大河ドラマ『光る君へ』(18)「岐路」の感想
(先週の感想です)
とうとう、道兼も亡くなり、道長が氏の長者になる時が来ましたね。
前回に今回、権力に執着し、醜態をさらす中関白家。
枕草子の描く中関白家はキラキラとして、家族愛が深くて、美しい一家だったので、見ていられないところも多々ありました。
でも、藤原実資の日記『小右記』によれば、一族の繁栄ばかりで、不満を買っていたようで、「悪積の家」とまでかかれる有様。
立場によっても印象はそれぞれだったのでしょう。
道隆亡き後、伊周が家を支えねばならないのに、年長者である道