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MomoDa(3歳5ヶ月)陶芸に "挑戦してみた"

コスモスが満開だった昨年の11月22日。
MomoDa 初めての陶芸に挑戦してきました。この時3歳5ヶ月。

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陶芸のお教室には丁寧に土練りをしてくださった土が、まん丸のお団子になって手ろくろの上に用意されていました。手びねりで作りたい器を作ります。

何を作りたいか聞いてみると「おたのしみかいのおさら!」即答でした。(おたのしみ会とは我が家の食後のデザートの時間やお茶会の時間のこと)

テーマは「おたのしみ会の器

手ろくろの上のまん丸のお団子を、グーにした右手でドンッドン!と叩き平らになるまで潰していきます。ドンッドン!ドンッドン!平らになるにはかなりの時間がかかりそうです。

ドンッドン!ドンッドン!

ものすごい時間がかかりましたが、お教室の先生もにこやかに気長に待っていてくださり、平らにすることができました。

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平らにした土の縁をつまみ上げ、高さをだしていきます。左手で手ろくろを回しながら、ちょっとづつちょっとづつ。

好みの高さまであげられたら、なめし革をお水で濡らし、ろくろを回しながら表面と縁を滑らかにしていきます。濡れたなめし革の柔らかで滑らかな手触りも気持ちいいよう。

砂場でお団子を作りお水をつけて綺麗なまん丸にする。さら砂(白いサラサラの砂)をかけ更にツルツルスルスルにしていく。日頃の遊びがここで活きているようです。

滑らかでツルツル綺麗に仕上がったら、色つけをします。

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これまた左手で手ろくろを回しながら、あっという間に描きあげました。準備してくださった全ての色を使い華やかな仕上がりに。

12月から冬季休暇に入るそうで、焼き上がりは3月になるとのこと。4ヶ月待つことになりますが、それもまた良し。どんなお皿になるかな?どんな色が出るかな?何をのせようか? わくわく待ちましょう。

帰りはお散歩♪

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まもなく冬を迎える葡萄畑を探検です。「ぶどうがくっついてないねぇ。はっぱがかれてるねぇ。」いろんなことに気づきます。

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広場にあるコインを入れて動き出すラクダ?馬? これはなんだか怖いようで、気になるけど怖いようで。自然と距離をとっています。仲良くなれるといいねぇ。

2021年3月14日 器完成

待ってました!「器が焼きあがっています。お好きな時に受け取りにいらしてください。」と丁寧に書かれたお便りが届きました。早速受け取りに♪

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4ヶ月待ちました。それはもう感動のご対面です。

乾燥させ焼いたことでひと回りふた回り小さくなった器は MomoDa の小さな手にすっとなじむ可愛らしいサイズになっていました。いやぁもう感動です。

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器には「花火」を描いたそうです。2歳になってすぐの夏、ばあばちゃんと一緒に行った花火大会で初めて見た大きな花火。その時のことが強く心に残っているようで、今でも花火の絵をよく描きます。深い藍色の空に開く大きな花火。

次の夏、また見せてあげたい。と思って2年が過ぎようとしています。2年連続の花火大会の中止。来年は、あの花火をみんなで見れる世の中になっていますように。切に祈ります。


花火の器に、ちょうどお土産で頂いたきびだんごを乗せてみました。

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あら。いいじゃない❤︎


帰りはおきまりのお散歩♪

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4ヶ月前には怖がって距離をとっていたラクダの仲間、ワンちゃん?うさぎさん?に乗りたいと言い出しました。やっぱり気になってたんだ。もう怖くないようです。

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この日は菜の花が満開でした。どこまでも続く菜の花のゴールを探し走り出しました。

その先にあるであろう、ここからは見えないものを見てみたい。この好奇心わくわくを大切にしていきたいと、小さくなる後ろ姿を見ながら思いました。


MomoDa 「つぎはかーちゃんのおさらつくってあげるね❤︎」

嬉しいことを言ってくれました。ワインのおつまみを入れるお皿をオーダーしておきました。MomoDa の気が変わらないうちにまた作りに行こうと思います。

器を自分の手で作って変わったこと
①落としたら割れちゃうことをちゃんと理解し「宝物だよ」と言って丁寧に扱ってくれる。
②この器だけでなくこういう割れたり壊れたりするものを大切に扱ってくれるように。
③食後に器をキッチンまで運んでくれるように。(以前は気が乗った時だけでした) 運ぶ時もしっかり両手で持ちソロリソロリ言いながら❤︎

お料理をして器にのせてみました↓
https://note.com/nalpsv/n/n5d608588c02f

シリーズやってみた vol.17


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