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ジョージア生活記2🇬🇪

前回記事でも説明した通り、少し時間が空いてしまいました。大変申し訳ありません。よろしかったら前回記事を読んでみてください。

現在はトルコのアンタルヤにいます。毎日海に行ってます。時間が許す限り海にいます。

そんなこんなでどこから書けば良いのか大変迷っています。ジョージアもアルメニアもナゴルノ=カラバフも書きたいことは山ほどあるのにタイムラグがありすぎて。。。

ってことで多少の割愛はさせていただき、総集編の様な形で何記事かあげさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

ジョージアではトビリシで何泊もゆっくりしていた。そこでの話は記事にしたはずである。以下参照。

なんだかんだここに1週間程度も滞在してしまった。雨の中、山に登ってみたり、ただ目的もなくひたすら歩いてみたり、ベランダの風に吹かれながらチャイを飲んでみたり、温泉にもいった。ゆっくりする予定ではなかったのに、結果的にゆっくりしてしまったわけである。そんな私は少しばかり、ジョージアにも飽きて来たわけである。そんな中宿にいると、2人のアジア人がやって来た。彼らとは簡単に挨拶は交わしたものの大した会話はしなかった。しかし、何と無くアジア人というだけで親近感と謎の安心感が生まれたのを鮮明に記憶している。

私はその日も街をフラフラした。天気がよく、景色がいい場所は何もしなくても良い気分になるものである。不思議なものだ。私はハマっている自炊をするために買い物をし、観光はおろか、料理をすることに夢中になっていた。その日も宿に帰り晩御飯を作っていると例のアジア人が帰って来た。挨拶をするとなんと日本人だということがわかった。それはもちろん話が進み、どんなルートを辿ってきたのか、この先にどんなルートを巡る予定なのか。私たちは酒を飲みながら夜更けまで語り合った。

彼らは30代の2人組みで、ウズベキスタンで出会って中央アジアを巡ってきたらしい。女性の方に関しては既に約80カ国を旅してきたという強者で、旅を始めて4年目になるという。私はこれから行く地域の情報をたくさん聞いた。男性の方はなんと、私と全く同じ日に日本を出発したという旅人。そんなこともありとにかく話が盛り上がった。久しぶりの日本語はこんなにも話しやすいのかと再確認した時間でもあった。

私たち3人はなんと偶然にも次の目的地が同じ「カズベキ」という村であることが判明した。そこは「天国に近い教会」があることで有名な村である。私がジョージアにきた理由の一つがその教会を見ることであった。目的地が同じ私たちは意気投合し一緒に行くことになった。出発は明後日。今までとは違った旅の形になることに少し違った形のワクワクを抱いていた。

しかし、最も興奮させていたのはやはりどうしても行きたかった「天国に近い教会」の魅力だろう。私は長いこといたこの「トビリシ」に別れを告げるため、翌日もまた温泉に行きジョージア料理を堪能した。

久しぶりにワクワクを感じたその晩はうまく眠れなかった。