ドイツで修士号を取れるかどうかを考える

namです。日記と覚え書きです。思い込みとか間違ってるところもあるかもしれないのでご了承ください。

来年以降の選択肢で、ドイツの大学院に正規留学する可能性が俄かに出てきているんです。いや、元々頭の隅にはあったんですが、そんなのずばぬけて頭がよくて家が金持ちな人しか行けないんだろうな、って思ってあまり積極的には情報収集してなかったんです。でも、この渡航制限期間で色々調べたらドイツの大学院(工科系だけなので他は知りません)は、

・学費が無料(大部分の州立大学)

・研究室メインではなくて授業がメイン

・外国人向けにも奨学金が充実+企業奨学生(DS)もあり

・専攻しようとする学科と同じ学科の学士号保持&運用可能なドイツ語能力証明(C1~、理系だと英語力次第でB2でいいところも)が出願条件

・↑に加えて、学部生時代のGPAで入学が許可される

だそうです。

あと、ほんのわずかな就業許可がついたり、大学準備の間も滞在許可出してくれたりするみたいです。

日本の大学院で金もなく、研究室の雑事に振り回され、二年次では授業もほぼ無い…ってのよりものすごく魅力的なんですね。私にとっては。あと場所を選べば日本より生活費も安い。ベルリンだって日本の地方都市くらいの家賃です。もちろん入学にあたって相当な語学力は必要とされますが…。

でも次の疑問、入ったはいいけどそんなの卒業できるの…?凡人には難しすぎて卒業に10年とかかかるんじゃないの…?ってところです。そりゃ地方国公立だから学部時代のGPAは高いし入学基準は余裕だけど、入れたところでやっていけるのか…って不安が頭を擡げます。まだ渡独すらできてないのにね。

それで、タイミングよくDAAD(ドイツ学術振興会)の修士進学オンラインセミナーが開催されたので相談してみたんです。そうしたら、工科系進学の基準として、TU9のSelfAssesmentなる自己判断テストがあるので受けてみるといいとのアドバイスを頂きました。ちなみにTU9については↓をご参照ください。ドイツにおける名門工科系大学連合、らしいです。

https://www.tu9-universities.de/

てことで受けました。誰でも受けれるので理工系で興味のある方は受けてみると面白いかもしれません。(簡単な英語かドイツ語、休み休みやって二時間弱くらい、中断可)↓

https://www.global-assess.rwth-aachen.de/tu9/


試験構成としては、ドイツ語と数学物理パターン認識、あとアンケートから成ります。結果は下に示すように各分野ごとに出るのでドイツ語出来ねえ!あるいは数学出来ねえ!って人でも、飛ばし飛ばしで受講できるかな?って感じです。あと数学解くときは紙とペンあったほうがいいです。

画像1

(どいちゅまだまだひどい)

画像2

あと、基礎知識とか勉強量じゃなくて論理的思考力を試されるテストでした。下手なIQテストよりも余程。もちろん積分くらいは必要なんですが、文系の高校生程度にできれば十分だと思います。

(……思ったよりもめっちゃ褒めてくれる。嬉しい。語学力だけ叩き上げたら来年の冬学期からも可能性あるんではって驕る。)


まだまだ情報収集中ですが、得た情報は備忘録的にここに書き連ねていこうと思います。あと、重ね重ね、情報が間違ってたらごめんなさい。

では。

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