見出し画像

死んだら消滅したいと思ってた

こんにちは。NAKです。

今でこそ、
死んだら天界で
ひーちゃんたちと遊んで、
天界を旅行しまくるんだって
ワクワクしているけれど。

ひーちゃんたちに出会う前の私は、
死んでもまだ意識が残っていて、
思考し続けなきゃいけないなんて、
絶対にイヤ。
あの世なんてなければいいと
願っていました。

人間関係や仕事のこと、
家族のことなど、
日常のあれやこれや。
考えたくないと思っても、
脳は考えることをやめてくれなくて。

その上、
私の思いなど無視した脳は、
気にしている事柄の先の物語、
ありもしない杞憂の物語を
どんどんと紡いでいく始末。
その妄想を止めるのは至難の業で。

死んでもなお、
永遠に思考し続けなければならないなんて
耐えられない。
だから、あの世なんてなければいい、
思考を消滅させたいと
願っていました。

今は、
あの世はあると信じています。
ひーちゃんたちと、
こんなことになっているのだから、
信じざるを得ないですよね。

でも、消滅できないことに、
不安はないし、
こっちの世界で生きるだけ生きたら、
あっちの世界に行けることも楽しみです。

鬱病が治ったから
こんな風に思えるようになった
とも言えるかもしれないけれど、
それだけではないとも思います。

今心配したところで、
明日にならなきゃ
どうしようもないこととか、
何日か後に片付ければよいこととか。
気になっても知らんぷりして
脳を放置する。

脳が杞憂の物語を紡ぎ始めても、
また勝手に脳が悪さを始めたと、
これまた知らんぷりして
脳を放置。

とにかく脳を放置しまくりました。
ひーちゃんたちに訓練されたというか。

そのおかげで、
お坊さんの悟りの境地って
こんな感じ?というくらいに
今では脳が穏やか。

ずっと、
自分と付き合うことほど
大変なことはないと思いながら
生きてきたけれど、
その感覚が最悪の結果から
私を救っていたと、
ひーちゃんたちから聞きました。

身体という物質は、
魂の乗り物。
体質も、脳の性質も、性能も、
魂は乗り物を選べない。
この身体で生まれたからには、
この身体で物質界を生きていくしかない。

自分という物質の特性を受け入れて、
なんて乗りこなすのが
大変な身体なんだろうと、
客観視できたことで、
魂を守りながら
乗り越えてこられたのだと
教えてもらいました。

なかなか乗りこなせずに
脳に振り回されまくっていたときは、
なんで生きなきゃいけないんだろう、
死んでもいいじゃないかと思っていたけれど。

私には悲しませたくない人たちがいて。
その人たちを悲しませないために、
自殺には見えない死に方を
調べたことがありました。

自殺って本当に難しい。
失敗して大怪我をするなど、
今より大変な人生になる確率が
かなり高い。
成功するか、失敗するか。
自殺はとても危険な賭けに見えました。

10代の頃、
自殺を試みることができたのは、
そのことを知らなかったから。
それに悲しませたくないと
思う人も正直いなかった。

40を越えて、
周りのこともきちんと見えて、
悲しませたくない
大切な人たちがいる状況で
自殺を試みることはとても難しい。

失敗したくないし、
苦しみながら死ぬのも嫌だ。
苦しまずに死ねて、
事故か病気かに見せかけて、
失敗せずに確実に死ねる方法だなんて
ハードルが高すぎる。

袋小路にぶつかった私は
不摂生をしまくって、
なんとか病気にならないものかと
悪あがきをしたけれど、
ただ具合悪くなるだけ。

生きるしか選択肢がないのなら、
具合が悪いのより、
体調の良い方が生きやすいと
思うようになりました。

体調を気遣うようになると、
そのうち、
苦しいより楽しい方が
楽に生きられるはずだと
思うようになりました。

もちろん、
楽に生きようと思っても
生きていれば苦しいことや
面倒なこと、
やらなきゃいけないことは
あるのだけれど。

それでも、
死ねないんだったら
生きるしか選択肢がないんだったら、
苦しむより楽しむ方がいいと
思えるようになったことは救いでした。

今はというと、
消滅願望は全くなくなりました。
人間の人生って、
魂の人生にとっては
ほんの一部でしかない。

時間を人間の時間で見ないで、
魂の時間で見られるようになっただけで、
ずいぶんと楽になりました。

それに、消滅させたいと思っていた
私を苦しめる
思考する脳は物質で、
死んだら消滅するのだから。
死んでも消滅しないのは、
魂だけ。

荒馬のような物質を
乗りこなせるようになるのに、
ものすごい年月を
かけてきてしまったけれど、
魂を磨くには
よい経験だったようです。

それから
この世の別れが、
本当の別れではないということも、
mamを通じた
霊界にいる知人たちとのやりとりで
知ることができたので、
そういう悲しみに
とらわれることもありません。

負の感情にとらわれて、
そこから抜け出せないとき、
一番辛くて苦しいのは自分。

憎しみも、悲しみも、
悔恨も、焦燥も、
憤りも、羨みも、妬みも。

すべては魂ではなく、
脳が作り出しているもの。
自分という魂と
脳を分けて考えることで、
楽になれることがたくさんある。

脳の妄想。
脳の暴走。
それを止める術は、
脳を相手にしないで
放置するのがいちばん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?