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悟りを開いた2日間(職務経歴書を書きました)

こんにちは!キャリコンのななです!
のんびりしたい時はスピッツの「ロビンソン」を聴いている私ですが、
Xのフォロワーさんから「青い車」という曲を教えていただき、
聴きながらの執筆です(歌詞が沁みて良きです👌)。

今週の土日は、職務経歴書の作成に励んでいました。
「キャリアコンサルタント資格保有」という"武器"を手に入れましたが、文章でどのように伝えようか考えていました。
2日間の悟りを経て、一旦まとまったのでnoteへ書いていこうと思います📚


初心に帰る

 職務経歴書を作成する上で最初に行ったのは、自分自身のヒストリーの振り返りです。これは本当に大事だとつくづく実感しています。色々な振り返り方法がありますが、私個人としては「自分史の作成」と「モチベーショングラフの作成」をオススメしています。

自分史の作成 

 自分自身の「生まれてから現在まで」の歴史を出来るだけ細かく書いていきます。その理由は、チョッとした所に自分が大切にしたい価値観や強みが芽生えた背景がある可能性があり、一貫性やストーリー性があることで自身の納得感と相手への説得力が増すからです。
 昔の記憶を辿るのが難しい場合は、当時の写真を見返すと風景や情景が浮かんで、何か思い出すことがあるかもしれません。家族や知り合いなどに自分のことを聴くのも1つの手だと思います。
 私の場合、『やり切る力』を強みとしていますが、それを裏付けるエピソードとして「小学2年生の時に姉に縄跳びで負けたくなくて夕方遅くまで練習した結果、二重跳びを50回跳んで勝利して嬉しかったこと」があります✊
("キャリコンなな"は負けず嫌いです笑)

モチベーショングラフの作成

 こちらは自身のモチベーションの変化を表したグラフのことです。自分がどういう時にモチベーションが上がるのか下がるのかを可視化することで、大切にしている価値観や周りの環境などの把握に役立ちます。
 私の場合、『自分がやりたいことが出来ている時・目標を定めてそれに向かっている道中・目標を達成した時』にモチベーションが上がる傾向があり、『自分が望んでいないことが起こる時・他人に決められて本心でないことをしている時・自分の行動が制限される時・未来を失いどこに行けばいいか分からない時』にモチベーションが下がる傾向があります。

ジョブ・カードの「キャリア・プラン作成補助シート」で作成しました📈

経験・スキル

 職務経歴書で一番書き方に困ったのが「経験・スキル」の部分でした。
"何を記入すればいいの?"と言う状態だったので、転職エージェントの方へ確認すると、「志望企業で活かせる経験」や「専門スキル・ポータブルスキル」「PCスキル」を記入すれば良いと回答をいただきました。

志望企業で活かせる経験

 現職では個人・法人のお客様対応を行なっているのでそちらを記入しました。1人1人に合うような提案を心掛けていることを文章に盛り込みました。

専門スキル・ポータブルスキル

 同業界への転職であれば、専門スキルを記入することが出来ますが、私は異業界へ挑戦する予定なので、ポータブルスキル(持ち運びできるスキル)で勝負しようと決めました。
 そして『人材100年時代の社会人基礎力』を参考に自分が身につけてきたポータブルスキルを考え、「課題発見力」と「計画力」の2つを採用しました。「課題発見力」は、現職で"課題解決型のコンサルティング"をしていることや就職活動時に"なぜ?"を繰り返す"なぜなぜ分析"で論理的思考が身に付いたため。「計画力」は、現職で"最終的な目的目標を意識"して仕事をしていることや自分自身が"全体感を把握することで落ち着ける"ことが理由です。

PCスキル

 転職サイトを利用して職務経歴書を記入する際にスキルのテンプレートがあるので、そこから引用して記入しました。PCスキルは多岐に渡るのでこれからの時代に適応していくために身につけていきたいと思いました。


自己PR

 「スキル・経験」を記入し終わった後に「自己PR」の作成へ着手しました。1年前の転職活動をした時にある程度記入していましたが、強みのフレーズに納得出来なかったので再度見直しを行いました。

自己PRの位置付け

 「自己PR」は"自分はこういう人です"と自分を伝える非常に重要な項目であると私は考えています。それと同時に、他の転職希望者(ライバル)がいる中で企業側から選んでいただくために、転職先で活躍するイメージを与える項目でもあると考えています。これは転職エージェント界隈や転職に関する本で『再現性』と表現されることが多いです。また、他との区別化・差別化を図る『希少性』の要素も取り入れるとなお良いと思います。
 私が「キャリアコンサルタント資格保有」を"武器"にしたかったのは、この『希少性』の要素を書類審査や面接の際に取り入れたかったからです。キャリアコンサルタントの資格を保有していること自体がそもそも希少(10万人未満)なのと、"そこまで努力してきたんだ"というポジティブな印象を与えると思います。こちらの『再現性』『希少性』の考え方は徳谷智史さんの「キャリアづくりの教科書」がとても参考になりました📖

 そして、自己分析を行った結果、「やり切る力」「にじり寄る力」「向上心」の3つを自己PRへ記入することにしました。最初はもっと長いフレーズでしたが、転職エージェントの方に"簡潔に言い切り"が良いと言われ、短いフレーズにしました。

私の強み

強み①:やり切る力
 「やり切る力」は、就職活動時にも使用した強みです。私の核となる強みだと思っています。私は途中で辞めたり物理的に出来ない場合を除き妥協することがほとんどありません。最後まで努力を続けることで目標の達成を体感してきました。高校の部活動で自主練を重ね初心者からレギュラーを掴み取ったことや、仕事で難しい案件を何度も挑戦することでクリアしたことが、自分の中で自信となり今の自分を創っています!

強み②:にじり寄る力
 「にじり寄る力」は、あまり馴染みない言葉かもしれません。私もつい先日まで知りませんでした。納得出来なかった強みはこの分です。以前までは「寄り添う力」と記入して相手との関わり方について伝えようとしていましたが、どうにもしっくり来ていませんでした。
 そんな時にXでこちらの投稿を見かけてハッとなりました。「にじり寄る」は"膝立ちで、あるいは膝立ちであるかのような様子で、じりじりと近づいていく"(weblio辞書)という意味で、相手のことを知りながら少しずつ距離を縮めていく様が自分の関わり方と似ていると感じました。キャリコンのロープレ練習で「ゆっくりだけと確実に真相に近づいている感じがある」とフィードバックを受けたことも強みのフレーズとして採用する後押しとなりました。

強み③:向上心
 「向上心」は、成長意欲や自己を高めていきたい気持ちです。私は現状に満足せずに高い理想に向かって頑張る傾向にあります。小中学生時代に怪我を繰り返し、運動が長期間出来なくなった経験から、物理的障害がない限り自分が納得いくまで挑戦し続けます(疲れるので意図的に休憩は取ります笑)。
 また、この向上心はキャリアコンサルタントの先生方の影響も大きいと感じています。就職活動時や会社を辞めようとした時に、自分の気持ちを整理して進む道を一緒に考えて伴走いただいたことで、今では自分を信じて生きていくことが出来ています。こういうキャリコンに私もなりたいです🌟


最後に

今回は、職務経歴書の作成について書きました。
(職務内容は事前に記入していたので、今回は割愛しました。その時の内容は番外編として機会があれば書こうと思っています。)

転職活動は中々他人へ相談しづらいので個人戦のように思えますが、助けてくれる方は沢山います。キャリアコンサルタントもその一端です。
土日に悟りを開いて職務経歴書を作成したものの、どのような印象を与えるのかについては、自分だけで完結することは出来ません。第三者の力が必要になります。転職エージェントや周りの方々の力をお借りしながら、ブラッシュアップしていけたらと思います。


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