保育園でも幼稚園でもない「青空自主保育」〜鎌倉での子育て〜
こんにちは。なみおかです。
わたしたち家族は昨年、神奈川県の鎌倉市へ移住をしました。
今回は、鎌倉での子育ての様子や、青空自主保育という活動に参加をしているのでそこでの経験についてnoteを書きたいと思います。
ワンオペ育児で感じた孤育て
娘は2歳。わたしは育休中。夫は年の半分ほど長期出張がある仕事をしています。まだ娘が1歳の頃、2023年の4月末に鎌倉へ引っ越し、5月から夫は長期出張へ。
なかなかしんどかった記憶があります。。笑
実際、かなり孤独感を感じていました。
鎌倉は海も山もあり大好きな場所。ですが、鎌倉での知り合いがいない状態。申請したのが年度の途中ということで保育園の入園も決まらない状況。
わたしの実家は千葉県で、夫の実家は神奈川県内なので、双方の実家を頼りながら生活をしていましたが、日常的には子育て支援センターを活用していました。そこで目に入ったのが「青空自主保育」という文字でした。
保育園でも幼稚園でもない「青空自主保育」
わたしが参加しているなかよし会という「青空自主保育」の団体のホームページに、説明が書かれているので引用させていただきます。
青空保育と自主保育が掛け合わさって「青空自主保育」という言葉が生まれたそうです。
鎌倉地域には、なかよし会の他にも、にこにこ会、なないろ、でんでんむし、やんちゃお、など複数の団体が活動しています。
なかよし会では、青空自主保育の3年間を追った映画もあります。
自然の中で感情を素直に表現している
子育て支援センターでパンフレットをもらい、何回か見学に行くうちに「青空自主保育」に入ってみたいという思いが強まっていきました。
コミュニティの中で協力し合いながら子育てができた方がきっと楽しいし、安心感を持てると思ったのです。
わたしが入っているなかよし会は、1歳と2歳のクラスが週2日。3歳クラスが週3日です。保育者という保育士資格を持った方が2名いて、親は月に数回、当番制で保育に入ります。
保育は山歩きをしたり、海に入ったり、畑で野菜を収穫したりと様々です。収穫した野菜を親が調理をして、お昼ご飯に食べたり、行事の時にみんなで食べたりします。
自然の中で子どもたちは五感を使って様々な遊びを作り出します。誰にも制限されることのない世界。子どもたちの世界の中で、調和をしたりけんかをしてぶつかり合ったり、ありのままの感情を素直に表現しています。
子育てをシェアすることで生まれる安心感
青空自主保育では、自分の子を他の親たちが自分の子の様に接してくれるし、わたし自身が自分の子の成長と同じくらい、他の子の成長も嬉しく感じるようになりました。
日常的に預け合いやお泊り合いもあったりします。
誰かが体調が悪いときは、誰かがカバーをする。できることをできる範囲でやるというような雰囲気です。「助け合い」はどちらかが依存したり偏るのではなく、循環なんだと学びました。
広くゆるい意味での拡張家族のような感覚です。昔の日本は、ご近所付き合いも存在していたし、きっとこのようなスタイルで子育てしていたのかなぁなんて思います。
こちらは娘と同じ誕生月の子たちの誕生会に向けてつくったケーキ。うちに集まってママたちで作りました。こういうことも経験出来て嬉しいです。
人生をどう過ごすのか
今世は1度きりの人生。
1年後、5年後、10年後、自分が生きているとは限らない。
子どももどんどん成長していつかは親のもとを巣立っていく。
子育ては1人でやったら大変なことがいっぱいあるけど、みんなでやったら何倍も豊かさを感じられることを経験できる。これからも経験を深めていきたいと思います。
畑作業などパワーがいることもあるけれど、コミュニティの中で「生きる」というのはこういうことなのかなと思っています。
また、青空自主保育以外にも保育園の一次預かりやファミリーサポートを活用して、周りの人を頼りながら育児を楽しんでいきたいと思います。その話も書いていきたいなぁ。
最後までお読みくださり、ありがとうございました♡
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