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#平安時代
大河ドラマ『光る君へ』(18)「岐路」の感想
(先週の感想です)
とうとう、道兼も亡くなり、道長が氏の長者になる時が来ましたね。
前回に今回、権力に執着し、醜態をさらす中関白家。
枕草子の描く中関白家はキラキラとして、家族愛が深くて、美しい一家だったので、見ていられないところも多々ありました。
でも、藤原実資の日記『小右記』によれば、一族の繁栄ばかりで、不満を買っていたようで、「悪積の家」とまでかかれる有様。
立場によっても印象はそれぞれ
大河ドラマ『光る君へ』(13)「進むべき道」の感想
しばらく間があいてしまいました。
寛和の変は、花山天皇を〝利用しようとした〟藤原義懐と藤原惟成を出し抜き、兼家一家が勝った。みたいな形になりました。
義懐は花山院の葬送まで奉仕している忠臣だと思っているので、ちょっと残念。(惟成はこれからほどなく亡くなります。)
しかし、ドラマとしては、次の展開が見逃せなくて、とてもおもしろいです。
定子入内 『枕草子』好きとしては、まだ幼い一条天
ちょっとだけ大河の感想
四角関係?なんだかまるで少女漫画展開な、冒頭でしたね。
まひろと道長、直秀、宣孝、気になる関係。
宣孝が夫になるのは史実ですが、青年たちへの牽制は、幼い頃から知っている友の娘のためなのか、いずれは…と考えているのか。
花山天皇即位とうとう花山天皇が即位。
他の方の感想を読ませてもらうと、『古事談』の御座での不祥事は、藤原道隆の噂だったようですね。
『古事談』と言えば、藤原実資が頭中将をまたや
大河ドラマ『光る君へ』(2)感想
道兼と兼通前回、まひろの母を殺した道兼。
後悔していないんだろうなあと書いたけど、どう思いますか?
父にいいように利用されて、これは・・・。
「愛されたい、認められたい父親」はどうなっちゃうんだろう?
私、寛和の変の漫画を描いてるとこなんで、その解釈だと、道兼は……。(まだそこまで書いてません)
しかし、兼家パパ罪深いよね。
ドラマでは出てこなかったけど、大っきらいで恨みばかりの亡き兄兼通(か