あいみ

悩み抜くことが生きることだと思う

あいみ

悩み抜くことが生きることだと思う

マガジン

最近の記事

人生と鬱

薄暗い廊下。 なんとなくひんやりとした空気が 口腔でうずまき肺を冷やしていく。 切れかけの蛍光灯のような光が 時折一瞬だけ視界を闇に染めながら 廊下を照らしている。 前方も闇。 後方も漆黒。 後ろは振り返ることはできても 不思議と進むことはできなかった。 廊下だからまっすぐに思えるけど 目に見える部分が少なすぎて ほんの少しずつ曲がっていたらそれを判断することはできないだろうし そもそも終わりがあるのか、どこに辿り着いたら終わりなのかもわかりはしない。 そしてなにより

    • 話というのは内容によっては話すことによって余計な属性がついてしまう話がある。 たとえば理想の異性像を、付き合っている相手に話せばそれはハードルになってしまう可能性があるなど だから私は誰かの全ての話を受け止めることは不可能だし あなたはわたしの全ての話を受け止めることは不可能だ

      • 配慮は求めるくせに遠慮はできない人が多すぎる

        • 自分に嘘をつきすぎて私に嫌われたワタシ。あなたもそうなの?

        人生と鬱

        • 話というのは内容によっては話すことによって余計な属性がついてしまう話がある。 たとえば理想の異性像を、付き合っている相手に話せばそれはハードルになってしまう可能性があるなど だから私は誰かの全ての話を受け止めることは不可能だし あなたはわたしの全ての話を受け止めることは不可能だ

        • 配慮は求めるくせに遠慮はできない人が多すぎる

        • 自分に嘘をつきすぎて私に嫌われたワタシ。あなたもそうなの?

        マガジン

        • 怪奇収集奇譚
          1本
        • お気に入り
          1本
        • 絵空の日記
          0本
        • アルバム
          0本

        記事

          直近で初めて読みました とても好きな物語でした 呪いの解けた彼女は 1話 | 小野未練 #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/82574447

          直近で初めて読みました とても好きな物語でした 呪いの解けた彼女は 1話 | 小野未練 #pixiv https://www.pixiv.net/artworks/82574447

          後悔しないように生きていくこととは 後悔しても苦しみを生まないような生き方ではなく 昔から目を逸らして生きていくことなんだって最近わかった 人生は楽になった

          後悔しないように生きていくこととは 後悔しても苦しみを生まないような生き方ではなく 昔から目を逸らして生きていくことなんだって最近わかった 人生は楽になった

          好きだと小さくでも伝えられ続けることで 私の些末な自己肯定感が そこにあったのだと気づくものでした

          好きだと小さくでも伝えられ続けることで 私の些末な自己肯定感が そこにあったのだと気づくものでした

          インフルエンザになりました 心拍数130超えで 気が狂いそうなくらいには 辛い症状出ていましたので みなさん 予防接種なり、まだ症状が軽いうちに (とはいっても熱が出てから6〜8時間?後からでないと正しく診断はできないようですが)病院に行って薬をもらいましょう

          インフルエンザになりました 心拍数130超えで 気が狂いそうなくらいには 辛い症状出ていましたので みなさん 予防接種なり、まだ症状が軽いうちに (とはいっても熱が出てから6〜8時間?後からでないと正しく診断はできないようですが)病院に行って薬をもらいましょう

          ただの日

          電車を待っている。 とは言ってもこれから旅行にいくだとか 何もかもが嫌になって当てのない旅に出るだとか そのようなドラマのある日ではなく ただ仕事へと向かうだけ 今日のように雨降りの日は 普段よりも電車に乗り込む人が多い 未来の窮屈を想像してため息ひとつ。 そんな上がらない気持ちを 座席に座れた幸運で相殺する朝。 ごめんなさいね、ほんの少しの優越感。 昔から得意でない朝の辛さを慰めるように 目を閉じて物思いに耽る。 こんなふうにいつも以上必要以上に 物語にしてみたら

          ただの日

          弱くない人が 弱い人を守りながら笑い続けられるほど 強いとは限らない

          弱くない人が 弱い人を守りながら笑い続けられるほど 強いとは限らない

          怪異収集譚〜呪いの男①

          ――――ねぇ、知ってる?なんか昨日、急に抱きついてくる変態が出たらしいよ。  はじまりはそんな噂話からだった。 女子生徒が下校中に、中年男性に抱きつかれるという事件。 つまるところ変質者情報だった。 ホームルームでも担任教師から事件の話が行われた。 「変質者に注意し、できる限り集団で下校するように」 そんな定型文めいたアナウンスが行われる。 事件も数日経てば皆の記憶から消えていくはずだった。 しかし事件はそれだけでは済まなかったのだ。 翌日。 「ねぇねぇ香奈、昨日の

          怪異収集譚〜呪いの男①

          怪奇収集譚〜星のおじさん〜

          「あ……ぁ……」 震える私の前に男はいた。 薄暗い無機質な部屋の中央に椅子に座った男が1人。 いや、正確には座らされていたというのが正しいだろう。 手足は枷がはめられていてそこから離れることができないようにされている。 「ひどく動揺しているね。おじさんにはそれは君にとって大切なものかと思ったのだけれど……違ったかな」 おじさんとそう自称した人物は笑った。 いや、人と言えるのだろうか。 私に語りかける声は男性のものだったが、 椅子に座ったその人物の頭部は五芒星の形をして

          怪奇収集譚〜星のおじさん〜

          思い出す。

          どうして もう何年も昔のことで 誰がその場にいたのかも思い出せないような そんな昔の恥を 今になって思いだすのか もうそこから学べることもないのに ただ心が不快になるだけなのに 私はいまだに忘れることができないのだろう 

          思い出す。

          「今日7時に起きたさ」

          あなたはそれで言葉を終えて笑みを浮かべている ーー嗚呼、つまらないひとだな ただ一言でわかる。 『意味がわからないのだ』 これが午前3時だとかならわかる。 基本的には異常事態である可能性があるのだから 心配してほしいとか まぁ何があったのか聞いてほしいとか そんな意図が感じられる。 だというのに7時ってなんだ。 9時〜17時の一般的な勤務の人であれば 毎日そのくらいに起きる人は数えきれないほどいるだろう。 それが自分にあてはまらず 珍しく早起きしたという話をしたいの

          「今日7時に起きたさ」

          水風船

           目の前で弾けた。 それが転機でした。 私の目の前で弾けたそれの中身は 真っ赤なんかじゃなかったのです。 教科書もそう教えていたし、常識として 疑っていませんでした。 でも違ったのです。 私はこの世の中が一気に不思議に満ちていくような 感覚に、好奇心に、高揚していたのです。 それから私は取り憑かれたように その彩りを味わいました。 通過列車にぶつかって弾けた彼は緑色 ドリルで目玉を抉った彼女はピンク色 バラバラにした少年は水色 本当に色鮮やかで感動しました。 私も人

          沼のように心地よく

          毒のように染み渡る 悪人になりたくないと生きても せいじんになれない痛みの現実を 思い知らされるような そんな作品でした。 9日までは全話見れるので かなしいきぶんになっても大丈夫な方はぜひ

          沼のように心地よく