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「女は話し方、食べ方、歩き方」昭和一桁生まれ♀

母の日も近いこの時期、30年も前に亡くなった母の口癖を思い出します。
いつも言っていたのは「女は話し方、食べ方、歩き方」という三原則でした。

「汚い言葉を使ってはダメ。心も姿も汚くなります」そう言われて気を付けていたつもりでしたが、おばあちゃん子だった私が教わった丁寧な言葉は時に通じず。学生時代、百貨店の案内嬢に「ご不浄はどちらでしょうか」と尋ねて、「当店では扱っておりません」と言われたことも。

また「ものを食べる時は、何を食べても果物を食べているように」というのは、切り分けた果物を少しずつ口に運ぶような食べ方ということ。もとから口が小さいので、これだけは何とか守れました。

歩き方は「背中が丸くなってる!」「前を見てまっすぐ!」と毎回姿勢にチェックが入る厳しさ。「足を開いて歩いてもいいのは、赤ちゃんを産んですぐのお母さんだけ」と言い、街ゆく女性の足運びも気になっていたようです。

これも、言わば「戦前の教育」ですが、今でも女子力の基本かもしれません。私も娘が生まれたら伝えたかったけれど、男の子しか授からなかったので、今日のところは改めて自分に言い聞かせておきましょう。

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