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私のお教室

子供の頃
絵画教室に通っていた。

5つ上の姉が
通っていたから
私も行きたいと
母に言ったのだと思う。

その教室の近所に
友達のお家があって
よくお泊りしたりして

友達の家族に
緊張しながらも
楽しい時間を過ごしていたな
なんて思い出していた。


先日から突如として始めた
刺繍制作のYouTubeライブ配信で
内向的で社会不適合者の私でも
刺繍のお教室、、、
みたいなことが
できるかもしれない

刺繍の楽しさを伝える
なんてことが
できるかもしれない、という
小さな夢の欠片をみつけた。

その夢の一歩
ライブ配信で
何ができるのか
考えていたら

絵画教室のことを
思い出したのだ。

「絵画教室」というと
聞こえはいいけれど
その教室の私達の曜日は
「お絵かき教室」くらいが
ちょうどいい感じの

先生が決めたテーマを
ゆるく楽しく自由に描く
そんなお教室だった。

先生も穏やかな方で
背が高くて
髭もじゃの先生で
大好きだったのを覚えている。

水彩から始めて
小学校に入って
何年生だっただろうか
気が付けば油絵を習っていた。

油絵も
動物や花の図鑑の中から
好きなものを選んで描いていた。

先生は気が付いた時や
質問した時は
しっかり教えてくれるけれど
基本好きなように
描かせてくれていた。

そのお教室では
絵を描くだけではなくて

夏にはお庭で
スイカ割りや花火をした。

あんな楽しい思い出を
今まで忘れていたなんて
少しさみしい気もしたけれど

そうだな
コミュ障の私でも
あの時のお絵かき教室みたいに
それぞれが刺繍したいものを
自由に刺繍する
そんな時間を
場所に縛られず共有することが
Youtubeならできる、と思った。

刺繍に限らず
趣味があることで
人生が充実する楽しさなんかも
伝えることができるかもしれない。

・・・
まさか自分が
こんなことを考えるなんて
今でも信じられないけれど

私が想像できることは
きっと創造できること。

そう信じて
自分のペースで
進んで行こうと思う。





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