小学校最終日、4年生に話をした。最後に短く、1分間スピーチ。
私が英語の先生としてここにいる意味。伝えたいこと。
パラパラと手が上がる。悲しいことにその数は私が思っているよりも多い。クラスの半分になるクラスもある。生まれて10年ちょっとしか経っていないその間に、この子たちには何があったんだろう。
いつもはペラんとゲームしたりして盛り上がってるテンション高いおばちゃんだけど、今日は言わせてもらう。一人一人の目を見て、噛み締める様に伝える。
授業が終わったら、カードを片付けている私のところに子どもたちが続々やってきた。英語に対してネガティブな気持ちだったことを話してくれる子、感謝を伝えてくれる子…たった1分程のメッセージだったけど、子どもたちには届いたのかな。嬉しくなった。
本当はね。英語だけじゃない。なんだってそう。
人と比べていると、幸せから遠ざかっちゃう。自分基準で幸せになってね。もう会うことはない子どもたちと先生たちに、心からのメッセージ。
こんな素敵な人たちと時を過ごせて本当に幸せな一年だった。