■ alter CHARDONNAY UNWOODED ■ オルター・シャルドネ・アンウッド ■ 2022 ■ 750ml ■ Northern Alps Vineyards ■ Omachi Nagano Japan ボディ　■■■■□果実味　■■■□︎□︎酸　　　■■□□□ 2022年この年のシャルドネは全てステンレスタンクにて醸造、シュールリーで熟成を。醸造を開始した10月から気温の低い日が続き発酵の速度はゆっくりと。春先に再び動き出し落ち着いたのは2023年6月の末。7月にボトリングを行っています。キラキラと輝くレモンイエローに微かな黄金色を纏い。このシャルドネから香ってくるのはやはり...若林のシャルドネの特徴であるトロピカルなフルーツの香り。パイナップルや白桃、みずみずしいリンゴや洋梨。優しい酸と果実味、バランスよく仕上がりました。UNWOODEDなのに樽を使ったようなふくよかさが感じられます。長いシュールリーによってボディが厚くボリューミーな味わいに。ボトリング直後の今はフレッシュ感が際立っていますが、2年3年と時を経て蜂蜜のニュアンスが出てくる頃...とっても楽しみな1本です。前菜にはお魚料理を。白身魚や甘エビをカルパッチョにしてみたり、地元の小さなエビを皮ごと素揚げにしたり、ホタテをバターで軽くソテーしてみたり。メインには薄く伸ばしバターで香ばしく焼き上げたチーズチキンカツレツを合わせてみました。 背景2022年春、良好な天候でのスタート。しかし梅雨の長雨、収穫時期の長雨と雨に悩まされる1年となりました。それに加えスピードスプレーヤーや軽トラのマシントラブルが絶えない年となり...。クラウドファンディングを立ち上げたくさんの方々がご支援くださったこと、ヴィンヤードクルーを開始しお手伝いに来てくださる方が増えたことで予定通りの作業を進めることができました。無事にこのワインをリリースできますこと感謝申し上げます。通常価格：2500円（税別）ブドウ産地：長野県大町市　　収穫年：2022年　　アルコール分：12%　　生産本数：830本　

■ 雨音【amane】ROUGE■ アマネ・ルージュ■ 2021 ■ 750ml■ Northern Alps Vineyards■ Omachi Nagano Japanボディ　■■■□□ 果実味　■■■□□ 酸　　　■■■□□ 2021年収量の少なかったピノ・ノワールをメルローと混醸しました。ノーザンアルプスヴィンヤードのメルローはピノ・ノワールやガメイ(ボージョレー)に使われる醸造手法 *セミカルボニックマセレーション* を用いているため、どこかピノ・ノワールに似たニュアンスのワインとなることが多く、いいワインになるのでは...とピノ・ノワールとの混醸を試みました。丁寧にしっかりと選果が出来た傷みや傷のほとんどない、健全な葡萄だけを使用し、天然酵母にて仕込んでいます。瓶詰め時、亜硫酸塩をごく少量添加したものと、無添加のものを2種類、ご用意しております。今までとは違うナチュラルな仕込み。添加したものはしばらくは閉じた状態を保ち数年後に開いてきます。無添加のものはすぐに開いた表情を見せてくれます。添加ありもなしも、とてもデリケートな仕上がり。淡く、無精製の茶色いお砂糖を使って作った苺ジャムのような色合い。ドライフルーツにした苺や木苺などの小さな赤い果実の香りに加え、色味にも香りにも紅茶のニュアンスが強く出ています。柔らかな口当たりはメルローから来るもの。メルロー7:ピノ・ノワール3の割合で混醸していますがピノ・ノワールが支配的です。メルローがピノ・ノワールをそっと下支えしている...そんな印象。1番やりたかった。でも1番難しく悩ましいと言うピノ・ノワールへの想いを乗せて、耳を澄ますとかすかに聴こえる雨の音のように、しとしとと静かに新たな装いで登場です。抜栓後ゆっくりと、時間の経過とともに静かにそして豊かに立ち昇る様々な香りを、是非楽しんでいただきたいです。通常価格：3,850円（税込）ブドウ産地：長野県大町市収穫年：2021年　アルコール分11%生産本数：亜硫酸あり 400本 、なし 400本