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保母さんの言葉から考える泥団子とエネルギー

最近、おやつの前にリズム(運動)をするんだけど、(三女)ちゃんが一番生き生きしている時間です。「私の番が来た!」と張り切ってやってます。
あとは、泥団子をつくるのがすごく上手! (保育士)ちゃんに「もっと白砂かけた方がいい?」と聞いたり研究を重ねながら、小さいのから大きいのまでまん丸なのができるようになりました。

昨日の保育園の個人懇談会で、担任の保母さんが冒頭、三女について表現した言葉。リズムが好きで上手と並列して、「泥団子つくるのうまい」があったことにとてもほっこりしました。
まん丸の泥団子をつくれることも、探究心や根気も感じられる立派な才能だよね。子どもが成長していくとついつい学業や芸事の才能と遊びの才能を、学業や芸事>遊び、としてしまいがちだけど、遊びの中で発揮できる才能もそれはそれで立派な才能。忘れちゃいけない大事な個性。

そして保母さんは、「何が正しいことで、何をしなくちゃいけないか、というのがよくわかってきたけど、現実が追いつかない、気持ちが切り替えられないことで悶々としている姿もよく見せてくれる。かっこよくなりたくて、一番にこだわる姿が出てきた」とも。「でも、一番になれなくても、いつもかっこよくなくても、気持ちが切り替えられないときがあっても、(三女)ちゃんは(三女)ちゃんのままで素敵なんだよ、という気持ちをいっぱい伝えていきたいと思います」と保母さんのありがたい受け止め方に、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
こういう保育をしてもらえていること、こういう保母さんがたくさんいてくれるからこそ、母は安心して保育士さんのことを「保母さん」と呼んで委ねることができます。

翻って、小学生の上2人を見る自分自身のことを考えます。
ついつい高い要求を突きつけがちだなあ。勉強もできなきゃいけない、習い事もがんばれ、家ではお手伝いをしろ。その中で、長女と次女に「素敵だよ、がんばっているね」とねぎらうことをしていたかなあ。

さらに自分に置き換えてみます。
仕事の成果も出さなきゃ、新しい勉強もしなきゃ、アウトプットの練習もがんばらなきゃ、団体運営でも貢献しなくちゃ、家も整えておいしいご飯をつくって、長女が試合で成績が出せるように練習に付き合わなきゃ。ああ、気張って気張って今の生活を支えているな、と。ひとつでも自分のことを認めてあげたかな、ねぎらってあげたかな、と。

小学生になっても、大人になっても、保母さんがかけてくれるような「一番じゃなくても、いつもかっこよくなくても、あなたはあなたのままで大丈夫」という言葉で受け止めてもらえることで、また次頑張れるエネルギーになるんだろうな。

小学生2人にもたくさん「素敵だよ、がんばってるね」の目を向けていこうとあらためて思います(そうだ、きょうは小学生2人も個人懇談会。先生から言われるだろうお小言も母の胸に留め置こうw 小学校は手放しで褒めてはくれないところ、ちょっと恨み節w)。
大人になると、そんなに褒めてはもらえないから、自分で自分をねぎらおう。「そのままでいいよ」は、決して自分自身には言えない性格。高みを目指す、だけどその頑張りを自分でしっかりねぎらうことを忘れないでおこう。

長野奈美
認定NPO法人マドレボニータ 認定産後セルフケアインストラクター。
1981年1月、名古屋生まれ。前職は新聞社の校閲ガール。
2010年に長女を出産後、ニュースの一線で働くことに悩み36歳で一念発起、インストラクターの道へ。女性が妊娠・出産してもやりたいことを貫ける社会を目指して、啓発活動にも力を入れたいと思っています!
ヨガインストラクターとしても活動中。
家族は夫と3人の娘(小4、小2、年少)。
★担当教室:産後ケア植田教室、千種教室、西三河教室「産前・産後のセルフケア オンライン教室」
★オンラインヨガサロン:nami.onlineyoga

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