見出し画像

胸のサイズを測りに行ったらパイデンティティが崩壊したので約3000字で語る。

⾃分の信じていたものが崩れ落ちる瞬間というのが⼈⽣には数回ある。

それが恋⼈だったり、友達だったり、仕事だったり、ギャンブルだったり、まぁ⾊々あるわけで......。

そんな中、今回は⾃分だ。

⾎液型が変わったくらいの衝撃だった。

「えっ?私ってA型だったんですか?O型だと思ってたのに?」てな感じです。

いったい何が起こったのかというと、

私がここ数年間Cカップだと信じていた⾃分の胸が、なんと■カップでした!!!

(嘘だと⾔ってよバーニィ!!)

⾃分が■カップであるということが、いまだに信じられない!

というかそうなったら今までCカップのブラを探していたあの時間はなんだったんだ……!!家のタンスに⾏儀よく並んでいるCカップのブラたちはいったい……!?

おっぱいアイデンティティの崩壊。

つまり「パイデンティティの崩壊」ですね。

なぜそんなパイデンティティの崩壊が起きたのかというと、下着屋さんに⾏って、人生で初めて胸のサイズを測ったからです。

初めは、ワコールに⾏きました。あの有名な下着屋さんです。

可愛いブラやショーツがたくさん置いてあって、ちょっとテンション上がりました。

絶対選ばないけど、

薄ピンクかわいいいっ♡

ひらひらフリルかわいいっ♡

となってました。

(((みんなもちょっとワクワクしますよね??)))

そんなKAWAIIを横⽬に、店員さんに声をかけました。

「すみません……胸のサイズを測ってほしいのですが……。」

もうこの時点で、ちょっと恥ずかしいです。内心では、店員さん今忙しいかな?嫌な顔されたらどうしよう?胸のサイズ測るのが嫌な作業だったらどうしよう……などガクブルです。

でも店員さんは「はいどうぞー!上だけ脱いでお待ちくださいー!(キャミソールになってね!)」と、軽い足取りで試着室を案内し出て行きました。

しばらくしたら、さっきと違う声が聞こえ、

「⼊リマスガ、ゴ準備⼤丈夫デスカ?」と言われ、

ちょっとドキドキしながらも

「はい⼤丈夫です。」と答えました。

「失礼シマス。」⼊ってきたのは、研修中の中国⼈の⽅だでした。

私より少し年上くらいかな?

「ハイ、デハ、チョット⼿ヲアゲテ……。」

と、⽇本語はカタコトだけど、計測は⼿慣れてていてすぐにメジャーをするすると伸ばし、

「ハーイ!デハ、少々オ待チ下サイネ!」

と言いながら試着室を出て行きました。

ドキ…ドキ……。
お姉さんに私の心臓の音聞こえてなかったよね?大丈夫だよね??? と心の中で叫んでいたらすぐに戻ってきて「サイズハ、コチラデス」と⼩さな紙を渡してくれた。

紙に書かれた英語を見たとき、想像と違うサイズで

「え……?ほんとですか?」と声が漏れた。

(私の胸Cカップちゃうやんっ!?最近太ってブラ苦しい思てん!)

「ハイ、ホントウデス〜。」私の目を見ている。

(やだぁ……、目ぇ合っちゃった。どうしよ。笑)と思いつつ、

「あ、ごめんなさい。ありがとうございました(ニコッ)」と、試着室を出た。

想像以上のサイズで、落ち着くためにちょっと店内を歩いてみた。

が、やっぱりもらったメモの英語が信じられなくて、

(さっきサイズ測ってくれた人研修⽣だったし、きっと何かの間違えだ!)

と思うことにして、店を出た。

そして、ピーチ・ジョンという下着屋さんに⾏った。

さっきと同じことをした。

「すみません、胸のサイズを測っていただきたいのですが……。」と声をかけ、試着室に案内され、待つ。今回は、服を脱がなくてよかった。

間もなくして「入ります〜!」という声とともに、胸にメロン2個つけてます?!と尋ねたくなるような、たゆたゆお胸のお姉さんが入ってきた。

「では計りますね〜!」と素早く⼿を回され、メジャーで締められた!

はわぁ〜すごい⼤きなお胸だな〜......なんて思っていたら採⼨が終わり、胸のサイズが書かれた⼩さな紙を持ってきた。

「お客様は■カップですね〜!」と。

え、さっきと同じじゃん……!!
(ワコールの研修⽣さん、疑ってごめんなさい!!!でも信じられなかったんです!!!)

下着屋さんに来るまで私の胸はCカップだったんだから!

恥を承知で、たゆたゆメロン姉に「あの……実は、胸のサイズ測るの初めてなんです〜。最近太ってブラが苦しくなって……。」と話してみた。

「えー!そうだったんですか!今までは何サイズをつけていらしゃったんですか?」と聞いてきたので

「確かCの85です」と答えた。

「えぇ!?それは全然サイズが違いますね!それですと、お胸を押しつぶしている状態になってしまいますー!うーん、今回測ったところ胸囲が70なのですが、いきなり15下げると苦しいかもしれませんので、75でもいいかもですね!」と教えてくれた。

優しいメロン姉さんだった。普通に考えたら胸囲85cmなんてなかなかないね(笑)

恥ずかしながら、「⾃分のサイズがわかってよかったです、ありがとうございました!」と告げ、試着室から出てから店内を1周し、1番かわいいと思われるブラを買って帰った。


−−−−−−−−−

みんなも初めてブラのサイズを測りに行ったときは同じようにドキドキしたんじゃないかなぁ〜?

どうだろう……??

今回、書きたかったことと、伝えたかったことは、

① 今までろくに計測せずに「大体Cカップくらい」みたいな根拠のない胸の大きさを信じて自分を疑わないことは愚かだということ!!(大体、中学3年生から昨年まで体型変わってないので8年くらい自分の胸の大きさを疑いもなく信じていたことになります……。恥ずかしい。)

② 根拠のないCカップは成長してからパイデンティティの崩壊に繋がるということ!そして体重の増加で胸はしぼんだり膨らんだりするので、5〜6kg以上の増減があった方は測りに行くこと!

③ ブラにはきちんと付け方があること!!!(試着室の壁に貼ってありました......。私は初めて見たのですが、みなさんちゃんとブラに正しい付け方があるって知ってました??適当に着けてるときと、きちんと着けたときでは着け心地が全然違います!!ぜひ調べてみてください!)

④ ジャストサイズのブラを着けると姿勢が良くなること!(きっと形も綺麗に保たれる!)

です!!!

とにかく、胸のサイズを測ったことない人はぜひ測りに行ってみてください!!!


きっと胸の⼤きさ関連の悩みを持ってる人多いはず!友達からもよく相談受けるし!

友達と測りに行くのも面白いかもですね!!

私は今まで、先輩とか後輩とかおっさんとか友達に「貧乳だよね?」「胸⼩さくない?」「Aカップあるの?」とか⾔われてました!!!

……今思い返すとそんな失礼なやつらは打首獄門なのですが、当時は「そうですかー?」なんて生ぬるい返事をしてました!

「うるせぇー!!胸は体とのバランスだ!!!比率を考えろ!!(ぶっ⾶ばすぞ!!!)」と言えばよかった!!!

そもそも私の胸を服の上からしか⾒たことない奴らに何がわかる!!斬首っ!!!腹切れぇー!って感じですね!

でも⾺⿅⾺⿅しいと思ってはいるものの、他人からの「貧乳だ」「巨乳だ」と、どうでもいい⾔葉に左右され、傷ついてる......。人間だし。

「傷ついている」と書くと語弊がありますが、言われてから「気にするようになっちゃった」という人多いんじゃないですかね??

⾃分の胸を⾒て劣等感を感じるなんておかしい!!馬鹿げてるっ!!!

私は⾃分の胸を巨乳だとも貧乳だとも思ってません!!今の⾃分に合っているものが、そこについているという感覚しかありませ〜ん!

しかし今回は、そんな自分のパイデンティティが崩壊するくらいの出来事だったので、ブログに書いてみました。

あ、そうだ。
せっかくここまで読んでくれた人たちをがっかりさせたくないので、最後に私の胸のサイズのヒントだけ書いておきますね!!

ヒント:「オイラーの胸って■カップなの!?まじむりっす!」

以上!おっπの話でした!!!!

読んでくれてありがとね!!!またね!!!

まい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?