神様の時間調整~国際派ビジネスマンの父親から息子に送るnote

Dear 二人の息子たちへ

この記事は私が息子に教えたい、伝えておきたい事を手紙にした設定で投稿する記事です^^もしかしたら皆さんにも学びになるかも。

今日は「神様の時間調整」という話をする。

私は、人生で起こる良いことも悪いことも、すべて自分のために意味があって起きていると考えている。その理由を今日は話そうと思う。ちなみに神様がいるかどうかは私にはわからない。神様を信じていない人は人智を超越した何か、運命を決めている何か、とでも読み替えてもいいかもしれない。

大学院進学を断念

私が大学3回生のころ、2009年ごろの話になるが、ほかの学生と同様に就職活動というものをしていた。ごくごく一般的な理系学生の私は、他の大多数の学生と同じく就職活動をして企業で働くために準備をしていた。

じつは私の友人は、半分くらいは大学院に進学した。私は成績が真ん中くらいだったので、推薦を貰えることもなく、試験を受けて合格する気も起らなかった。推薦を貰えていたらそのまま進学したかもしれないけど、私立の理系で下宿付きで進学させてもらっていたし、もう働くか。と半ば諦めも含めて就職することにした。

就職活動は順調で、受けた会社のほとんどは内定を貰えた。ただ、電力会社を第一志望としていた私はその会社からは内定はもらえなかった。結局私は電力関連の仕事をするため電力製品を扱うメーカーに就職することにした。

しかし、はっきり言って納得していなかった。せっかく就職して新たな門出を迎えているというのに、私は、就職した直後は大学院を卒業していたら第一志望に就職できたのかなぁ、と考えることもあった。まぁどんどん研修やら業務やらが始まり進んでいくのでそんなことを考える余裕もなくなっていくんだが、とにかく最初はそんなことを考えることもあった。

ある世界を巻き込んだ大事件が起こるまでは(笑)

リーマンショックで就職活動が超難しくなった

2009年に起きた世界同時景気悪化。リーマンショックだ。

大学院に進学した仲間は、悠々自適に学生生活を送っているのかと思いきや、2年しかない学生生活で試験やら研究やら就職活動やらで結構苦労していたらしい。中でも就職活動は世界規模の景気悪化により苦労したらしい。

大学時代、成績優秀だった仲間も企業のそもそもの採用人数削減の波には抗えず苦労されたようだ。

私は学業はあまり目立った成績は残せなかったが、就職では彼らほど苦労はしなかった。

もし私があのまま大学院に進学していたら、ほかの仲間と同様にリーマンショックの波にのまれ、今の会社に就職できていたかもわからない。もしかしたら第一志望の会社に就職できていたかもしれないのも、事実だ。

人生は振り返って俯瞰して自分を見てみないとわからない

今の私の人生は、自分で言うのもなんだがわりと満足している。

今の会社に入っていなかったら、今の奥さんにも出会えていないし、君たち二人の息子も生まれていなかった。

仕事も、いろいろあるが、それでも順調だと感じている。取り組む仕事に情熱をもって取り組めるという事は、人生最大のテーマだからだ。毎日つまらない人生を送ることだけは、避けたいのだ。

仕事もプライベートも割と順調なのだと感じている。資産も増えてきた。私は今確実に幸せだと言い切れる。人生が常によくなっていると感じながら生きている。これは幸せなことだ。

だから君にも言いたい。

もし人生で納得できないことや、自分ではどうにもできないことが起きたとしよう。それでも、それは君の人生をよくするための一つのイベントに過ぎない。

最終的に人間は絶対によい方向に向かうのだ。なぜなら今をよくしようと生きているからだ。

そう考えれば人生のある一点で自分の思い通りに物事が進まないことくらい気にしていては勿体ない。ぜひ覚えておいてほしい。

ライトブログにも投稿しています^^https://lightworker3.com/%e7%a5%9e%e6%a7%98%e3%81%ae%e6%99%82%e9%96%93%e8%aa%bf%e6%95%b4%ef%bd%9e%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e6%b4%be%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%81%ae%e7%88%b6%e8%a6%aa%e3%81%8b%e3%82%89/


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