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ファクトフルネスとCOVID-19での出来事まとめ

とりあえず結論から言うと…
①10の思い込みは単一ではなく複合的な組み合わせで起こる。
②メディアや政府はこの思い込みを上手く利用した情報発信をする。
③メディアは全視聴者の理解出来るレベルに配慮した制作、専門家が説明出来る時間に限りがある、より視聴率が上がる情報選択等説明「されていない」情報(ブラックボックス)がいくつも存在する。

これらを対処するには?
①メディアや政府はそれらを巧みに使っていると思って報道を見る。

②自分を含めて皆が10の思い込みがある物と認識し、時に歩みを止めて自分の考えには思い込みがないか?とチェックする。
③現代のネットやSNSの発達から色々な情報収集可能になってるからこそ、発信元の取捨選択が必要。
「どこからの出典か?」や「誰から?」の情報収集するか?がこれからは大切。
④不足ならば「知る&調べる勇気」を持ち、必要な情報を探す必要がある。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

https://www.amazon.co.jp/dp/B07LG7TG5N/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

Q.そもそもFACTFULNESSとはなんぞ?A.ハンス・ロスリング氏が考えた造語。意味は私たちが持つ思い込みを理解して、データを基に正しい世界を見る習慣を指す。今回題材に使用した著書のタイトル。

Q.ハンス・ロスリングって誰?A.スウェーデン出身の医者、公衆衛生学者でカロリンスカ研究所の国際保健学教授(wiki引用)

Q.そのFACTFULNESSと今の感染症に何が関連があるの?A.今回の感染症で起こった様々な出来事が本書で紹介される10の思い込みによる影響と考えると個人的にスッキリ説明が付くと考えられたから。

Q.その10の思い込みとは?
1) 分断本能
2) ネガティブ本能
3) 直線本能
4) 恐怖本能
5) 過大視本能
6) パターン化本能
7) 宿命本能
8) 単純化本能
9) 犯人捜し本能
10) 焦り本能

今回の出来事は上記に上がった事項が複合的に絡んでおり単一的な事象ではないので以後、影響を受けた事項を末尾に数字記載。

では、解説していきたいと思います。なるべく時系列を追うようにしますが途中前後する事があります。

今回の感染症が中国で感染者が発生してから、徐々に日本、欧州、米国などへ感染領域が広がっていく中で各国の感染者数が増え、ロックダウンや入国規制を行うようになっている中、他国と比べ比較的被害が少ない日本の対応が遅れていること。これは潜在下で感染者数の「多い国」と「少ない国」と言う考え方が働き、「日本は大丈夫なのでは?」と言う過小評価が生じたのではないかと考えられる 1),5)

トイレットペーパーやキッチンペーパーはマスクと同じ所で生産されているフェイクニュースがTwitterより拡散し、店頭から製紙系の商品が根こそぎ無くなり、現在でも一部品薄状態になっている。そして、発信者は後日その責任を追及されて逮捕。2),4),9),10)

今回の感染症は致死率5%程度&年代別死亡者数などより普段のインフルエンザと対して変わらない、感染開始当初では若者には掛かりにくいというネットやメディアで度々見られた。これは一般人でも若い人=掛からない、お年寄り=掛かると言う分断が生じたことにより人によって行動が変化したと考えられる1),5),6)

各国から仕事を失った現地住民や人工呼吸器を使用した感染者が発信した動画が拡散して一般人の不安が募り政界や医療現場や保健所への対応について批判の対象になった。2),4),9)

各メディアから報道される増え続ける都道府県別感染者数と死亡者数のグラフを見ることで、いつまで増え続けるのだと言う落胆及び自身もいつかは感染するのでは?と言う恐怖や掛かったらどうしようという焦燥感などが生じてストレスが募り、外部への攻撃的な行動や発言を起こしてしまう。1),3) ,4),9),10)

感染者数の増加により高まる「PCR診断推進」や病棟不足の為「ホテルや使用頻度の少ない施設を隔離施設としての利用」PCRは不完全な検査で一定の割合で偽陽性や偽陰性が生じる正しく陽性判定出来る精度が6~7割とされている為、これを多くの人に行うとか実際には感染している人数以上の感染者数が報告されてしまい、それを受け入れる病棟のキャパを大幅に超えてしまい、医療崩壊してしまう恐れがあるため政府や病院側はなかなか検査が行えなかったり、ホテルや施設の用途拡大も現場の従業員などへの対応手順などをどうするか?感染時の対処は?などが決まっておらず踏ん切りが出来ないままになっている。2),4),8),9),10)

日本では政府や行政、WHOなどへの批判。海外ではアメリカ大統領による中国への「〇ャイナウイルス」との批判。過去に起こったスペイン風邪(インフルエンザ)での感染原因としてユダヤ人がなった時と酷似。誰かを犯人とする事で本当に解決すべき問題が見えなくなる2),4),9) などがありました。

以上の所がFACTFULNESSと今回の感染症についての解説です。

拙い文章で論理の粗さが見られる所が多いと思いますが、皆さまのお力に少しでもお役に立てればと思い、筆を執らせて頂きました。コメントやナイスなど抱けると今後の励みになるので、良かったらよろしくお願いいたします。最後まで読んで頂きありがとうございます。

なかしー

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