なもも

インコとゲームをこよなく愛する物書きのタマゴです。 アキクサインコを始めとする日常のブ…

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インコとゲームをこよなく愛する物書きのタマゴです。 アキクサインコを始めとする日常のブログ、二次創作や一次創作の小説を気まぐれに投稿します。 ゆるーく活動しますのでよろしくお願いします〜🎶

最近の記事

異世界で幻獣の友達つくりました。第4話

ラルド達とすっかり打ち解けた私は一家と川の字に敷いた布団で爆睡した。もちろんダン様の隣は私だ。本当は同じ布団の中で眠りたかったけれどそこまで言う勇気はさすがに……ね。 翌日の朝。 「ハナメ! 起きて! 大変だよ、緊急事態だ!!」 耳元で大声をあげられ体をゆさゆさ揺らされて、うぅ~んと私は重いまぶたをゆっくりとこじ開ける。せっかくダン様ときゃっきゃうふふするいい夢を見てたのに~起きたくない~……と思いながら。 「どうしたの、ラルド……まだ夜明け……」 「父ちゃんが、父ち

    • 働かない権利

      どうして人間は、みんな働かなければいけないんでしょうか? 働かない=怠け者、ダメ人間、というわけではないと思うんです。 世の中には働きたくても、お金が無くても働けない人が大勢います。 身体障害、発達障害、精神障害……。このご時世ですから、コロナの後遺症に苦しんでいる人もたくさんいるでしょう。 筆者も働けなくて苦しんでいる人間のひとりです。 障害者雇用で就職しましたが支援体制が崩れ頼れる人がいなくなり、適応障害に陥って退職。 少し就業時間の短いところでリハビリをしようと、

      • 牧場物語を語る!

        牧場物語。それは私の人生を変えた、私にとってなくてはならない大切なゲームシリーズ。 今回はその中から「はじまりの大地」と「オリーブタウンと希望の大地」2作品を思い切り語っちゃいます!熱弁しすぎるのでやけど注意ですよ!笑 初期住民は衝撃のたった4人! 1から町を作る楽しさ「はじまりの大地」すっかり寂れた町とも呼べない「やまびこの町」に越してきた主人公は、ひょんなことで目覚めたモノづくりの才能を武器に町の復興を目指すことになります。 この作品の大きなポイントはずばり「町全体

        • 異世界で幻獣の友達作りました。第3話

          初めてのお泊り!うっそうとした森をしばらくラルドと歩いた。 「ハナメってどこの国から来たの?」 「えっと……結構遠い国から、かな」 「一人で旅するなんてすげぇな! 俺、他の国どころか村を出たこともないよ。着いたら旅の話聞きたい!」 「たいした話はないよ? まだ旅に出たばっかりで……」 「そうなのか? あ、だからテント張れなかったのか!」 「見てたのね……」  そんな話をしながら。  やがて風が頬を撫で、ふんわりと潮の香りがした。木々がだんだんと減り、視界が開け

        異世界で幻獣の友達つくりました。第4話

          「書く」って楽しい!

          ブログ、ツイート、インスタ。最近は一般の方でも文章や画像、動画などをたくさんの人に見てもらえる時代になりました。 でも、小説ってどうやって書いたらいいかわからないし、ハードル高いな……と思っている方、いませんか? 実は小説って案外簡単に書けるんですよ! 今回は私流「小説の書き方~入門編~」を教えちゃおうと思います。 1 まずは目の前にあるものを描写してみる!テーブルの上にコップがひとつ。これだけでも文章としては成り立ちます。でも読者には「テーブルにコップがある」という事

          「書く」って楽しい!

          初めての親戚付き合い

          ☆夫の話が含まれているので有料記事にさせていただきます。幸せ満載ですので最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 なももの母親は一人娘。父親は兄弟いるけど全員独身。 そんなわけで私はこれまで「親戚」という存在にほとんど触れてきませんでした。みんなでワイワイ食事を囲みながら家族の近況報告をする……そんな会にぼんやりと憧れがありました。 なもも32歳。初めて行ってきました、「親戚付き合い」!

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          初めての親戚付き合い

          異世界で幻獣の友達作りました。第2話

          火を起こせ! テントを張るんだ!! まぶたの裏に感じる強い光がだんだんと消えていく。 破裂しそうにドキドキする心臓。 どんな世界だろう? 何が待っているんだろう? 始まる前から大冒険だな……。 アステルムの声が言った。 「着いたぞ。目を開けるのじゃ」 期待と不安で頭がはちきれそうになりながら、私はゆっくりとまぶたを開いた。 現れたのは、森だった。 名前のわからない色んな種類の樹と、花と、雑草が辺りに生い茂り、これまたやっぱり名前のわからない虫がちらほら飛んでる、あまり

          異世界で幻獣の友達作りました。第2話

          異世界で幻獣の友達作りました。第一話

          アステルムとの出会い  私には友達がいない。できたこともない。  でも空想上にはたくさん友達がいる。王女様、騎士、ドワーフ、エルフ、他にもたくさん。  中でも一番大好きなのは魔法使い。火や水、時には天気も操り、時々実際に私を助けてくれるんだ。遅刻しそうな朝に晴れさせてくれたり、参加したくない体育祭に雨にしてくれたり。決まってそういう時は空に向かって感謝するんだ。 「ありがとう!」  すると雲の切れ間を飛んでいく魔法使いが見える、気がする。  そう、私にはたくさん友達

          異世界で幻獣の友達作りました。第一話

          アキクサインコの成長記録♡

          先ほどUPした「インコの魅力を語り尽くす!」にて写真を掲載した、我が家のアイドル優ちゃん(アキクサインコ・ルビノー)。 生後約9か月、まだまだヒナっ子ですが、今日は懐かしい写真とともに優ちゃんの初・成長日記を書こうと思います! 待望の我が子が誕生! 2021年12月23日。8月からずっと待っていたメールが届きます。 「アキクサルビノーちゃん、生まれました!」。 ショップに予約をしてから4か月。待ちに待った知らせに私は涙し、クリスマスにすぐ会いに行きました。 その時の写真が

          アキクサインコの成長記録♡

          インコの魅力を語り尽くす! その1

          ペット、という言葉であなたはどんな動物を思い浮かべますか? 「わんちゃん? ネコちゃん?」と想像したり質問するかもしれません。 確かに犬や猫はペットとして一番身近な動物ですね。 だが、しかし! 私は声を大にして言いたい。 「インコだって今やメジャーなペットなのだ!」と!! 0歳から鳥飼いであり、母はなんと50羽以上インコを飼った経験がある私はいわば「鳥飼いのサラブレッド」。 そんな私にぜひ語らせてほしいのです。インコへの愛を!! 第一回は「容姿」について! セキセイイン

          インコの魅力を語り尽くす! その1

          ある春の日に

          初めてpixivに載せた二次創作小説です。 「牧場物語 3つの里の大切な友だち」ほんのりユヅナナCP。日向ぼっこを楽しむユヅキのお話です。 * * * * * * * * * * ふと見上げると綿菓子のような雲が、澄んだ空にうすく伸びて漂っていた。 そよ風が頬を撫で、長い髪を揺らす。思いきり伸びをして肩の力をほどけば、こののどかな午後の空気に頭のてっぺんからつま先まで浸りきってしまえる。足元にはすみれの花、そこ

          ある春の日に

          鳥飼い小説家の自己紹介……

          はじめまして、なももです。 生活を楽しむかたわら趣味でのんびりと物書きを嗜んでいます。 これがnote初めての投稿。まずは私のことを簡単に紹介させてください。 小説を書くのが大好き 元々は本を読むのが好きでしたが、中学生の頃に初めて自分で小説を書いて以来、授業中ノートの下に小説ノートを隠して書いていて先生に怒られるほどにのめりこんでいきました。一時は小説家になりたいと思い、大学ではちょろっと小説の書き方を学ぶ授業を受けました。 登場人物が頭のなかで動き始める瞬間や、思

          鳥飼い小説家の自己紹介……