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夫のリモートワークで0歳育児がちょっと快適になった

我が家のメンバーは、会社員の夫・専業主婦(求職中)の私・0歳10ヶ月児の3人。
今月から夫が在宅勤務がとなり、息子は保育園の登園自粛、一家総出で本格的な巣篭もりが始まっている。

コロナ離婚、なんていう話があるそうだけど、わたしの場合は助かっている。夫は大変かもしれないけど。

ふだん仕事が激務の夫は、息子が寝静まったあとに帰って来る。
わたしはというと日中、息子の相手をしながら家事をし外へ連れ出し食事を与え風呂に入れ寝かしつけそこから大人の食事その片付け明日の息子のご飯の準備などなど…
夫とはもともと同じ職場で働いていたので仕事のこともある程度理解はしているのだけど、だいたい木曜夜ごろに爆発は起こり、その矛先は当然夫に向く。なんでわかってくれないの!と。そしてなんでそんないやみな言い方しかできないんだ!といった言い合いが起こる。

わたしも夫もお互い切羽詰まってるし疲れも溜まってるので、相手のことをなかなか想像できないことから来てしまう衝突なのだと思う。

でも今月入ってからはそれはなくなった。

このウイルスの影響は夫の仕事にもじわじわしわ寄せていて、普段から忙しくしているのに加えてさらなる負荷がかかっているようだ。扉一枚越しに慌しそうな様子をなんとなく感じる。あんまり辛く当たってはいけないよなあと。

夫のほうも、同じように扉越しにわたしと息子がどう過ごしているのかを感じ取っているようだ。
行動範囲も感情表現の幅もだんだんと広がってきた息子は、なかなか外に出られないことや、動きたいように体をうまくコントロールできないことなどに歯がゆさを感じているようで、癇癪を起こすことも多くなった。お腹が空いてわめいている息子をなだめながらご飯の準備をしているときなんて、結構ストレスだ。
そんなときに、さっと夫が駆けつけてくれて少しの時間抱っこしてくれると本当に助かる。
まったく手が離せないときも「手伝えなくてごめん」と本気で謝ってくる!(ちょっと前であればありえなかったこと!)

0歳児は、目を離せない。合わせてなかなか出かけることができなくて人と会話できないというのはわたしの場合かなりのストレス。そんなときに夫のいる部屋を覗いて少し会話ができるだけで本当にほっとするのだ。

夫のほうも、仕事の合間にこちらの部屋を覗き、息子と少し遊んで癒しチャージをしてまた仕事に戻っていく。心から息子を可愛がっている様子を見ると、素直に嬉しい。

みんなそれぞれ頑張ってるんだもんな!なんて思うとやる気がでてきてわたしも猛烈にご飯を作ったりして。ちかごろイライラして台所に立っていることも多かったのだけど、食べてくれる人のことを思いやることが、ごはんを作るたのしさを思い出させてくれた。

誰かの靴を履いてみること。
近くにいる夫婦でさえ(近くにいるからこそ)それができなくなっていた状況があったことに気付かされた。気づけたことで、わたしたち家族はより優しくなれている気がする。

リモートワーク、いいじゃん!

いまみんなが出かけられない辛さを感じていて、ステイホームの過ごしかたを模索しているけど、産後の母というのはほとんどステイホームに加え、体のあちこちは痛く、慣れないお世話に家事、睡眠不足が続くのである。それは産後鬱にだってなる。そして当たるところがないからこそ、すべての矛先は夫になる。

夫の育休はハードルが高いことかもしれないけど、もしできる職業であるなら、産後の奥さんをもつ旦那さんたちは常時でもリモートワークばんばんやってほしいな、と思った。

大変かもしれないけど、産後の母だって大変なのだ。

泣き止まない赤ちゃんを少しの間抱っこしてくれるとか、お風呂を待たせたりご飯を温めている間みてくれるとか、買い物してきたあと荷物を取りに来てくれるとか、それだけでも、救われる。

奥さんのほうもきっと、頑張っている旦那さんを横で感じられるなら、育児の励みになるんじゃないだろうか。

#リモートオフィス

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