アラサー男子にサンタさんは来てくれますか？

サンタさん、どうかお願いです。

贅沢は言いません。
バズーカみたいな望遠レンズが欲しいです。
遠くの野鳥にグッと寄れるようなバズーカレンズが欲しいです。

いい子にしてますから。
どうかお願いします。

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今はそんな気分である。

これがレンズ沼というやつだろう。

一眼レフカメラを手にしてから半年くらい経った。
最近は特に鳥を撮るのに躍起になっている。
そうなると望遠レンズが欲しくなるのは自然な成り行きである。

今手持ちの望遠レンズというと、
最大望遠で250mm。
使っているカメラがCanonのAPS-Cなので、
35mm換算で400mm。

数値だけ見たら十分望遠に感じる。
ただ、バードウオッチング界隈での相場はどれくらいなのだろう。
詳しくは知らないが、
明らかな事がただ一つある。

現状の望遠度合いに満足できない体になってしまったという事。

最初にこのカメラを手にしたときは、
こんなにもズームできるのか！すごい！
と純粋な気持ちで感動していた。
それが今ではどうだろう？物足りない。

人間の慣れって恐ろしいものである。

そんな訳で、
望遠レンズを調べていたら、値段に愕然。

ガチカメラのガチレンズは高いと聞いていたが、
やはり高かった。
新品でこの値段だと、中古でも相当な額になるだろう。
だから中古で買うにも勇気がいる。

しばらくは現状で可能な限り楽しもう。
そう自分に言い聞かせる。

とは言ったものの、
やはりレンズについて調べてしまう。
調べるだけでも胸が高鳴る。

やっぱりサンタさんに本気でお願いするべきか。

いや、待てよ？
そもそも来年30歳にもなる野郎にサンタさんは来るのか？

いや、でも、
サンタさんに年齢制限があるなんてチュートリアルは受けていない。

こうなったらいちかばちかお願いしてみよう。

サンタさん、どうか私のところに来てください。