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株式会社Witchpot 代表 GenerativeAI x ゲーム開発のサービスを作っています

マガジン

  • ゲーム開発AI Lab. Witchpot

    • 16本

    ゲーム開発にStableDiffusionやMidjourney,ChatGPTその他のGenerativeAIを活用する方法をお届けします。Unity向けのGenerativeAIxゲーム開発のツールを開発するWitchpotが運営しています

最近の記事

【AI活用】ゲーム企画研究会 Vol.1を行いました!※企画書とフィードバック公開

生成AIツールを活用してゲームのペライチ企画書を作成するイベントを行いました! イベントのきっかけ生成AIツールは現在ゲーム開発においてゲーム内のアセットを作るためにどう使うかという方向の議論や開発が盛んになっています。 一方で生成AIは良いものが出てくるまで生成ガチャを大量にまわしたり、良いものが出ても編集が簡単ではなかったり…と触ってない人が想像するほど便利ではないというのが現状です ※遠くない将来変わるとは思いますが… 生成AIの強みはその圧倒的な物量を制作トライ

    • 生成AI+ゲーム開発スタートアップの2023年振り返りと2024年

      どうも、ゲーム開発者向けのAIサービスづくりをしている株式会社Witchpot代表のなかしゅんです 2024年も1週間たってしまいましたが2023年の振り返りとこれからについてつらつらとまとめます 時間がない人向けまとめ2023年は ・個別アセット生成AIツール ・ステージ製作用のAIツール をリリースしたり検証・模索する一年でした 2024年は ・コンテンツの企画者が「何を作るか」を具体化し共有できるようにする にフォーカスしたサービスづくりをしていきます 是非ウェイ

      • 生成AIゲームジャム vol.1開催しました

        2023年11月にWitchpot主催の生成AIゲームジャムを開催しました! ゲームジャムルール2週間以内にゲームを作る 下記どちらでも良いのでゲーム開発内でAIを活用する ゲームアセットの制作 ゲームシステム お題:すすむ スポンサー企業下記3サービスについては参加者は無料で使えるようサポートして頂きました(トラブルで少し使えない部分もありましたが) Scenario ゲーム用2Dアセット生成・学習環境の無料クレジット CSM 3D生成AIクレジット Bl

        • ゲームアセット生成AI Scenario: スプライトアニメーションの作り方

          ゲームアセット用生成AIサービスのScenarioの紹介はこちら 概要今回はこのポストで紹介されている画像生成で作ったコインのアニメーションの方法をまとめます WitchpotではScenarioのようなゲーム開発に生成AIを活かすツールをフル活用してゲームを開発、また生成AIツールの開発や展開を行っています 生成AI x ゲーム開発の情報を発信していきますのでTwitterやnoteをよかったらフォローしてください Blenderで元素材の作成Blender等3Dモ

        【AI活用】ゲーム企画研究会 Vol.1を行いました!※企画書とフィードバック公開

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        • ゲーム開発AI Lab. Witchpot
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          ゲームアセット生成AI Scenario: Isometric 2D Tilesゲームステージ作り

          ゲームアセット用生成AIサービスのScenarioの紹介はこちら Unity向けプラグインの使い方の一つとしてUnity上でIsometricの2D Tilemapを作るワークフローが紹介されていました これに従って作っていくとこの↓動画のようなゲームステージを作ることが出来ます このワークフローを翻訳するとともに実際に試した中での注意点や追加で行った処理などをまとめます WitchpotではScenarioのようなゲーム開発に生成AIを活かすツールをフル活用してゲー

          ゲームアセット生成AI Scenario: Isometric 2D Tilesゲームステージ作り

          ゲームアセット生成AI Scenario Unityプラグインの導入

          ゲームアセット用生成AIサービスを提供するScenarioの紹介はこちら Unity用のプラグインをインストールして使う方法をまとめます ※ScenarioのAPIキーが必用となります。有料です 内容はこの英語のガイドの翻訳と実際に使う中での注意事項などを記載していきます WitchpotではScenarioのようなゲーム開発に生成AIを活かすツールをフル活用してゲームを開発、また生成AIツールの開発や展開を行っています 生成AI x ゲーム開発の情報を発信していきま

          ゲームアセット生成AI Scenario Unityプラグインの導入

          ゲームアセット生成AI Scenarioとは

          ScenarioとはScenarioはゲーム用のアセット生成を手軽に行えるようにするサービスです。2023年8月現在ではWebサービスを中心としてスマホアプリ、Unity向けプラグイン、APIを出しています 以下のようなサービスを展開していて、どんどん発展しているサービスです 画像生成AIでファインチューニングを手軽に行える環境 ゲームアセット生成から利用までのワークフロー 画像生成AIツール ゲーム用アセットとして使えるようにする方法 WitchpotではSce

          ゲームアセット生成AI Scenarioとは

          動画からモーションキャプチャするAIツールを比較検証!

          通常のカメラで撮った動画から人の姿勢推定を行うAIによりモーションキャプチャするツールを比較します 要約まとめWonderStudioが最もクオリティが高い。一方、自分の動画をモーキャプする無料枠はなく有料かつ処理時間がかかる。 ※WonderStudioだけ処理が異なる部分があるため直接比較はすこし理不尽かもしれません 無料枠の中ではDeepMotion, RokokoVideo, Plask の順に良さそう 概要今回比較するのは以下の4サービスです ・Wonder

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          動画からモーションキャプチャするAIツールを比較検証!

          AI生成3DキャラをUnity上で動かすまでのワークフロー

          Midjourneyで作った画像をImage to 3Dの生成AIのCSM Cubeを使って3D化しUnity上でアニメーションさせるまでをまとめます 最終的には下の動画のように動きます 演出も加えたもの Midjourney画像をImage to 3DMidjourneyで作った画像をCSMで3D化します 画像をCSMで3D化した結果こんな感じになります 詳細は先日書いたのでこちらをご覧ください 追記 日本時間8/22にCSMが有料版サブスクリプションを開始し

          AI生成3DキャラをUnity上で動かすまでのワークフロー

          3D生成AIサービスの現在地 モデル詳細編

          先日はCSM Cubeを中心に3D生成AIサービスを使用して生成した3Dモデルの見た目がどうなるか紹介しました 上記のnoteで”単純な見た目以外の情報”も知りたいとのコメントを頂いたので今回はCSMで生成したモデルの詳細情報をまとめます ※筆者がモデラーではないため詳細で間違っている部分があるかもしれません、間違いなどありましたらコメントかTwitterでご指摘をお願いします。 キャラクター戦士 頂点数:10,597 三角ポリゴンで均一に割られた感じになります

          3D生成AIサービスの現在地 モデル詳細編

          3D生成AIサービスの現在地

          このnoteでは観測範囲で試すことのできるサービスを実際に使用した結果などを比較していきます 追記1 「見た目以外のモデル詳細も知りたい」とのコメントを頂いたので、詳細をこちら↓にまとめました!興味がありましたら合わせてご覧ください! 追記2 日本時間8/22にCSMが有料サブスクリプションプランが追加されました CSMでは使用可能な学習モデルが選択可能でこの記事でCSMの項目で紹介している3Dモデルは現在の有料プランに相当する学習モデルを使用して生成されています

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          3D生成AIサービスの現在地

          生成AIをフル活用してゲームステージをつくる

          画像から3Dモデルを生成するAIが進化してきてますね こちら↓の動画は家の3Dモデルを生成したものですが現状精度はいまいちです このように精度がいまいちなモデルを使っても画像生成AIと組み合わせることで綺麗なゲームステージを作るワークフローを構築したので紹介します! ワークフローは下記目次のようになります 画像生成AI(Midjourney)で要素オブジェクトの画像を作成今回はMidjourneyを使って上のような画像をそれぞれ生成しました。 ※余計なオブジェクトが生成

          生成AIをフル活用してゲームステージをつくる

          音声ライブラリから欲しいファイルをあいまい検索*するシステムforUnity

          はじめに欲しい音を探すとき大量の音声ファイルの中から自分が欲しい音を見つけるのって大変じゃないですか? UnityのAssetStoreにある音声アセットや毎年 Game Developers Conference (GDC)で配布されるサウンドデータパックなど、使用可能な音源はたくさん存在しています ですが、数十GBに及ぶような音声ライブラリの中から自分が欲しい音を見つけ出すのはかなり大変だなーと感じていました この問題を最近のLLMまわりの技術の発展で解決することが

          音声ライブラリから欲しいファイルをあいまい検索*するシステムforUnity

          画像生成AIで絵柄が一貫した2Dゲームのステージを制作する

          現在の画像生成AIでアクション要素ゲームステージを作りたいと考えた場合 ステージの形状が意図したものであること 複数ステージ間の世界観を統一すること この2点が大きな課題になると思います。 ステージ形状を意図したものに画像生成AIのMidjourneyでゲームステージの画像を作ってみます かなり使えそうな絵が生成できるのですが、アクション要素などを含む場合そこにある障害物やアイテムが重要になるため、障害物やアイテムの位置を絵より先に位置や大きさを意図したものに決める

          画像生成AIで絵柄が一貫した2Dゲームのステージを制作する

          【Blockade Labs】Skybox生成してUnityで使用する

          画像生成AIでSkyboxを作るサービス Skybox Lab を使ってSkyboxを生成、Unityで使用する方法をご紹介します Skybox Lab は執筆時点(2023年4月18日)では登録不要、無料でText指示から360度天球画像を作れるサービスです Skybox Lab Webサービスで生成 画面下のテキストボックスにプロンプトを入力します。基本的に遠景が良いと思うので開けた場所や高所を表すプロンプトが相性良いのかなと個人的には思います 今回は"夕暮れの

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          Midjourneyでゲーム用の宝箱画像を作る:Remix機能

          皆さんは画像生成AIは何をよく使いますか? 僕は色々使った結果、楽さとクオリティでMidjourneyを使う事が多いです このGIFの素材も旗以外はすべてMidjourneyで作成しました Midjouneyは「ハイスペックなPC」や「環境構築」が不要で クオリティの高い画像を作れるため、個人的にはとりあえずMidjourneyから始めるのがおすすめです。無料トライアルがなくなってしまいましたが月$8~です 概要 Midjourneyで画像を作ろうとすると 「大体良

          Midjourneyでゲーム用の宝箱画像を作る:Remix機能