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南の島で必死に働きに来た訳ではない!のんびり島時間。【197目】

昨日、17時からBBQ。
(何をそんな平日に優雅な・・・)

東京から17名ものお客さんが
来島するため、
おもてなしのリハーサル。

なので、

最近、継続中のランニングを
いつやるか!?

時間を計算して着替えを
持ち出し近くのビーチまで
車で行く。

到着してすぐに、
日差しの強さを感じながら
スタート。

海沿いを走るのは
気持ちが良いです。

しばらくすると、
一人の女性が三線の
練習をしていました。

これぞ沖縄!という雰囲気。

エメラルドグリーンの海と
波の音、痛いとすら感じる日差しに
椰子の木と三線の音色。

またしばらくすると、
今度は同じく三線の練習を
している男性が。

よく耳にする沖縄の歌を
弾き語りしている。

こちらもずっと
聞いていたいほど心地良い。

ただ、

平日ど真ん中の15時。

だけど、多くの観光客は
この絵を求めているのでは!?

三線を弾いていた2人は
明らかに移住者。

島の人がこれをやると、
あいつは仕事が無く大変かもしれない!
と仲間内で噂になります。

彼らはこのような雰囲気、
ライフスタイルが
好きで移住しているに
違いありません。

ココはこれで良いのかもしれない。

のんびり島時間。

都会では絶対に見れない
光景であり、そもそも
時間の感覚さえも異なるでしょう。

人はいっぱいいるのに、
どこも働き手が不足している。

そう、

別にがむしゃらに
働くために島に来た訳では
無さそうです。

これを理解しないと
ガッツリ仕事モードの人とは
トラブルになります。

特に採用する側は。

生まれ育った場所にいる人と
外から来た人とでは、
考え方は根本的に違うのです。

ここではまさに、
「漁師とコンサルタント」の
世界があちこちにありそうです。

メキシコの海岸沿いの小さな村に、
MBAをもつアメリカのコンサルタントが訪れた。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れている。

コンサルタントは聞いた。

「いい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」
「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」

「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」

それを聞いてコンサルタントはさらに質問をした。

「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」

漁師は聞き返した。

「どうして?」と。

「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」

「それで?」と漁師は聴く。

コンサルタントは答える。

「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」

「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。

コンサルタントは満面の笑みでこう答えた。

「そこからが最高だ。企業をIPOさせて巨万の富を手に入れるんだ。」

「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問した。

「そしたら悠々とリタイヤさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」

漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。

「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」

漁師とコンサルタント

ここ宮古島は、人によっては
憧れの場所でもあります。

逆に私たちからすると、
「そんな生活なら、もう手に入れている・・・」
なんですよね。

正確に言うともちろん、
色々と意味を含んでいるのですが。

考えさせられます。

また、

南の島で都会に人に合わせて
ガムシャラにやっても
勝てないでしょう。

なので、

ここで生活しているという事を
武器にしていく方が良い。

宮古島のみならず、
地理的優位性を活かした
「何か」がきっとあります。

人々はここに何を求めて来るのか?

じっくり考える必要があります。

ありがとうございました。

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