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Hangouts Meetでオンライン講義の用意をしたい、用意する

諸々ありますね。
うちでも備えておこうと思うのです。

Zoomは教育機関向けのプランもあり、使いやすいしとてもよい。いまは無料で使える機能開放を行っていますが、期間終了後は当然有料になります。とりあえずは無料で、いま使えそうな資源を活用して体制構築を目指します。

本学はG suiteが使えるので、Classroom等諸々活用しています。その流れで、Hangouts Meetを活用してみようと思います。

いつもお世話になっております情報センターに連絡をして、Meetを有効化してもらうことから開始。今の状況等を踏まえてプレゼンテーションをしました。そして有効になり、本当にありがたい。

情報センターが手順書を作成してくださるとのことなので、お手伝いしようとゼミ生に連絡をしてPCでの挙動とモバイルでの挙動を諸々試しながら手順書素案を作り、情報センターが清書してわかりやすい案内になったと思います。

MeetはMeetの通り会議用です。それゆえに、ライブ配信的な、講義を配信するんだ的な用い方をする上ではちょっと使いにくいかもしれません。たとえば、参加者を一斉にミュートできません。参加者が見る画面をコントロールすることもできません。会議が始まったときにまずミュートにするように伝えなければ、講義配信としてはやりにくいですね。
(2020年4月5日追記:教員側からのコントロールがしやすくなり、学生をミュートしやすくなりました。方法は下記リンクをご参照ください)

プレゼンテーションを配信する場合は、画面共有ということになるため、配信者は全画面表示のプレゼンテーションをしなければなりません。パワーポイントでいうところの発表者ビューは使えません。発表用のメモなどもすべて共有されてしまうからです。サブモニターがあったり、画面設定を上手くやればできないこともないのですが、だんだんと複雑になりますね。

とりあえず、Meetでの講義フローは、
①講義資料を事前に共有して、印刷等手元に用意させる
→複数デバイスあったり、PCでの参加であれば印刷は不要だが、大学生を想定するとモバイルでMeetに参加することが多いと想定。コンビニ等で資料を印刷してもらうように伝える。
②配信者が事前に注意事項を伝える。
→モバイルの通知はオフにするLINE等は一時的にオフにもできるのでそれも伝える。充電を確認させる。デバイスを見やすい位置に設置するように求める(→姿勢が悪くなる首が痛くなる)
③配信者がミーティングを開始する
④学生等参加者にURLを共有する
⑤数分待つ
⑥聞こえてますかなどとマイクテストを行い、参加者に手振りなどで返答を求める
⑦参加者に注意事項を改めて伝えて、マイクをミュートにしてもらう。
⑧配信者が画面共有で講義を始める
→画面共有を開始すると、参加側にはその画面がメインで表示されます。固定表示のピンの件などは触れないようにしましょう。複雑になるので。
⑨質疑応答の場面でマイクのミュートを解除して順番に発言してもらう、あるいは、チャットでの質問を拾って解答する
⑩おわる。

Microsoft teamsでの会議も有効化していただいたのですが、不具合が出ているようで、今のところちょっと使いにくいです。
法人アカウント系で起こっている不具合は個人で調べて問い合わせてどうにかできるものではないのでモヤモヤしますね。まあやむなし。
復活したのちのフローは、たぶん、Meetと同様な気がします。また追記します。たぶん。

直近でのありうるユースケースとしては、ゼミでの運用です。
10数人で相互に発言したりしながらの場合です。
基本的なフローは同じですが、学生に画面共有を要求する際には、丁寧に説明しながらやりましょう。学生の画面共有をして、教員の画面共有をしてとなると、いま学生側の画面には何がメインで見えているのか把握しにくくなるからです。ちゃんとコミュニケーションを取りながらです当然ですね。

うちのゼミでは、留学中の学生と遠隔でゼミをやろうと考えており、いずれこのような体制を構築せねばと思っていたタイミングでした。
チャットワークや、オンラインワークの素養もゼミで育成したいですね。

いただいたサポートは研究室の学生向けに活用します。学生の研究用書籍や研究旅費の足しにすることになると思います。