そっと背中を押して さらに遠くへ
6月から時が経ち、いつの間にか9月に。
そのあいだに気付いたり、考えたり、立ち止まったり、走ったりした。電車の窓から見える景色のことを考えたり、信号待ちの小学生のことを考えたり、いつも以上に多くのことに目を向けていたと思う。
この3ヶ月は内省の時間だった。短いスパンで自分の価値観をこねくりまわして、アップデートしたり、初期化したり、構築し直したりとせわしなく過ごしていた。今の時世というのは、良くも悪くも“自分”とばかり深い付き合いになってしまう。私はフリーランスなので、自分