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【転職初心者】育休明け✕時短正社員転職は可能なのか?―5名のエージェントに聞いてみた

こんにちは!働く母nanaです。

私は、古き良き金融機関で正社員として勤務しており、現在3人目の育休中です。(2025年春復職予定

第1子育休復帰後からの6年間、キャリアに悩み続けてきた私。
第3子の育休開始時点の気持ちは「これまで勤めてきた職場にはもう戻りたくない」でした。

そのため、今回の育休では、育休明け転職(もしくは退職)を目指して、キャリアコーチングやキャリアに関する研修・セミナーを受講したり、育休ボランティアにも挑戦したりしてみました。

ここにきて、転職か復職かで揺れ動いています。

まずは、双方の情報収集をしてみてから判断しようということに。

そこで、転職に関する情報収集の一環で、各社5名のエージェントさんに話を聞いてみました。

今回は、プロの話を踏まえ、ワーママ転職に関しての感触や感想をまとめてみます。


私の現状

  • 地方都市在住

  • 金融機関勤務で、バックオフィス全般→営業企画・支援を担当

  • 復職すれば時短で働くことができる(9-16時)

  • 現職場には現状維持思考の人が多く、モチベーションが保てない。また、キャリアチェンジすることで自己成長したい。

  • 現職場より良い条件(時短可✕やりたいこと)なら転職したい。

  • 年収downはそこまで気にしない。(我が家は共働きであり、生活できればよし)

5人の転職エージェントに聞いてみた

①大手エージェントD社男性
②大手エージェントD社女性
③地元の中小エージェントM社(友人の紹介)
④ワーママ向けエージェントМ社
⑤ワーママ向けエージェントW社

【結論】全てを叶える転職は難しい


転職を検討しているワーママさんたちにとって、時間は貴重!イチから調べたり、転職エージェントの登録したり…の手間を省けたら良いなと思っています。

ただし、聴取した内容には、私の主観も入っているため、nanaという人間を通して【育休明け✕時短正社員転職】について参考にしたいー!という方は、ぜひ次へお進みください。

また、以下に該当する方は、あまり参考にならないためご容赦ください。

・首都圏在住
・営業スキルやITスキルなどがある方
・転職の目的が年収UPである方


①育休明けはネガティブな印象は持たれない

  • ②~⑤が「育休明けはそこまでハードルではない」とのこと。

  • ④⑤に関しては育休明けも多数輩出している。(事実)

  • ①のみ「育休明けは働いている実績がないため不利」と言っていた。

②時短正社員での転職が難しい理由

  • フルタイムではなく、「時短希望」での転職は高い壁、狭き門である。

  • ①〜⑤全員がほぼ同じことを言っていた。

  • 正社員としてのパフォーマンスが出せるかわからないから。

  • フルタイム希望と時短希望の両方で選考するとしたら前者を取るから。

  • 育成期間(ひとり立ちするまで)の目処が立てにくいから。

  • 面接が進み、働き方のすり合わせ段階で「時短勤務」を会社が許可すれば使えなくもない。(フルタイム前提で、ダメ元での応募となる。)

では、どのような選択肢があるのか?

  1. 正社員で転職したいならフルタイムで働けるようになるまで待つ

  2. 働く時間を短くしたいなら、今の職場で時短で働くorパートアルバイトとして再就職

補足情報

  • パートアルバイトとなると「事務職」「コールセンター職」など、比較的責任のない仕事が多い。「企画職」などはほぼない。

  • フルタイムで働けるまで待つということは、同時に年齢も重ねていくため、より経験者採用となる。(あなたに何ができるのかが重視される。)

  • 柔軟な働き方、ハイブリッド勤務というフレーズをよく目にするが、地方都市では一部職種のみに限定されており、まだまだ定着していないようだった。(原則出社)

  • 転職エージェントを使えるのは、正社員転職のみ。(エージェントへの成果報酬が関係している。)パートアルバイトは自己応募での転職となる。

  • 「時短転職希望者向け」の転職エージェントもあるようだが、首都圏を含む、一部地域に限定されていた。

感想

  • 転職会社ごと、というより転職エージェントごとに、育休明け✕時短転職に関する考え方が異なると感じた。

  • 伴走してもらうなら、厳しい現状を伝えつつ、諦めさせるのではなくどうしたらできるか?を一緒に考えてくれる人を選びたいと思った。

  • 「フルタイムで働けるようになる」時期というのは、自分の気持ち次第である。現状であっても、子どもたちを学童&保育園へ預け、18時半まで働くこともできる。しかし、今の私はそれを望んでいない。

  • 正社員キャリアを続けるか、時間を取るかどうか、検討する必要がある。

最後までお読みいただきありがとうございました!



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