海鮮とウイスキーとRTA
旅行を中止にするということは非常に残念なことだが理由はいくつかある。
体調不良だったり交通機関が止まったり、世間が旅行を許してくれなかったりだ。
この3年で北海道旅行を3回計画した。
そのうち2回は飛行機の便やホテルまで抑えたのに流行り病のおかげで結局行けずじまいだった。
北海道の旅行は自分の中では悲願だった。
ついに行けるんだ。北海道へ。
出発まで
2022年12月、札幌でRTAイベントが開かれていた。
eスポーツ施設を借りて行われていて、お酒やご飯なども食べられる非常に良さそうなところで開催されていた。
2023年3月、帯広でRTAイベントが開かれた。
同じ北海道だが札幌と帯広では大阪と東京くらい距離が違う。
非常に活発な北海道のオフラインRTAイベント。さてお次はどこで開かれるのかなと思っていたら6月に札幌で行われると告知があった。しかも場所は昨年12月に開催された所と同じ場所だった。
過去2回、冬の北海道旅行を計画して行けなかった私からするとこれはチャンスだと思った。
単走の応募とレースで応募した。
結果は街へいこうよどうぶつの森のFDカテゴリーのレースで参加させていただけることになった。
街へいこうよどうぶつの森のFDは私がRTAにハマるきっかけをくれたゲームであり、カテゴリーだ。
2019年の冬のRTA in Japanで行われた街森借金返済王決定戦を見たときの衝撃は今でも忘れられない。同じカテゴリーをオフラインで走れるんだ。
周りに北海道出身、在住の方が多く、出発前までにいろんなアドバイスやお店など紹介していただいた。
全部はいけなかったけどプランを組むうえで非常に助かりました。ありがとうございます。
1日目
地元京都からバスに揺られて関西空港へ。朝イチの便に乗り込み北海道へ。
実は飛行機に乗るのはこれで3回目。まだまだ離陸と着陸の瞬間は緊張する。
朝早かったのでねぼけながらも新千歳空港に着陸。ようやく来たぜ、試される大地さんよぉ。
RTAの会場オープンまでまだしばらく時間があるので先にお昼ご飯を済ませに行く。
Twitterでちょいちょいバズってたシハチ海鮮店さんのしらす丼。他のRTA勢の方もシハチさんに行っていたが、数量限定らしく夕方や夜行くとほぼ売り切れだったらしい。
早速の北海道メシに舌鼓を打ち、会場へ。
1日目は自分の出番もあるため、夜までずっと会場にいた。
お酒も飲んで、ザンギも食って、非常に楽しくおいしい空間でした。
いろんなオフラインRTAイベントいったけど、ここまで見る方も食う方も飲む方も満足したイベントはなかったんじゃないかな。
交流席で街森なんかもやりつつ、いろんなイベント会場でいつも会うオフラインボランティア常連さんから、北海道地元の走者の方までいろんな方と交流させていただいた。
そんなこんなしつつも自分の出番がやってくる。
実は当日の衣装は『BBのふく』を模したTシャツを着ていたのですが気が付いた方はどれくらいおられたのでしょうか?
なぜBBのふくなのかというと街森のRTAではそれを着ている主人公を選択するのが一番早いから。
レースの結果はマップ運良し!アルバイト運良し!たまごガチャ運良し!で自己べ更新!?
正直なところこのマップで自己べが出るのは驚きでした。
それなりにFDの記録狙いはやっていたつもりですがイベント本番一発で出すようではまだまだ走り込みが甘い証拠ですね。
更新といっても1秒なのでそれ以上の記録が出せるように今後も精進してまいります。
街森のRTAをよくご存じの方だとクリスマスチャートで走らなかったの?と思いになるかもしれませんがこれはイースターチャートをあえて選んでます。理由はいくつかありますが、だれが見てもわかりやすいというのが大きな理由の一つ。
出番が終わった後はれもんさんと他数名のRTA勢で晩御飯を食べに行ってそのままホテルで就寝。
2日目
朝起きたら枕元にXI JUMBOが置かれていた。
2日目は北海道観光がメイン。早速小樽方面に向かいます。
そのまま小樽を素通りして向かうは余市。
北海道に来たのであればここに寄らなきゃ帰れない。ニッカウヰスキーの余市蒸留所。
自称ウイスキー好きで普段もウイスキーしか飲まない私にとっては聖地のようなもの。
え?普段スコッチしか飲んでないだろって?
ほら…ジャパニーズウィスキー高いから…
スチルポットってエロいですよね!!!?
テイスティングセミナーにも参加し、充実したウィスキー活をした。余市のウッディバニラおいしかったな…(そのあとちゃっかり購入)。
来年が創業90周年ということで記念ウィスキー出るんだろうなぁ…高くて買えないだろうけど。
バスの時間もあるのでお土産購入RTAをして小樽に戻る。
小樽で青の洞窟のクルーズに出る予定だったが悪天候により港内ツアーに変更となった。
カモメにエサやり楽しかった。
雨も降ってきていてかなり寒かった。午前の天気のよさはどこへ。
クルーズが終わった後はそのままおたる水族館方面へ。
ただし目的は水族館ではない…ニシンだ!
こんなにデカいニシン食ったことねぇぞというサイズのニシン。
骨が多くて大変だったけどおいしかった。
食べ終わったらそのままとんぼ返り。どんな観光プラン立ててんだよと言わんばかりのタイトなスケジュールで次の目的地へ。
ラストオーダーギリギリで滑り込んだのは北一硝子。写真では結構明るく見えるけどかなり暗い空間で、ろうそくにともされた火とそれを反射させるガラスがとてもいい雰囲気だった。
多分一人で来るところではない。
めちゃめちゃ濃厚なミルクティーとパフェを味わってお土産コーナーへ。
北一硝子に行くと破産すると出発前に誰かが脅していたが現実になりかけた。危ない危ない。
財布がほんのすこし寂しくなりながらも夕暮れの小樽を歩いて札幌へ戻ることにした。
天気もすっかり晴れてちょうどよいくらいの気温だった。一年中この気温であってくれ。
会場に戻ってからは地元民のXI勢と交流しつつイベントを最後まで見守った。
こいつ今日一日飲んでは喰ってしかしてねぇぞ?
ほんとによい会場です。e-REVOさん2日間ありがとうございました。
SOSの関係者様もお疲れさまでした。トラブル等もありましたが次回も開催されたら行きます!…と言いたいところですが財布と相談させてください…。
3日目
北海道旅行はまだ続くんじゃ。
安心してください。3日目も飯から始まりますよ。
ということで札幌の朝市にやってきた。
平日だったが観光客もそれなりに多く、そこそこの人だった。休日だったらもっと混んでたんだろうなぁ。
大阪のRTA勢の方と札幌朝市を観光しつつお別れ。さぁ夜の飛行機までに行けるところたくさん行くぞ。
まずは円山動物園。山の中にある動物園で園全体が傾斜になっている感じだった。
平日なのもあってお客さんは比較的まばら。幼稚園児はたくさんいた。
動物園に来たのなんて何年ぶりだろうか。
書いてあることとかじっくり見て回りたかったけど時間があまりなかったので駆け足になってしまったのが悔やまれる。
オリ党として敵地の視察をしないわけにはいきません。
日本ハムファイターズの本拠地、エスコンフィールド北海道。出来立てホヤホヤの球場です。
結論から言います。最高です。
キレイな球場ということもありますが、どこに行っても楽しい。この日は天気も良く屋根も開けた状態になっていました。
ウワサによると屋根を開けて試合したことはまだ一度もないらしい。マジ?もったいなさすぎだろ…とおもっていたら7/1の日ハムvsオリの試合で始めて屋根を開けて試合をするらしい。
え!!!!!現地で見たすぎる!!!!
球場内ツアーにも参加してしっかりグラウンドを踏みしめてきました。
いやーー新しい球場ええなぁ……。
ひいきにもこんな球場欲しいわぁと思いつつエスコンを後にして南へと向かう。
動物園に行ったのであれば水族館にもいかねばならない。
動物園と水族館どっちが好きかって言われたら水族館の方が好き。
千歳水族館の特徴はなんといっても川とつながっていること。
水族館といえば海に隣接しているイメージですがここは川とながっていて、実際に千歳川に生息している魚たちを観察することができます。
ちょうどウグイの繁殖の時期らしく、川底に固まって泳いでいた。
街森では永遠のライバルであるイトウくん。想像してたよりは小さめだった。
千歳水族館を後にしてその足で定食屋さんへ。
実はこのお店、前からネットでお世話になっていた方が働いておられるお店でずっと行きたいと思っていた場所でした。
看板メニューのメンチカツ定食をいただきました。オマケで黒豆納豆もいただいちゃいました。ありがとうございます!
時刻は17時を回った頃、新千歳空港へ。いよいよ旅も終わりを迎えます。
飛行機に乗り込む前にえびそば一幻。これが最後の北海道メシになる(予定だった)。
そのあと飛行機が遅れるとアナウンスが入ったためソフトクリームを食べた。
これが本当に最後の北海道メシ。
飛行機の離陸が遅れたことで無事に自宅に帰れるか不安だったがなんとかバスには間に合い、京都まで帰ってこれた。
長かった北海道旅行もこれにて終了。
北海道へいく最初の目的はRTAイベントではあったがガッツリ北海道を満喫した3日間だった。
北海道を満喫したとは言ったが行ったのは札幌や小樽、千歳方面だけで北海道にはまだまだ函館や帯広、旭川といった観光地もある。
何度足を運んでも観光しきれないくらい広いんだなぁということをあたらめて実感できた旅だった。
旅行から1週間が過ぎたが体調面も特に問題なし。
体調崩されている方も多いので今後も気を付けたいと思う。
次は南の方に旅行したいなぁ。
P,S,
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