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文学フリマ東京38に出店します




こんにちは、なめみそです。5月19日(日)開催の文学フリマ東京38にsunokko design(スノッコデザイン)という屋号で出店します。

出店情報

文学フリマ東京38
5月19日(日)12:00-17:00
出店数 1878
会場 東京流通センター 第一展示場・第二展示場
ブースナンバー 第一展示場 S-06
sunokko design

新刊を携えてまいりますので、すこしばかりご紹介したいと思います。

新刊 「14泊15日 車中泊しながら北海道アルパカ旅」

168ページ B6サイズ  フルカラーカバー
少しずつ読んで欲しいので、しおり付です

タイトル通り、14泊を車中泊しながら北海道のアルパカ施設全てをめぐった旅の記録です。

目次

日記形式でお届けする紀行エッセイ

なんのDIYも改造もしていない普通の車で、岐阜を出発し敦賀(福井)からフェリーで北海度に渡り、めぐった順番で旅の様子を記しています。
1日づつ日記形式でお送りします。アルパカ巡りですが、アルパカを巡らない日もあります。観光したりご飯をたべたり登山したりする日もあります。

旅に出る前の準備編もご用意しました。
つらつらと日記だけではみんな退屈しちゃうかな…と思いまして、準備したものをイラスト入りで紹介したり、アルパカ施設の様子をイラストでまとめたり、写真もいくつか掲載する構成になりました。

特に道具紹介のページは、締め切りギリギリなのに「イラストがあると読んだ人が楽しいかも…」なんて思いついてしまって、締め切り3日前に一気に描いて腰を痛めました。

憧れの背表紙ができてしまい、フルカラーカバー仕様に

描き終えてテキストを流し込み作業してみたらなんと168ページにもなってしまい憧れの背表紙ができました。コスト的にはカバー掛けはなしで…と当初は思っていたのに、本らしい本になってしまったのでフルカラーカバーをかけることにしました。

表紙はフルカラーで製作していたので、カバー作りは大変ではなかったのですが、ホワイトを基調にしたデザインなので、本体のプリントを濃くすると透けてしまう事案が発生しました。そのため、本体の印刷は蛍光インクで薄めにしよう…と控えめに版の濃さを30%にしたら思いのほか表紙の紙がインクを吸ってしまい、ほとんど何も見えない状態になりました。なんの本だか分からない…。みなさまカバーが邪魔でも、どうか取らずにおいてください。

背表紙のタイトルも死ぬほどうっすら
背表紙のタイトルもほぼ見えない。カバーを無くさないようお気をつけて。

使用した紙と印刷所

表紙の紙はバルキーボール 白 23.5kg、本文用紙はコミック紙です。
印刷は同人印刷でお馴染みの株式会社栄光さんにお願いしました。
15年以上前にも同人誌の印刷でお世話になっていたのですが、久しぶりの同人印刷会社への依頼だったので奥付に印刷所の名前を入れ忘れて、栄光さんから「次回からは気をつけてください」と言われてしまいました。

同人印刷所を利用した理由は、ネットプリントの会社より表紙の紙が選べる・本文にコミック紙がつかえるということです。コミック紙はほどよいざらつきと、軽いのに厚みがあるのが特徴。168ページでコミック紙にしたら背表紙は12cmになりました。でもとても軽いんですよ。ぜひ会場で持ち上げて欲しいくらいです。

表紙の紙はボール紙なので柔らかくざらつきのある紙でイメージ通りでした。好きな紙です。また使いたいな。

会場で販売する既刊のご紹介(ALLアルパカ本)

ZINE制作は2023年から始め、2冊の既刊があります。

アルパカとわたしのこと vol.01
48ページ B6 ¥500+税

sunokko designのなめみそが、アルパカが好きになって雑貨を制作し始めるまでのエッセイをまとめた本です。
アルパカを好きになったきっかけや、なぜアルパカの雑貨を作ろうと思ったのか…などをお話ししています。
(おまけページ加筆!)
・文字ミチミチで読みにくい「アルパカってこんな動物」
・アルパカってどこに住んでいるの?
・アルパカ牧場をご紹介
・イラスト制作の環境紹介

アルパカあれこれ
24ページ A6変形 糸綴じ製本 ¥500+税 

アルパカってこんな動物だったの!?
アルパカを10年以上追いかけ続けた作者の思うアルパカの好きなところ、仕草などをイラストに落とし込んだクスッと笑えるイラストZINE。
アルパカの新しい部分を、どうぞ知ってください。 

オリジナルのアルパカ雑貨も販売します

新刊・既刊はオンライン販売します

新刊の「14泊15日 車中泊しながら北海道アルパカ旅」は文学フリマ東京38が終了してからになりますが、既刊2冊はオンライン通販を行っています。
下記からお買い求めいただけます。

本屋さんでも販売していただいています

私の住む岐阜県にある本屋さん「カクカクブックス」にて店頭とオンラインで販売していただいております。新刊もイベント終了後に納品予定です。
店主さんの新書・古本のセレクトも素敵で、看板猫ちゃちゃさんがいて一緒に読書もできてしまいます。リアルイベントも多くとても楽しい本屋さんです。

カクカクブックス
岐阜県各務原市那加南栄町23-1
営業時間:11~18時
定休日:火曜日+たまに水曜日
駐車場:建物の南側と西側に2台ずつ
最寄駅:JR那加駅,名鉄新那加駅,名鉄市民公園前駅それぞれ徒歩8分


今回の出店の並びには秘密がある

そう、今回の文学フリマ東京での出店には秘密があるのです。それは7ブースすべてお知り合いが並んでいる!!!のです。

ことの発端はわたしにあります。
文学フリマ東京38とデザインフェスタ(アート・雑貨系クリエーターの祭典)が同じ日に開催されているんですが、私は今までずっとデザインフェスタに出店してアルパカ雑貨を販売していました。
デザインフェスタの出店も抽選になり見事に抽選から外れまして、呆然としました。毎年5月はデザインフェスタに照準を合わせて準備しているので、これがなくなりと大変やばい状態になります。終わった…と打ちひしがれていたけれどふと「文学フリマってたしか同じ日で諦めてたんだっけ」と思い出し、デザフェスのキャンセル待ちを捨てて文学フリマに出よう!と決意しました。
出るだけではなくせっかくならデザフェスより楽しみたい。

だったら、本を作って売る楽しみを誰かと共有したら絶対楽しい!と思い立ち、編集者藤本智士さんの元でオンラインで編集を学んでいるRe:school(リスクール)の仲間達に呼びかけてみました。
このことはミシマ社みんなのミシマガジン にて藤本さんの投稿に書いてあり、わたしの名前があって(伏字だけど)びびりました。

きっかけは僕が主宰している、地域編集がテーマのオンラインコミュニティ「Re:School」。コミュニティのメンバーで、岐阜県大垣市を拠点にデザイナーをしているNさんが、昨年参加した「文学フリマ」が楽しかったので、Re:Schoolメンバーで出たい人がいたら一緒に出ませんか、とお誘いしてくれたのだ。

みんなのミシマガジン 66回 自著を手売りですなおに売る。(藤本智士)https://www.mishimaga.com/books/chiiki-henshu/005945.html

このとおり、藤本さんも出るぞ!と言ってくれたり仲間たちが「ZINEつくってみたかったんだよね」と手をあげてくれ、総勢8人で文学フリマで一緒に本を売ることになったのです。皆それぞれ屋号を持って出店します。
岐阜から、神戸から、京都から、秋田から。
お揃いののぼりなんかもつくっちゃったので、ぜひ会場でご確認ください。
仲間のZINEも読めるし、一緒に本を売ることを共有できるし、会えるしで本当にわたし得なイベントとなりました。勇気を出して誘って本当に良かったです。

隣接で並ぶ仲間たちのご紹介

S-03 Re:S 
「Re:Standard」を旗印に2006年から本作りを続けています。雑誌『Re:S』『のんびり』、書籍『ニッポンの嵐』『みやぎから、』などの編集のほか、代表・藤本智士の自著に『魔法をかける編集』など。今回はRe:S編集者、藤本智士と山口はるか、それぞれの一般流通していない限定ZINEを販売します

S-04 HUNT
今年話題になった熊。捕獲数はなんと2000頭!なのに熊の皮のほとんどは捨てられているんです。そんな熊の皮を集めて製品にするまでのストーリーを本にしました。熊のレザーを触りながらぜひお話しましょう。


S-05 もじもじクラブ
京都でひっそりシェアハウスをする二人組です。村 / 野菜 / 記憶 にまつわるZINEをお持ちします。はじめての出店なので、仲良くしてください。


S-07 だまこなべこ
秋田出身の秋田好きっこ。秋田のとある地域の郷土料理「だまこなべ」についてなど、好きなものを写真・イラストでまとめた冊子を販売します。他にも暮らしや好きなモノに関するエッセイなどを販売予定です。グッズもあり。

こたまごさんブースにて、委託販売する仲間 ハーモニクツさんのZINEもご紹介

S-08 しんにょう
フィールドワークリサーチによるローカル研究

S-09 アキテッジ
北東北を拠点に活動する3名のフォトグラファーによる、文学をテーマにしたアンソロジーです。

出店場所

第一展示場の入り口入ってすぐです。わかりやすい!
ぜひお越しくださいね。

この記事が参加している募集

文学フリマ

読んでいただきありがとうございます。サポートをいただいた際には、より良いアルパカ雑貨を作るためアルパカに会いにいく旅費に充てさせていただきます。