見出し画像

特殊能力の種明かし

最近気付いたことがある。

自分は地震の前触れを感じることができると。

と言っても、
オカルト的な話でもなければ、
超能力的な話でもない。

感覚が研ぎ澄まされていて、
ふと脳裏に電気が走るように感じたら面白いのだが、
残念ながらそういうニュータイプ的感覚ではない。

とある場所でとある事をしていると、
地震が来る予兆を感じるのである。

それは、
ベッドの上で横になっている時である。

夜布団に入ってから寝付くまでの間、
昼間ベッドでゴロゴロしている間、

そんな時に限って、
地震が来るのがわかるのである。

具体的には、
微妙な振動というか音というか、
そういうものを枕を通して感じるのである。

普段生活しているとそういうのは気付かない。

これは完全に素人の見解だが、

建物における部屋やベッドの位置、
ベッドの材質や構造が相まって、
初期微動を捉えやすいのかと。

なお、
妻は同じベッドにいても、
予兆を感じないようなので、
どうやら個人差はあるみたいだ。

何かを察知するって特殊能力的でカッコいいが、
残念ながら今回のはそういう類ではないようだ。

こんな内容を書いていたら、
あることを思い出した。

子供の頃よく遊んでいたT君の特殊能力である。

T君の家にお邪魔して遊ぶことがしばしばあったのだが、
彼は電話が鳴るのを事前に察知するのである。

「あ、電話が来る。」
そう言った数秒後に実際に電話が鳴るのである。

当時はなんで察知できるのかわからず、
ただただ「コイツ凄ぇ!」と感心していた。

おそらく電話が鳴る前にどこかのボタンが点灯する、
そんな簡単な種だったのだろうが、
今となっては真相はわからない。

まさか本当に特殊能力だったのかも?

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,589件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?