42歳、必死ですっ #独立日記
(今年の3月末で勤めていた設計事務所を退職、その後、個人事業主として、自分の設計事務所を開設したのだけど······)
独立後は、すぐに仕事も来ないだろうから、家で子育て中心にのんびり過ごせばいいやと思っていた。
まわりの人も、会社を退職して、自宅で専業主婦をやってると思っているかもしれない。
しかし······ 甘かった。
ありがたいことに、SNSや地元のつながりで仕事の相談を受けるようになった。
↓
初めて仕事をもらったことが嬉しく、また、チャンスを逃すまい、とすぐ快諾
↓
初めてのお客様をがっかりさせないよう、方針や構造案だけでも、早めにレスポンスするよう心がける。方針が決まれば、最終図面や計算書も、なるはやで完成させる。
↓
時間が足りず、子供が保育園に行っている朝9時から夕方5時まで、高速回転で手を動かす!
というサイクルになってしまった。とても充実してありがたいことなんだけど。毎日、1分1秒と戦って仕事している。昼食や家事の時間も惜しいくらい。もちろん毎日へとへとで、駆け抜けた週末には、頭がキンキン痛くなる。
開業したての事務所を軌道に乗せなければ!、せっかく依頼してくれたお客様を捕まえなければ!という思いでいっぱいなのだ。
40歳過ぎてもこんなに必死になるとは······。でも、生半可な気持ちで独立したわけではないから、こうなることは覚悟の上、というか、当たり前のことかな······。
「みんな、見た目は優雅で余裕そうに見えても、裏では必死なんだよ。水鳥と一緒で、水面下で必死で水かきしてるんだよ。」
と母が言っていた。確かに、大御所の歌手も歌い続けるために、若い時より過酷なボイストレーニングをしていると聞いたことがある。
20代は資格試験と仕事に必死、30代は育児に必死、40代になったら少し余裕が持てるかと思ったけど、そんなに人生甘くないか。
でも、忙し過ぎてそれぞれの仕事が雑になってもいけない。もうすぐ夏休みだし、仕事ばかりで子供をほったらかしにしていてもいけない。
仕事のペース配分を見直そうかなと、ちょっと立ち止まって考えているところだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?