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【エッセイ76】いいものに出会うと自分もやりたくなる

これ何でもそうなんだけど、例えばすごく面白い小説を読むとする。
そしたら自分でも書きたくなる。

実は、観劇も趣味の一つなんですが、いいもの観たら楽しくなっちゃって自分でも芝居がしたくなる。
だから、芝居やりたい期が定期的におとずれる。まぁ過去に少しやってたっていうのもあるのだけれど。

こういうのって人類みんなそう?

ほら、オリンピックの年にスポーツの習い事が流行るみたいなもんで。

真似したくなるんだよね。
子どもってなんでも真似するよね。アレと同じかな?心理としては。
アラサーだけど。

子どもの心を忘れてないってことで(前向きだな)。

だけど、いい音楽を聴いても(音楽鑑賞も趣味です、趣味多い)、よっしゃ音楽創るぜ!とはならない。

ライブも行くし、とっても感銘を受けるし、影響もめちゃくちゃ受けるけれど、真似したい!とはならない。
なぜだろう。
どう違うのだ。音楽と文章と芝居は。

音楽は、まずやり方が分からないし、オリジナルのメロディーが頭に響いたこともない。
作詞はまだ何となくイメージできるけれど、作曲は分からんなぁ。全然。

ライブは生の舞台という意味で、芝居に近い部分もある。でも歌手目指そうと思ったことは一度もないし、ライブやってやるぜ!という気概は今まで生まれなかった。

じゃあ何でもじゃないじゃん。
(冒頭の)前言撤回。自分が若干できそうな事だけでした。

あ、もしかしたら出会う年齢もあるのかも。
音楽を積極的に聴くようになったのって、割と最近というか、大人になってからだからかもしれない。

やろう!という気持ちが薄くなってきたのか?ええっ、元気なくなってきてんじゃん!
それなら、ちょっと残念だ。ちょっとというか、かなり残念だ。

自分の得意なことが見えてきたという事も大きいかもしれない(うん、こっちだな。こっちってことにしとこう)。

何ができて何が苦手なのか。どこまでなら可能でどこからが不可能なのか。

そういう事が歳を重ねるにつれて、分かってきた。やっと自分のことを理解し始めた。
自分がどういう人間なのか。と言うと、壮大な感じになっちゃうけれど。

いかに自分を楽しませて生きるか、というのが人を楽しませることにも繋がる。
そんな風に最近思ったので、自分がワクワクすることを考えて、いろいろやってみたいと思う。

さて、なに創ろうかな。

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