い出すよね。

洋書・和書に関しては和書のみですが2冊は達成。このほかに漫画も2作品読みました。お仕事で本と関わる機会ができて、すごく嬉しかったです。密かにやれたらいいなあと思っていた作品で書けたので目標を上回る結果でしたね。お時間のあるときにでもぜひ。

今の密かな目標は「OSをアップデートできる」本を読むこと。価値観揺さぶりたいです。友人の面白い言葉をお借りして表現してみました。基本的に常にアップデートしていくものだと思うのよ、価値観って。その歩みを止めない本に出会いたい。

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3月の後半から、私たちの生活はゆるやかに不安へと吸い込まれていきました。言葉にならない不安定な気持ちを抱きしめながら、少しでも楽しいことを見つけようともがいてきたよね。

その結果いま、おうちで楽しいことっていうトピックがたくさん特集されていて、少しほっこりしたり。楽しいこと、みんなみつけようね。

4月の振り返り

4月は目標も決めず突っ走っていました。

ひとつひとつに向き合っているうちに、すぐに4月がすっとんでいってしまって。もう少し丁寧に生活できたらよかったなあ、なんてちょっぴり思う。それでもお仕事がすごくやりがいがあったし、楽しいことばかりでした。

暖かくなってきて、嬉しくなったりソワソワしたり、春の気持ちに酔いしれていた。初夏に差し掛かる頃には、自分がを思う小さい幸せをいくつも思い出していた。採集するの、そういう日々を。

私のちいさい幸せ採集箱

いくつか、気にかけていたことがありました。そして気づいたこともありました。小さい幸せ、丁寧に標本にしています。

・食器洗い中に偶然できるシャボン玉
・風に乗って部屋に入ってくる若葉の香り
・雨上がりの水滴に反射する西陽
・コップの中の氷が溶ける音
・こどもたちの蹴るサッカーボールの音

食器洗い中にできるシャボン玉が好きです。ディズニーアニメーションの『シンデレラ』のワンシーンを思い出します。当たり前の生活の中で、もしかしたら私プリンセスなのかも!と思える瞬間です。ねずみが歌い出したら気をつけなきゃ。いよいよお城にいく時が来てしまう。緊張。

暖かくて気持ちがいいし、衛生的な面でも最近よく窓を開けています。少しだけ、新緑の香りがふわっと入ってきて、同時に風に押し上げられるカーテンから太陽の香りがします。まだ少しひんやりしていて、急に胸が締め付けられるような切なさも感じます。私はこの香りにすごくノスタルジーを感じるたちで、それぞれの年齢の時に私が嗅いだ太陽と若葉を思い出すの。今は私が初めてこの香りを認識した頃の母の年齢に近づいている。風景は刻一刻、変わる。

雨上がりに西陽が差すと、いつもよりキラキラしていて眩しい。たまに水たまりに青空が映ったりしていて、嬉しい。小さな無数の水滴にパチパチ反射して輝く強い光に、勇気をもらう。希望ってよく光で表されるけれど、もし本当に目の前に希望があったらこんなふうに光るのかもしれない。

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ぼうっとラップトップに向かいながら仕事をしていると、ふとコップの中の氷が溶けてカラカラと音がする。氷の音が好きで、突然全身がスッと冷たくなる気がする。ハワイのホテルで、氷の入ったグラスで水を飲むことを思い出すから。ホテルの空調があまりに冷たくて、二の腕の表面をひんやりさせる。そのときの身体の冷たさを一瞬で思い出す。全身で覚えている幸せの音色。

同じように思い出と紐づいて好きなものもたくさんある。こどもの蹴るサッカーボールの音もしかり。にぶくて、足のいい場所に当たってない転がり方をする4号球のサッカーボールの音。私はずーっとサッカーが好きで運動してきたから、この音を聴くと懐かしくなる。とくに上手い人じゃなくて、こどもの蹴るボールの音が好き。未来と、勇気の音。懐かしく思ったり、応援するような気持ちになったり、不思議な感情だけど、とても好きな音。

3・4月のプライベートなこと

よかった映画
・『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
・『ハリー・ポッターと賢者の石』

ドノヴァンは作品評を書いています。
ハリー・ポッターは、電子書籍でエッセイ集を読んでから観なおしタイム中です。オールタイムベストよね。レビオーサ!

よかった本
気に入りすぎて書かずにはいられない。
E.L.ジェイムズの『ミスター』上下巻は最高でした。私は主人公をティモシー・シャラメで想像しながら読んだけど、ぜひそれぞれの好きな俳優に当てはめて読んでほしい。すでに映画化権は買われているので、映画化に期待。

電子書籍限定本ですが、『ホグワーツ権力と政治と悪戯好きのポルターガイスト』などpotter moreのエッセイを集めたシリーズもおすすめ。

よかった音楽

ちょっとニッチなカルト映画『ロッキー・ホラー。ショー』より。大好きな作品なので度々サントラ聴いています。2011年版の舞台も観劇したけど、当時のブラッド役は中村倫也さんでした。なんと!

そんな訳で、3月と4月の振り返りを終えたいと思います。

合わせてどうぞシリーズ。


nana


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