【母と娘のパリ日記-8】ディズニーランドパリ、ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク①
母と娘のパリ日記。
すべて忘れたくないほど、楽しかったパリ旅行。
いつか「こんなことがあったね」って
この日記を見て、母と懐かしく思い出せるように
楽しかったこと、困ったこと、出会った人たちのこと
ほかの人から見たら、それいる?って情報まで
私たちにとって大切な思い出を記録します。
あたたかく見守っていただけると嬉しいです。
前回はサンジェルマンデプレと、オペラ周辺をお買い物三昧。
今回はディズニーランドパリとウォルトディズニースタジオパークへ
行ったお話。
せっかくフランスに行くなら、モンサンミッシェルへ行きたい人が
大多数だと思うが、わたしたちにはどうもしっくりこず。
というわけで、ディズニーランドへ行くことにした。
今日は朝からディズニーランドへ行く!
ディズニーランドへは、RERという高速鉄道でも行けるが
わたしたちはオペラガルニエ前からバスで送迎してくれる
入場チケット付きツアーに申し込んだ。
パリのディズニーリゾートは、
【ディズニーランド】と【ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク】が
徒歩5分の距離に向かい合っている。
せっかく行くのだからと、欲張って2パークに入場できるチケットを選択。
朝から大騒ぎだったパークチケット事件
ディズニーランドに行くというのに、朝から雨が降っている。
昨日のように街中をウロウロする日よりは、ポンチョで解決できる
ディズニーランドの日でよかったと、自分たちを納得させて
雨の中、集合場所のオペラガルニエに向かう。
ツアーの集合時間は8時20分。
時間に少し余裕を持たせてホテルを出発。
ホテルからオペラガルニエまでの道は、もう完全に覚えた。
マップを見ていたら、気づかなかったお店もあるものだ。
雨のパリを眺めながら、オペラガルニエまで到着。
赤いベストが目印の係員さんに声をかけられる。
「ディズニー行く人やね?これ、2パークチケット2人分ね!
このQRコードをアプリで読み込んで、スマホにチケット入れておいで~。
雨降ってるし、そこのスタバでしたらええよ!」
と白黒印刷されたチケットを手渡され、
スタバまで、半ば強制的に連れていかれた。
え~、いま全然コーヒーいらんのに…とは言えないほど
スムーズな流れだった。
雨もきつくなってきたので、渋々スタバに入る。
レジに並んでいる間に、サクッとチケットを読み込んでおこう。
日本からディズニーランドパリのアプリをダウンロードしていたので、
読み込みは簡単!…なはずだった。
1枚目はすぐに読み込まれたが、2枚目がどうしてもエラーになる。
はて?英語のエラーメッセージをスクリーンショットして
翻訳にかける。
このチケットは有効期限切れで無効…?
なにをおっしゃっているの?いまもらったばっかりよ?
と自分の手にあるチケットを見る。
フランス語で何かいてるかよく分からん。
ただ1つだけ、確実にあかん雰囲気の数字が並んでいる。
27/03/2024、これって2024年3月27日までしか使えないってことよね?
今日は2024年6月中旬。
ということは、期限切れてるやん。
えらいこっちゃ~!!!急いで係員さんに言わないと!
スタバでコーヒーなんてしている時間はない。
レジ前だったので、ギリギリセーフ。
スタバのオペラ店といえば、インスタやガイドブックでよく見る
豪華なスタバじゃないか。
せっかくなので、急いで写真を1枚撮ってから集合場所までダッシュ。
先ほどの赤いベストを着た係員さんに、
エラー画面とチケットの日付を指さしながら拙い英語で必死に伝える。
「これ見て。有効期限切れてるって出るねん。
ほんでこのチケットも見て。3月までやからあかんよね?」
係員のお姉さんも、えらいこっちゃ!と分かってくれた。
この係員のお姉さんも冷静で、とても仕事ができる人だった。
「すぐオフィスに確認するから待ってね。とりあえずバスには乗って!
新しいチケットはどうにかするわ。電話番号とWhatsApp教えて!」
と言われ、海外ローミングしているだけで
電話が使えるかも分からないまま、とりあえず番号を伝える。
そして次にWhatsAppだ。なにそれ?
直感で、たぶんメッセージアプリだろうと理解した。
「WhatsAppはしてないねん。メールでもいいかな?」と
メールアドレスを伝える。あとはお姉さんと神に祈るしかない。
そうこうしているうちに、バスが到着。
チケットは1枚しかないが、お姉さんを信じて行くしかない。
日本人だけではないツアーなので、車内はさまざまな言語が飛び交う。
後ろから、スペイン語っぽい会話が聞こえてくる。
車内でおめかしを始めたようで、
海外特有の甘ったるいスプレーの香りが広がる。
うぅ、ちょっとキツイな~。でも海外って感じするわ~。
バスはオペラガルニエのほか、パリ市庁舎あたりでもお客さんを拾って
ディズニーランドパリへ出発。
バスが走り出してしばらくしても、メールは届かない。
不安に思っていると、さっきのお姉さんが席まで来てくれた。
「オフィスがチケット送ったって言ってるから、確認して~」
と言われるも、届いていない。
メールアドレスを伝え間違えたか?と一抹の不安がよぎった。
もしかしてと思い、迷惑メールを確認すると
にっこり微笑むグーフィー柄のチケットを発見!
お姉さんに「届いたよ!メルシー!」と報告。
フランスでおひとり様ディズニーランドデビューせずに済んだ。
あ~ドキドキした。
フランス語が分からないからこそ、
チケットの代行手配と往復の送迎付きにしたのに…と
一瞬もやもやしたが、面白い経験ができた。
拙い英語でも、何とかなる!と自信になった。
親切に素早く対応して下さったお姉さん、本当にメルシーでした!
もし今後行かれる方は、チケットを受け取ったらすぐに
日付や2パークになっているか、確認した方がいいですよ!
そしてディズニーランドパリのアプリダウンロードも忘れずに!
ディズニーランドパリまでは高速に乗って約1時間。
車内では、アプリは便利やからダウンロードしたほうがいいよ~とか
帰りのバスの集合場所はプーさんが目印やで~とか、
もしバスに乗り遅れたら、RERで帰れるけどちょっと大変やで~って話を
さっきのお姉さんが、英語とスペイン語でアナウンスしてくれる。
このお姉さん、フランス語もできるだろうから
フランス語、英語、スペイン語のトリリンガルか~!と羨望のまなざし。
母は途中から眠っていたけど、
パーク内で1分たりとも無駄にはできないので、
観たいショーの時間と、絶対に乗りたいアトラクションを書き出して、
まるで天才数学博士のように、カリカリと時間配分を導き出す。
フランスの景色も見逃したくないから、それはそれは忙しい車内だった。
駐車場の目印は大切
帰りのバスを逃すまいと、必死に目印になりそうなものを連写。
お姉さんが言っていたプーさんのほかに、テントのトップの写真を撮った。
ミニーのテントに入り、次はミッキー、最後にドナルドをくぐる。
たくさん写真を撮ったから、これで忘れないぞ!と思っていたが、
帰る頃にはすべての記憶を失っていた。
写真だけが頼りだったので、みなさんも撮りましょうね!
パークに到着
やったー!朝から大騒ぎしたけど、パークに着いたぞ!!
時刻は10時前。やや出遅れ感があるが、仕方ない。
ウォルトディズニースタジオパーク
まずは「レミーのおいしいレストラン」のアトラクションがある
ウォルトディズニースタジオパーク(以下、スタジオパーク)へ向かう。
スタジオパークには、ピクサーやマーベルのアトラクションもある。
入園してまず行ったのが、おみやげ屋さん。
おみやげではなく、まずはレインポンチョを買う。
ミッキーの下にDisney Land Parisと書かれているシンプルなポンチョ。
ほかに種類はなく、これ一択。
雨をしのぐことはもちろん、この日は寒かったので、防寒にも役立った。
またバッグの上からかぶってしまえば、スリ対策にもなるので安心!
レインポンチョを着て、さっそくレミーのアトラクションを探す。
今回、ディズニーランドパリに来るために予習として
レミーのおいしいレストランを見てきたほどの気合を入れてきた。
*RATATOUILLE【アトラクション/スタジオ】
こちらがレミーのアトラクション「RATATOUILLE(ラタトゥイユ)」。
「レミーのおいしいレストラン」は日本での映画の名前で、
原題は「Ratatouille」。
ラタトゥイユ、映画にも登場するフランスの野菜煮込みのことだ。
いつもは大人気アトラクションのようだが、雨の影響もあってか
今日は20分待ち。
さっそくラタトゥイユに乗ってみよう!
建物に入ると、そこはネズミが走っていそうな夜のパリ。
映画の舞台となるパリの人気レストラン「Gusteau's」が見える。
この看板になっているシェフは、
映画の中では幽霊の姿で現れるグストーさん。
このグストーさん、陽気におしゃべりしてくれる。
私にはなんて言ってるか分からなかったけれど。
このアトラクションは、レミーの形の乗り物に乗って
レミーと共に厨房やパリの街を駆け回るライド型。
美しいパリ、美味しそうなお料理、レミーのかわいい仲間たちが出てきた。
3D眼鏡をかけて、レミーのすばしっこい動きについて行くので
想像以上にハードだが、楽しい。(乗り物酔いしやすい人は要注意)
わたしはまだ乗ったことがないけれど、ディズニーシーの
ファンタジースプリングスにあるピーターパンと似たようなライドらしい。
乗り物を降りると、レミーのレストランがあった。
ここは早くから予約がいっぱいらしい。
この大きな本、実際にパーク内に売っているレミーのレシピ。
リングイニが失敗してレミーが味付けし直したスープや、
定番のラタトゥイユなど、言葉が分からなくても
眺めているだけで楽しいレシピ本だ。
わたしもレミーのレシピを買って、
映画に出てくるレミーのスープを作ってみた。
ねぎとオレンジのポタージュ。
ねぎにオレンジ果汁を入れるなんて、すこし勇気が必要だったが
さすが天才シェフのレミー。美味しい!
ねぎの甘さ、オレンジの酸味が効いて、爽やかなスープだった。
美味しそうなレミーの厨房を見て、おなかがすいた。
ラタトゥイユの前にクレープのフードワゴンがあったので、ひとやすみ。
シュガーバターのシンプルなクレープ。
もっちもちで美味しかった。
腹ごしらえを済ませ、次に向かうは「TOGETHER」というショー。
まだ少し時間があるので、ラタトゥイユ近くを散歩しながら
シアターへ向かおう。
スタジオパーク、とにかく工事中のところが多い。
いたるところにパーテーションがあって、
行きたいところに直線では向かえない。
でも、次回来たら新しいアトラクションが増えてそうだから、楽しみ!
*TOGETHER【ショー/スタジオ】
マップ通りには進めないけれど、なんとかTOGETHERの看板を発見。
TOGETHERはピクサーがメインのショー。
入るまでに列に並ぶのだが、列に並びながら
いろんな国の人たちを観察するのが楽しい。
国が違えば、家族のかたち、役割も違う。
男性だけ、女性だけのグループが多く、
ダブルデートみたいな組み合わせはあまり見かけない。
またフランスでは抱っこ紐をつけているのは、圧倒的にお父さんが多い。
日本のパパたち、聞こえてますか~。
このショーは撮影禁止だったので、シアター内の写真はない。
この撮影禁止を注意して回るキャストのお兄さんがかっこいい!!!
まさにディズニーに出てくるプリンスのように、小顔でスタイル抜群。
写真を撮っている人を見つけると、ライトで照らして注意するのだが
めちゃくちゃにかっこよくて、母と釘づけ。
ライトで照らされたい下心を抑えて、きちんとルールを守った。
さて肝心のショーだが、すごく綺麗で楽しかった!
生のオーケストラ演奏が特徴的。
指揮棒をバトンのように繋いで、物語が進んでいく。
トイストーリー、モンスターズインク、カールじいさんの空飛ぶ家、
ファインディングニモ、リメンバーミーなど
ピクサーの作品が次から次へと出てくる。ボリューム満点!
映像と舞台でのパフォーマンス、どちらも綺麗で
海の中にいたり、死後の世界に行ったり、空だって飛ぶ。
フランス語も英語も分からないが、キャラクターや音楽は知っているので
言葉が分からなくても十分楽しめた。
外アツ、中シャリのクロックムッシュ
あっという間に12時。
さっきシアターに来る途中で見つけたクロックムッシュの
キッチンカーが気になったので、行ってみた。
キッチンカーにキャストさんがひとり。
クロックムッシュを注文すると、順番に焼いてくれる。
わたしたちの前に2組ほどいたが、そこまで待たないと思っていたが
1回に2つずつしか焼けないオーブンのようで、かなり時間がかかる。
結局15分程待って、アツアツのクロックムッシュをゲット!
パンはサクッと、チーズは濃厚、ハムの塩気は控えめで、
ホワイトソースも美味しい…と3口ほどかじったときに
シャリっと感じ、口の中がヒヤッとした。
めっちゃ待ったのに、中は凍ってるやん!!
表面はアツアツだったので、一番おいしそうな真ん中を残して
周りをカジカジ。お行儀が悪い食べ方だけど、仕方ない。
でも美味しいクロックムッシュだった。
*Cars ROAD TRIP【アトラクション/スタジオ】
さて次に観たいライオンキングのショーまで、まだ時間がある。
ライオンキングのショーはランドだから、
スタジオパークを今のうちに探検しておこう。
クラッシュのコースターも乗ってみたかったが、待ち時間的に難しい。
待ち時間がないカーズのアトラクションに向かった。
あまりディズニーランドパリに行った人の体験談などにも出てこないし、
ノーマークだったアトラクションだが、これが意外にも面白かった。
大きなトラムに乗って、カーズたちの街をゆったり巡る。
トラムは屋根があるものの、窓はない。
目の前の女の子たちが、自撮りしようとしてスマホを
トラムの外に落としてしまった。
ギリギリトラムには轢かれなかったが、こちらもドキッとした。
(キャストさんが回収して、帰りに受け取っていた。よかったね。)
トラムはゆっくり進むので、赤ちゃんでも楽しめる。
カーズや、メーターなど、カーズの仲間たちと出会う。
途中でなにか採掘中の渓谷に迷い込むのだが、
そこで大爆発が起きて、巨大なスプラッシュに巻き込まれる。
トラムが左右に大きく揺れ、信じられない量の水に飲みこまれ、
乗客はみんなびっくり。母とわたしは突然の激しさに大爆笑。
それまでののどかさから一変して、大騒ぎになるので、
もしスタジオパークへ行くことがあれば、体験してみてほしい。
ディズニーランドパリでは、肩にレミーを乗せている人がたくさんいる。
レミーもいろんなアトラクションに乗ったり、ショーを観て楽しそう!
フードをかぶってその上からレミーを乗せ、
リングイニのように頭に乗せている上級者もいた。
わたしもレミーを乗せたかったのだが、ポンチョを着ていたので残念。
そろそろスタジオパークを後にして、ディズニーランドへ向かう。
東京のように2パークが離れていないので、徒歩ですぐに移動できる。
ディズニーランドパリ
いきなりピンクのメルヘンな建物が迎えてくれた。
こちらはディズニーランドホテル。めちゃくちゃ可愛い!
東京のディズニーランドホテルよりラブリーだね。
ランドに入ると、すぐ正面にお城が見える。
眠れる森の美女のオーロラ姫のお城。こちらもピンクで可愛い。
そしてこの景色、わたしが見たかった景色だ。
これはわが家のシンボルアート。そっくり!!!
この絵は、カリフォルニアのディズニーランドがモデルなのだが、
ほぼ一緒やん!と大興奮。
東京のシンデレラ城より小さめだが、
女の子の夢をギュギュっと集めたTheプリンセスって感じがたまらない。
このころには雨も上がり、ひと安心。
ランドに入ってすぐ向かったのは、ライオンキングのショー。
*The Lion King【ショー/ランド】
思ったより時間がギリギリになってしまったので、
早足でシアターへ向かう。
途中でリメンバーミーのミゲルの像を発見。
後ろにはレストランもあるようだ。リメンバーミー大好きなので
本当はゆっくり寄っていきたいが、今回は見送り。
ライオンキングのショーには、ギリギリ間に合った。
パリのディズニーランドでは、東京のようにショーが抽選だったり
満席で見られないということは、ほぼなかった。
始まるギリギリに到着しても、後ろの方であれば座れる。
ショー好きには、とても嬉しい!
ライオンキングは撮影できたが、目に焼き付けたかったので
今回も撮影はしていない。
このショーは、劇団四季のライオンキングと同じように
ひと、人形が出演していて、キャラクターは出てこない。
俳優さんたち自身が歌っているので、迫力がすごい。
そして出演者の大半がアフリカ系の方で、
アフリカン柄のカラフルな衣装がめちゃくちゃ似合っていて、素敵。
そして何より、彼らが生まれ持ったリズム感、グルーヴ感が素晴らしい。
身体の芯から、リズムが溢れてくるような力強いパフォーマンスは、
本当に美しかった。
俳優さんのほかに、パフォーマーさんもたくさん出てくる。
シルクドソレイユのような圧巻のアクロバット。
こんなすごいもの見せてもらっていいんですか?別料金いりませんか?
ってほどのすごいクオリティ。
みんな姿は人間だし、言葉は分からないけれど
プンバァやティモンが出てくると
「あ!来た来た!」となるのも、さすがだ。
ライオンキングは、とにかくどの曲も素晴らしいが
Circle of Lifeは特に感動した。
なぜかここで「パリに来てよかった~。なんて幸せな時間なんだ。」と
ウルウルきてしまった。
カーテンコールのとき、最後にムファサが出てくるのだが
幕が閉まるまでとにかく悪い。あいつは悪役だって誰でもわかる。
主役はシンバなのに、「俺さまのためにみんなありがとう!」って感じで
目立とうとする。それが最高に悪くて、かっこよかった。
テーマパークのショーというより、
ミュージカルを1本見たような満足感だった。
*La Boutique du Château【ショップ/ランド】
次に向かったのがLa Boutique du Châteauというお店。
オーロラ姫のお城の下にあるこのお店、
一年中クリスマスグッズが売っている。
わたしは毎年1つずつ、オーナメント集めている。
そのため2024年のオーナメントはここで買うと決めていた。
中に入ると、そこはクリスマス!
冬は嫌いだが、クリスマスツリーは大好き。
クリスマスツリーがある家って、幸せな感じがするから。
そしてお目当てのオーナメントもたくさんある。
「1つには絞れないし、今年はたくさん買っていいんじゃない?」と
わたしの中の悪魔がささやく。
「そのとおり!次はいつ来れるか分からないし買えばいいよ!」と
わたしの中の天使もすぐに合意した。
結局、2つのオーナメントと、キャンドル置きを買った。
可愛すぎるでしょ!!クリスマスが待ち遠しい。
あまりにも繊細だったので、この3つは帰りの飛行機でも
手荷物で大事に持って帰った。
*It's a small world【アトラクション/ランド】
ランドに入ってから、まだアトラクションに乗っていないので
一番近くにあったスモールワールドに行くことにした。
外観は東京と同じ感じ。
東京はリニューアルしてから、ディズニーキャラクターが
たくさん出てくるようになったが、パリは昔のまま。
世界各国の名所や民族衣装を着た子どもたちがいる。
フランスはエッフェル塔に、ムーランルージュのフレンチカンカン。
日本。お雛様がいるけど、お内裏様はお出掛け中なのか不在。
アメリカ。華やかで可愛いな~。
*Café Hyperion【カフェ/ランド】
時刻は15時。
クレープもクロックムッシュも、母と半分こだったので小腹が空いた。
おやつを食べに行こう。
カフェを探してさまよっていると、フック船長がやってきた。
どうやらお帰りの時間のようで、道をお譲りした。
ふと撮った一枚だが、なかなか決まってるじゃない!
ディズニーランドパリは、カフェやレストランが東京に比べると少ない。
やっと見つけてもコース料理だけだったり、
予約しないと入れなかったり、ちょっと休憩するのに困る。
たどり着いたのはCafé Hyperion。
スターツアーズの近くにあり、近未来的なカフェ。
ソフトクリームを食べるつもりだったが、急に気が変わって
塩気が欲しくなったので、ハンバーガーに変更。
BB-Burgrrを注文。
スターウォーズのBB-8のハンバーガーらしい。
フランスあるあるで、ここのレジもめちゃくちゃ進みが遅い。
買うだけで15分くらいかかった。
このあたりから、これはレジの人が悪いのではなく
これはフランス人の国民性だと気づいた。
日本人はだいたい、並んでいる間にメニューを見て決めている人が多い。
しかしフランス人は、並んでいる間はおしゃべり。
レジに着いて、初めてメニューを選び始める。
せっかち関西人としては、「決めてからおしゃべりしたら?」と思うが
マイペースな国民性なので仕方ない。
いつかフランスで暮らすように滞在したいとは思うが、
せっかちを直さないとストレスが溜まりそうだ。
ようやくハンバーガーをゲットして、ほっと一息。
このハンバーガーも美味しかった。
フランスに着いて4日目、さすがに日本食が恋しくなるかと思っていたが
まったく大丈夫だった。自分自身の意外な発見だ。
*Mickey’s PhilharMagic【アトラクション/ランド】
すこし休憩してお店を出ようとすると、また雨だ。
ポンチョを着て、いざ出陣。
次はわたしがディズニーランドで一番好きなアトラクション
フィルハ―マジックへ向かう。これだけは絶対入りたかった。
このカフェから近いので、雨でも平気だ。
東京のフィルハ―マジックは、
劇場って感じでロビーにも絵やオブジェがあるけれど、
パリのフィルハ―マジックはとてもシンプル。
言葉はフランス語(たまに英語も混じってた気がする)だけど、
内容は東京と一緒。
ただ、パリの方が画質がきれいだった気がする。
東京とパリで一番違うのは、子どもたちの反応。
東京でも3Dで飛び出すドナルドや楽器を、掴もうとする子はいるけれど
パリの方が反応が大きい。
ほぼ立ち上がっている子や、お母さんに腕を抑えられている子もいる。
感情表現の仕方って、子どものころからこんなに違うんだ!とびっくり。
東京では最後に、ドナルドが飛び出してきて、
後ろの壁にぶつかっておしりをぷりぷりさせるが、
パリでは壁より遠いところへ飛んでしまったのか、お尻は見られず。
パリで一番並んだレジ
フィルハ―マジックから出ると、時刻は17時前。
帰りのバスの集合時間は20時45分。
そろそろおみやげを調達したり、
ショーやアトラクションの時間をしっかり計算しながら
遊ばなければいけない時間だ。
17時35分から、スタジオパークであるアリスのショーが観たい。
でもまだ30分以上あるし、少しだけランドでおみやげを見よう。
ランドからスタジオパークは目の前とはいえ、
遅くともショーが始まる15分前にはランドを出たいところ。
すぐにスタジオパークに行けるように、
入口近くのお店で、おみやげを物色。
日本ではお菓子のおみやげは定番だが、
パリのディズニーランドは、お菓子系が少ない。
そんなに悩んでいる時間もなかったので、
ろくに値段も確認せず、かごに放り込んでレジへ。
ここのレジが、パリで一番長時間並んだレジだ。
そんなに列は長くないのに、まったく進まない。
一組ずつが10分ほどかかる。
みんな真剣にモニターとにらめっこして、どうやら写真を選んでいる様子。
これはフォトパスというサービス。
グリーティングなどの際、フォトパスキーというものをもらって
カメラマンさんに撮ってもらった写真をあとで購入できるらしい。
数ある写真の中から、思い出に購入する写真を選ぶのだから
みんなそれはそれはじっくり選ぶ。
レジは空いているのに、写真を選んでもらっている間に
おみやげを買うだけの人は先にお会計!とはならない。
さすがフランス人、後ろがどれだけ並ぼうとマイペース。
店員さんもおしゃべりに夢中だ。
ほかのレジもすべてフォトパスを対応していて、
どのレジに並んでも同じだったので、ひたすら待っていた。
アリスのショーの時間が迫っているので、ヒヤヒヤ。
あぁこんなことでイライラするなんて!
せっかち関西人であることを恨んだ。こんなゆったりしてみたいものだ。
やっと自分たちのレジの順番が回ってきたのは17時25分。
違うレジに並んでいた母を呼び寄せ、2人分一気にお会計して
ランドからスタジオパークまで猛ダッシュ。
間違いなく、今年一番走った。
果たしてアリスのショーに間に合ったのか?
この続きは、また次回。
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