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脳内のkoedananafusiが突然、刑を思いついた


日々、様々なことを考えている。妄想もしている。
脳内だけ忙しいkoedananafusiです。


今回の話はたぶん、
面白くはないかな。面白おかしくというより、こんなんもあるよみたいな淡々とした内容(と私は思っている)

フィクションでも物騒なものは嫌いだという貴方は読まないことをオススメしますよ。



よく、脳内で人間が滅亡しています。
私が滅ぼしちゃったりします。テヘペロ。

今、テヘペロが古いとか言ったでしょ?
そんなこと言う人は滅ぼしちゃうぞ☆
(全てはノリのなせる技。現実の私は無表情)

U-NEXTで、毒のある生物をスローやハイスピードカメラでとらえたドキュメンタリーを楽しんでいた時に、ふと、ある植物を思い出したのです。

その名は『ギンピーギンピー』

オーストラリアのお友達は震えたのではないでしょうか。
オーストラリアにお友達はいないんですけれどね。コアラとカンガルー。クオッカワラビー。

ギンピーギンピーはオーストラリアに生えているイラクサの一種です。

イラクサといえば白鳥の王子でしょうか。
しかし、あれは西洋イラクサのこと。
西洋イラクサはきちんと処理すれば食べられます。
薬効もあります。

しかし、ギンピーギンピーはそうはいかないかもしれません。(どうやら毛を処理した実は食べられるようです)
イラクサの多くの種が、細かい棘をもつ有毒植物です。
その中でも、触れただけで激痛に襲われるギンピーギンピーは最強だと思います。

危険な植物だとジャイアントホグウィード(セリ科の植物。とても大きくなります)も中々だと思うのですが、ギンピーギンピーの棘は刺さると抜く事が困難であり、処置に失敗すると皮膚の中に残り数年単位で痛むといいます。
少し、くらげの毒に似ていますね。 

これを書いたあと、調べ直したら2020年に研究チームがギンピーギンピーの毒を解明したとありました。それから、処置云々ではなく、恒久的に痛みを感じさせるように電子回路に作用するんだとか。…このへんは難しくて、あとで調べ直します。
「植物なのに動物的な毒の構造」とのことで、恐ろしいことです。

さて、そんなギンピーギンピーを軍事利用しようという目論見も過去にはあったらしいのです。
ギンピーギンピーの有毒の毛が舞う戦場など想像しただけで身の毛もよだつ恐ろしさ。
というか、風向き一つで仲間もやられる無法地帯になりかねません。
やめていただけて良かったです。

ギンピーギンピーの毒は人を殺めるほどではないらしいのですが、人を自殺に追いやるほどの危険植物なのは有名かも。過去には触れてしまった馬が死んでしまったなどの事例もあるようです。 
耐えられないほどの痛みということです。
ちなみにオーストラリアの有袋類の一部には毒が効かないらしく食べられているとのこと。
ギンピーギンピー。ツンデレか。
……というか、オーストラリアの動物たちは凄いですね。コアラ然り。


そんなギンピーギンピーを刑に……

どんな妄想だよって話ですが
「死刑にしろーっ!!」ってなんだかなぁって思うことがあるんです。
だって、普通に死刑にしたら何にもならないじゃないですか。
犯人が更生出来るかもしれないじゃないですか。
それか、普通の人間的な生活では有り余るエネルギーの持ち主かもしれない。
ただ、刑務所で生活させて、死なせて終わるっていうのも納得しない人だっているでしょう?

ならば。

ギンピーギンピーチャレンジを受けてもらおうって考えたんです。
受刑者には恐ろしい痛みを生み出すギンピーギンピーが生える場所を探検してもらうんです。装備なしで。服はあげますけど。
ギンピーギンピーを上手に避けられれば痛い思いはしません。たぶん。
それには植物の知識を真面目に入れる必要があるでしょう。事前に学習時間を設けましょうね。
自然を相手に本気でサバイバルをしてもらいます。
何かに集中して、生命の危機を感じながら乗り越えることは、きっと極悪犯罪で得られる何かと近い所があるんじゃないかって思うんです。

そして、成し遂げた時、何か変わるかもしれない。

だから……。

そこまで考えて、じゃあ、もし、ギンピーギンピーに触れてしまったらどうするか?も考えたのですが…脳内の私が当たり前のように「運が悪かったですね。」で終わりにしたので、震えました。
治療してもらえないらしいです。自殺するほどの痛みなのに。
本気のサバイバル。
さすが、刑。残酷……どの刑より残酷かもしれません。一瞬では終わらない痛みの刑です。
いや…中世ヨーロッパが誇る拷問器具の数々のほうが残酷かしら…うーん……痛みや苦しみの種類が違うか……そもそも、あれは拷問……ぶつぶつ……なんにしてもギンピーギンピーチャレンジは想像を絶する緊張感なはずです。

希望と絶望のサバイバルな刑。
希望があるのがいいかなって思います。


昔はよく、サバンナやアマゾンで生き延びられたら、そのまま生き延びる。られなかったら、動物の糧になる。という刑を考えていました。
緩やかな死刑という感じかもしれません。

人間をどうにかするより、自然相手に本気出して、どうにもならなくなったほうが健全な気がしませんか?
人間としてではなく、生物として試されるということです。

勿論、ただの妄想で、こんなもの法律でOkになったらあっという間に人権保護団体に訴えられちゃうでしょうね。
人間の尊厳だの、倫理だの、なんだのかんだの。

人間は人間を獲物だとか天敵だと思ってるから、人間同士で攻撃と防御を繰り返しているのだと思うことがあります。
でも、装備も何もない人間は簡単に、自然界にいる者達に命を奪われることでしょう。小さなアリのほうがよっぽど強い。
人間は強くない。完璧でもない。
道具がたくさんあるから勘違いしてしまう人もいるんだと思います。


人間にとり憑かれて、人間をどうにかこうにかしたいような犯人さんたちは人間から離して、生き延びてみてもらうのもありだと思うのです。
そして、それを知ることで自然相手に立ち向かってというか、畏れの対象を遥か大昔のように自然に戻していけば、人類滅亡しなくて済むかもしれません。

衝動を抑えられない人もね。近くに人間がいなければ、殺人も誘拐も強盗も、なにもないですから原因を遠ざけたら、穏やかになるかもしれませんし、うまく自然に適応して強く逞しく生き延びるかもしれません。 

『苦しめて殺す事が目的の刑ではありません。
ギンピーギンピーチャレンジには可能性があるのです!』ってポスターにしよう。本当にそうだから。

と、妄想して、ギンピーギンピーの痛みを妄想して震えて、最近の研究結果が面白くて、やっぱりすごいぜ自然界!!となりました。

チラッと出てきたジャイアントホグウィードも凄い毒性の植物ですので、興味のある人は調べてみてくださいね。

そんな事も考える。
それがkoedananafusi





サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。