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『売らないの?』って聞かれるけれど

私は「作る」全般が好きだ。
色々なものに手を出して遊んでいる。

(妹にあげたキリンTシャツ。下描き消える前の撮影)

ある時は、布描き絵の具でTシャツに絵を描いて人にあげたり

(摘み細工)

ある時は布を摘んでピアスにしてみたり

(糸巻き玉だらけ)

またある時は、糸巻き玉の魅力にハマって色々作って、人にあげたり

(彼の名前はぷちさん)

手元にあったフェルトで謎めいた『ぷちさん』を作ったり、ぷちさん出演の動画を作ったり

実に様々な物を、自分の解る範囲で作っている。

楽しい。作るのは楽しいし。
あ、最近は凝ってないけど、料理も好きだ。
話を作るのも好きだ。noteにも創作した物語を載せている。

こんな具合で、本当に手を出せるものを手当たりしだいやっている私だが、一度だって「商売」にした事は無い。

友達からは「売ればいいのに」と言われる。
私も「売れたらいいのに」と思う。

しかし、そこには大きな大きな壁がある。


私の実家は自営業だった。
祖父が営む自転車屋の店先で、私は祖父が手を油まみれにして自転車を修理するのを常日ごろ見てきた。
祖父は人付き合いが上手かった。お客さんに覚えてもらえる人だった。
小さい頃は、家から遠く離れた別の地区で迷っても、祖父のお客さんがそこかしこにいて助けてくれた。
「おじいちゃんには良くしてもらったから」と小さな私や妹にお茶をご馳走してくれたり、一緒に遊んでくれたりするお客さんが沢山いた。

あの繋がりこそが「自営業」の強みだ。
そして、その繋がりは祖父の人柄と手腕あってこそだった。

私にはまず、腕が足りない。片手間で作った物はやはり作りが甘い。そんなものにお金を出せとは言えない。本気で売りたきゃ、業を磨くしかない。
更に、繋がりだ。営業をかけない自営業なんて、本当に周りに恵まれでもしなきゃすぐに埋もれる。人と繋がるのは簡単なようで大変だ。

そんなわけで、大きな壁を感じる私は「売る」段階にはないのだった。

今や世の中ハンドメイド時代。
私如きの手先では、本物器用さん達には劣る。
小説だって、ずっと書き続ける力のある人が残っていく。
「継続は力なり」そして、そのうえで「進化し続ける事」が大切なのだ。
私は何でも屋すぎる。占いも「店だしな」とか友達はいうが、勉強してなんぼの世界だから、気ままに見てほしい人を見るほうが楽!

そう。対価を貰うということは、対価に見合う物を差し出すということ。

厳しき…………私の飽きっぽい性格上厳しい世界だ………

(ユニット折り紙の桜くす玉2つ)

試しに売ってしまえ〜も出来なくは無いが、やはり手に取る人には満足してほしいから出来ないなーと思う今日この頃。

なんかタダであげるのはいいんだよなぁ。むしろ貰ってくれたら嬉しいというか…ハンドメイドなんて貰っても困る人多いじゃない?

(小さく折りたくて作りすぎた子達)

まぁ、作るのは自由だし、何時か何かにしたいなぁとか思う。
本当は、社会に出るの好きじゃないから、自分の好きがお金になればっておもいもあるけれど
「商売」ってそういうもんだけではないからね。
だいたい、私には商売っ気が無いんだもの。笑

とにかく、今は実力もないし『売れない』と思ってる。ただ、作った物褒められたら嬉しいし、貰ってくれたら嬉しいし、嬉しいって気持ちは大事だと思ってるので『こんなちんけな作品載せやがって!』と心の中で思ってても「凄いですね〜(棒)」ってたまには褒めてください!笑
喜んで作る気がおきます。笑

(とか言いつつ、試しにLINEスタンプは作って売ってたりする)

今後も色々なものに手を出して、あーだこーだ言っていきます!
ひとつだけ言えるのは、ものを作るのは本当に楽しいということだけだー!


ここまで読んでくれて有難う御座いました!
『書きたい』と思った事を勢いで書いています。
日々、ギリギリ生きています。また別の記事でも会えたら嬉しいです!

広い電子の海で、ここにたどり着いて、ここまで読んでくれたあなたの世界がワクワクとした創造で満ちていますように!

あー、夜ご飯作らなきゃー!今日はシチューにしますっ(`・ω・´)ゞ


サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。