風と共にゆとりぬ(読書感想文)
昔から、エッセイが大好き。人のなんでもない話を聴くのが大好き。噂話とか、誰かの悪口とか自慢話じゃなくてその人自身の、どーでもいい話。国内外のいろんなエッセイを読んできた。自分の当たり前や自分の日常以外の人の日常を覗いたり面白がったり憧れたり。そういうのが好き。
自分にないものを知るのが好き。相手が赤ちゃんであれ子どもであれ大人であれ、有名人であれ普通のひとであれ。「もうすっかり慣れてしまった」と思い込んでいる自分の視点や生活を、一旦人の目線になるとググッと新鮮に感じるあの感覚も好き。
人って愛おしい。どうでもいいことって面白い。
朝井さんのエッセイ3部作を年内に読むことが目標になりつつある。あと一冊。
*心に残った言葉(順不動)*
●パスタ・ガ・マダ!!!
(この一言で、公共の場で漫画みたいに吹き出してしまった。スーパーパワーワード!)
●だが、それはきっと、大人になった私たちは、誰かにとっての「待ち遠しい」を生み出す側にまわるからなのだ。
●本は、言葉とともに、視点を与えてくれる。
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