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【詩】夢だったのかな

僕の身体の中に、

10万人に1人~2人と言われる腫瘍が偶然見つかった。

健康だけが取り柄だった僕は、

これまでの自分の在り方を見つめ直している。

夢だったのかな。

ここ数年、人生で一番幸せな時間を過ごす事が出来ていたのは。

一緒に居たいと思える人と、楽しい日々を過ごして、

ありのままの自分でいられる居場所はここなんだと思った。

鍵しっぽの君と出会って、

幸せな日々にお花が咲いたように、

愛おしいと思える瞬間がたくさんあった。

ありがとう。

僕は、これからの自分の在り方を見つめ直す事にした。

そんなきっかけをくれた「稀な腫瘍さん」

どうもありがとう。

君と今後、どんな関係になっていくのかは分からないけど、

前を向いて、歩いて行けたら良いなと思う。

君がいてくれて良かったと思える人生にしたい。

僕は、物語を描く事で人の心に杭を打てる人に憧れている。

そんな人生を送りたいと思っているよ。

時間は有限。

君が僕の身体の中に存在しているというきっかけを、

前進する力に変える事が出来たら素敵だな。


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