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詩・歌詞

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#lyric

「泣いて歩いて、生きる」

寝床から起きて
いつもの朝
暑いだとか寒いだとか
雨が降ってるだとか

やれやれやれやれと
つぶやきながら
ため息の渦が
体を包む

泣いて泣いて
嗄れるまで泣いて
歩いて歩いて
止まるまで歩く

夜が明けて朝を迎えて
また夜が来る
生きて生きて
死ぬまで生きる

つまらない物を
口にして
恐怖と惰性の支配から
逃れられない

ニャンコがニャーと鳴いて
カラスがカーと鳴いて
オレはいつでも
謝って

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「(題名はまだない)」

ぼくの言葉で
誰か傷ついている
かもしれない
なんて
それはないよ
だって
誰も覚えちゃ
いないから

部屋で一人
体を縮めて
寝転んでいるんだ
遠い宇宙と
なんだか
つながっている
気がして

生きること
一度も
練習したこと
なんてない
もんな
愛すること
だって
はじめてのこと
なんだよ

ぼくのうたで
誰か癒されている
かもしれない
なんて
それはないよ
だって
誰も聴いちゃ
いないから

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