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毎月、島のおばぁ(83歳)のコンサルを受けています。【58目】

月初になると必ず
親戚でもないおばぁに
呼ばれます。

理由は家賃の集金ですが、
そこで、月に1度の
おばぁの授業を受けます。

おばぁ先生は、
83歳で私の会社の上階に
一人で住んでいます。

専門科目は「人生」で
授業時間は10〜15分。

授業が終わると何かしらの
お土産がついてきます。

今回は結婚と男女の
あり方について。

まず、おばぁは結婚なんて
しなくて良い!と言います。

めんどくさい!

と、ホリエモンばりの
言い回しです。

男はアホだからすぐに若い娘に
付いていってしまう。

おばぁ先生には、
県外に娘さんもいるので
過去の結婚生活で何かしら
あったのでしょう。

夫婦といえど赤の他人。
男、女関係なく、
自分を失ったらおしまい!
相手に頼りつつも自分自身が
強くなくてはならない。

と、まぁこんな感じで
毎月、授業があるのです。

今回は正月ということで
お餅と天ぷらを頂いて
帰りました。感謝!

おばぁ先生の話が
とても参考になるかは別として、
このような機会は
あまりないかなと思います。

約40歳もの年齢差があり、
耳も遠いし足も悪い。

いっそのこと口座振替など
の手段も考えましたが、
見守りの意味も含めて
顔を出しています。

最初は面倒だなと思いましたが、
話が面白いので10分くらいならと
一緒に話をするようになったのです。

これは時間の無駄!という見方も
あるとは思います。

現に私も忙しい時は
心がザワザワしながら
話を聞くことがありますので。

ただ、おばぁ先生だけでなく、
人は完全に孤独だと寂しいはず。

もちろん何らかの
関係性ありきかも
しれませんが、

ちょっとした声がけや
会話をするだけで、
わずかながらでも良い効果が
あるのなら喜んで!

と考えています。

偶然でも必然でも
何であれ、人との出会いであり、
当然、別れもある。

物凄く時間を取られる、
物凄く嫌な相手、
でさえなければ
お互いが可能な限りは
続けたいです。

人との関係が希薄な
世の中だからこそ。

離島の離島という
田舎だからこそ。

おばぁ先生は自ら100歳まで
生きると気持ちは元気いっぱい。

今83歳ですので、
100歳まであと17年。
月で204ヶ月。

長期のコンサルですが、
人生の大先輩から
多くを学び、同時に
我以外皆我師を心がけ、
気付きを得るきっかけに
していきます。

ありがとうございました。

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