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こんにちは、NAOKIです。
今回は中学生のお子さんがいる女性と性別の悩みの話があったので、それを題材に持論を話します。

私が学生の頃と比べて今は珍しくなくなった「セクシャルマイノリティー」
制服もズボンかスカートか選べる学校は増えたし、学年にも数名はそれっぽい子がいる。

で、もし性転換したいと言い出したら親はどういう風に支えたらいいのか。

私はすぐ治療に入ってはいけないと思っている。
いい方は悪いけど、めっちゃ悩んで死にたいぐらいになってそれでも反対の性で「生きたい」と思い、リスクを背負う覚悟があるなら。と思う。

精神的にも経済的にも大人になってからでも遅くない。

かといって頑なに反対すれば反発し合うのが親子関係。
ですが話を否定も肯定もせずただ聞いてくれたり、つらい時にも安全を感じられる存在でいてくれるだけで思いっきり悩めるのだ。

私はその頃、親にも相談できない関係だったので、普段の生活で匂わせつつも正式にカミングアウトしたのは高校を卒業してからだった。

自分の中では選んだ進路も男性として生きるための人生プランになっていたんだけども、親に事前に打ち明けていればその後の流れはもっとスムーズに済んだのかもしれない。(親に学校辞めろと言われもめた上に家にいずらくなった)

今の時代は便利なもので、検索すればすぐに情報が手に入る。
ただ、それは他人のモノであって他人と同じようになれるのは全く別の話。

乳房切除だって、乳首が腐ってなくなっちゃったり術後の見栄えが想定と違って結局コンプレックスのまま。ということもたくさんある。

自分は身体を一度ぶち壊して、思い通りにならないかもしれないリスクを背負ってまで、反対の性で「生きたいのか」〇にたくなるほど悩もう。

思春期は「自分が分からなくなるお年頃」真っ最中で、他者との関係の中で自我をあえて作っていく時期。だからこそ性も揺らぐのは自然。
同じ部活の先輩に憧れ、憧れられて、恋愛感情なのか所有欲なのかすらわかりにくいなかで簡単に性別は決められない。

同性が好きだから性転換したいというのも浅はかすぎる。

実際、私が学生だった頃にも同じような人が数人いた。
だけど大人になった今、性転換を選んだ人はいないし、生まれた性別のファッションや美、結婚、育児をして幸せそうに暮らしている。

もちろんすべてがこれに当てはまるなんて思っていないが、
死にたいほど悩めと言いたいのは、性転換後に後悔して自殺したり精神を壊している人がいることはあまり表には出てこないからだ。

医療は希望を叶えてくれはするけど、そのあとのことは何も責任取らない。

ホルモン注射も手術も後戻りできない領域があるから絶対に安易にしてはいけない。

どう生きたいかを覚悟し、そのあと起こることに責任を持てるようになってから。

だから私はお話会を頼まれるときは、理解を促す活動やホルモン注射手術を促す活動は一切しないと決めている。
だから頼まれないのかもしれないけどね(笑)


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