今こそ情報を取捨選択する時代
私の家にはテレビがありません。
数年前、私にとってテレビは、あまりにも害が大きく、益は殆ど無い、との判断に至り手放しました。
あくまでも、私にとっては…、ということであり、その価値観を他人に押し付けるつもりは有りませんから、
友人、知人、にテレビを否定する様な話しをした事もありません。
いつも、心のこと、特に、生きづらさ、について記事を投稿していて、
読んで頂きたいと思っているのは、生きづらさを抱えている方々、なのですが、
その意味では、今日の記事は、番外編であり、個人的にはこう思う、という、独白、の様なものになる様な気がしています。
この人はこう思っているんだな、とそれ以上もそれ以下も無く、受け取って頂けたなら幸いです。
どうして、普段とは毛色の違った記事を書こうと思ったのか、というと、
生きづらさを手放して活き活きと生きる為にヒントになる事を発信したい、と考えている、いちカウンセラーが、専門外の事柄に首を突っ込む事は、好ましく無いと常々思っているものの、
昨今の、メディアの偏向報道は、社会の在り方、というよりも、もはや、個々人の生活や心に直接的に悪影響を及ぼす段階まで進んでいる、と思っています。
直接的に悪影響が有るのなら、当然、私個人にも害は及ぶのですから、
思うところを、お話しさせて頂いても良いのではなかろうかと、考えました。
そもそもテレビをはじめとする、マスメディアの本来の役割りは、一握りの権力者が暴走しない為に、庶民に真実を伝える事、であるのは疑いの無いところだと思っています。
その反面、権力者の為の社会を形成、維持する役割りを担っている、という側面も有る、と思っています。
物事には光りが有れば、影が必ず出来ます。
マスメディアの光りの部分が、権力の暴走を抑止する為に、庶民に真実を伝える事、
影の部分が、権力の維持の為に庶民を操る事、だと思っています。
マスメディアの光りと影は、ずっと昔から有りながら、時に正義、時に悪、時に真実、時に嘘、と、
光りと影を移ろいながら、バランス保っていたものと考えます。
ところが、バランスはいつしか崩れ、影があまりにも大きくなったのが現在だと思っています。
テレビは既得権益層を守る為の嘘を垂れ流す道具になりました。
庶民には、権力者に都合の良い嘘を届ける箱を持たせていれば良い、という既得権益者の本音が、あまりにも露骨に見えてしまっています。
嘘をつく政治家が、当選します。
嘘の公約を掲げ、当選します。
嘘の公約は、当然果たされません。
公職選挙法に抵触している可能性があっても当選します。
テレビはその政治家の嘘を追及しません。
既得権益層に都合の悪い候補者をメディアは取り上げません。
既得権益層に都合の悪い候補者は、たまにテレビに映れば、悪意有るインタビュアーに揚げ足を取られ、印象操作の標的になります。
土地、森林、河川、インフラから火葬場まで、外国資本に売りとばす我が国の愚行をテレビは殆ど語りません。
たまに語っても、オブラートに包み過ぎて中身が見えません。
マスメディアは、光りを失い、影ばかりが濃く大きくなっています。
権力者が都合の良い嘘をつきます。
テレビは嘘と知りながら、嘘では無い、と断言します。
庶民は、テレビで言ってるから…、と信じ込みます。
機能不全家庭では、親が自分を守る為に嘘をつき、子供を利用します。
愛しているフリをしながら、搾取します。
家庭内に於いて弱者である子供は、親を信じ、搾取され、生きづらさを抱えます。
親が子供を守る機能が働かないから、機能不全家庭です。
我が国は、もはや大きな機能不全家庭なのかも知れません。
権力者は既得権益を守る為に、庶民を騙し、搾取します。
国民の為と言いながら、搾取します。
国民が生きづらくなるのも、頷けてしまいます。
私がテレビを捨てたのは、余りにも誰かに都合の良い、偏向報道、言論統制、が横行し、
嫌でも、機能不全国家である事を認識させられ、暗澹たる気分を味わう羽目になるから、です。
私は昭和世代、テレビ世代です。
ヒーローものをワクワクしながら見て、
バラエティで腹を抱えて笑いました。
今の若い世代よりも、テレビに対する愛着は強かったと思います。
それでも、もうテレビを見る気にはなりません。
だからといって、ネットやSNSから得た情報を鵜呑みにする事はありません。
ネットの情報も膨らむ程に、規制される範囲は広がり、偏りを見る方向に進みます。
沢山の情報には、真実も嘘も、優しさも醜さも、混在しています。
光りと影は必ず存在します。
だからこそ、情報を取捨選択する事が、とても重要な時代だと感じます。
軽やかに活き活きと、今、を生きる為に、
広くアンテナを広げながらも、
扇動やまやかしに踊らされることなく、
必要な情報、有益な情報、を選び取る、
確かな見識を持ちたい、
そう思っています。
読んで頂いてありがとうございます。
感謝致します。
伴走者ノゾム
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