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ショート動画 切り抜きコラム

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2024年7月の記事一覧

お店の必要な駐車場とは?#73

今回のテーマは、「お店の必要な駐車場とは?」です。 来店型サービス業における駐車場の定義は、車を置く場所ではありません。 もちろん物理的に車を置くわけですが、少し離れている時点で駐車場とは呼びません。 駐車場は、お客様がお店に来ていただいて気軽に停めやすくて、商品を買って帰っていただけるようにするための場所です。 駐車場があれば良いというわけではありません。 来やすい 停めやすい 出入りがしやすい これらの要件を満たすものが駐車場です。 動画はこちらから

家電量販店が駅前に出店する理由#72

今回のテーマは、「家電量販店が駅前に出店する理由」です。 家電量販店が駅前に出店する理由は、大商圏で扱う商品を販売しているためです。 名古屋では、名古屋駅や栄駅の前のビルに家電量販店が入っていたりします。 商品であるエアコンやテレビなどは何年かに1回しか購入せず、購買頻度が非常に低いことになります。 購買頻度が低い商品を扱う商売は、いわゆる大商圏に出店をするのが定石です。 大商圏とは、都心部の駅ど真ん中です。 そのため、家電量販店は駅前のビルに出店しています。

売価の決め方 仕入原価はお客様には関係ない#71

今回のテーマは、「売価の決め方 仕入原価はお客様には関係ない」です。 原価が高いから売価が高くなる、はとても当たり前なことです。 1万円で仕入れてきた商品を1万5千円でお客様に販売します。 しかし、お客様からすると、1万円であれば欲しいけど、1万5千円は少し高い。 こう言われても、1万円で仕入れているため、1万円では売れません。 とても当たり前のことです。 わざわざ1万円に値下げして売ることは、してはいけないことです。 もし1万円で売れるのであれば、1万円を切る

100万と1万円の宝石 お客様の使い方の違い#70

今回のテーマは、「100万と1万円の宝石 お客様の使い方の違い」です。 100万円と1万円の宝石は、お客様の使い方に違いがあります。 100万円の宝石は普段から金庫にしまい、記念の日など傷がつかないよう慎重に扱います。 1万円の宝石は汚れてもしょうがない気持ちで身に着けたりします。 価格の違いによって、お客様が気軽に自由に使えるかが変わってきます。 絶対的な品質、相対的な品質、という違いです。 私の取り扱う商品がお客様の何の役に立つかを考えて、価格を決定することが

私は税理士だから商品は税金の申告です、だと上手くいかない#69

今回のテーマは、「私は税理士だから商品は税金の申告です、だと上手くいかない」です。 「私は税理士だから税金の申告が商品です。」と言っていると売上はなかなか上がりません。 確かに税理士だけど、別に税金の申告だけを求めているわけではないと気づくことが大切です。 お客様は経営をしています。 どうしたら売上が上がるのか どうしたら経費が抑えて利益が増やせるのか 増えた利益に税金を抑えてキャッシュを増やせるのか この課題を解決することが税理士としての仕事、と捉えると提供す

高単価を目指すとビジネスは難しくなる#68

今回のテーマは、「高単価を目指すとビジネスは難しくなる」です。 高い料金設定にすればするほど、ビジネスは難しくなります。 経営をする上では、高単価を目指すという考え方は大切です。 しかし、それに伴ってビジネスは難しくなります。 1食1万円の料理屋さんに行くとき、店員さんの態度が少し冷たかったとか料理がそこそこと感じてしまった時点でクレームが生まれてしまいます。 一方で、500円の料理屋さんに行ったときに、店員さんの態度が冷たかったとかがあった場合でも大きなクレームに

お客様の為に、欠品、予約出来ないを無くすこと#67

今回のテーマは、「お客様の為に、欠品、予約出来ないを無くすこと」です。 『お客様のために』を考えると、商品の欠品や予約が取れない状態をなくすことが一番のお客様のためです。 ビジネスを伸ばしているところは、欠品をなくす環境を作っていることがとても多いです。 伸びている美容室の中には、いつでも予約が取れるサロンもあります。 その環境を作るのが経営の技術です。 欠品を無くすことが実は一番お客様のためになります。 動画はこちらから https://youtube.com

お客様の為に、を考えた私のお店の商品選び#66

今回のテーマは、「お客様の為に、を考えた私のお店の商品選び」です。 税理士の場合、商品は税金の申告です。 このとき、商品である税金の申告をどうやったら売れるのかを考えてしまいがちです。 売り方の話になってしまうと、売り込もうとしてしまいます。 そうすると、なかなかうまくいきません。 ビジネスの原点は、物々交換と考えます。 物々交換では、欲しいものと欲しいものを交換する必要があります。 お客様の必要としている商品を私が持っているかどうかの視点が大切です。 動画は

『お客様の為に』を実現する為にやるべきこと#65

今回のテーマは、「『お客様の為に』を実現する為にやるべきこと」です。 『お客様のために』を実現するためには、会社が成長しかありません。 成長すれば、力がつきます。 力がつけば、お客様に提供できるものが増え、お客様の望むものが提供できるようになります。 過去に、ユニクロのフリースがよく売れた時代がありました。 そのフリースの品質は、十分な品質とは言えませんでした。 今、品質はとても良いものになっています。 会社が成長して、力をつけて、お客様がもっと良い品質を望むも

私のお店の一番大事なロイヤリティは?#64

今回のテーマは、「私のお店の一番大事なロイヤリティは?」です。 最も大切なロイヤリティは、お店がここに存在することです。 ロイヤリティとは、ほとんどのお客様がお店の商品・サービスを選んでくれる理由です。 早さ、 品質の良さ、 豊富さ、 便利さ こういったものがロイヤリティの例として挙げられます。 お店が存在しない限り、私のお客様に必要とされているサービスが提供できなくなってしまいます。 お客様の提供できる環境にあるお店が、ここにあることがお客様にとって必要な

私のお店のロイヤリティの見つけ方#63

今回のテーマは、「私のお店のロイヤリティの見つけ方」です。 私のお店のロイヤリティの見つけ方は、以下の通りです。 お客様が私のお店を選んでくれている理由 ほとんどの人が言っている理由 早い、安い、丁寧、便利、など理由はさまざまです。 いずれにしても、私のやりたいことからスタートするのではなく、お客様の暮らしの中からスタートすることがとても大切です。 お客様の暮らしの困りごとや必要なことがあります。 これを解決できるものを見つけるとお客様から選んでいただけるように

高くて品数が少ないコンビニがお客に選ばれる理由#62

今回のテーマは、「高くて品数が少ないコンビニがお客に選ばれる理由」です。 コンビニのロイヤリティとは、近くていつでもいける場所にあることです。 お店がお客様に忠誠を誓うのではなく、お客様が私のお店に忠誠を誓うものです。 つまり、自分のお店を選ぶ理由をお客様が持っているということ。 安くない 品数も豊富ではない コンビニにはこういった特徴がありますが、お客様に選ばれています。 近くにあること いつでもやっている こちらがコンビニのロイヤリティです。 動画はこ

回転寿司チェーンが広がった理由#60

今回のテーマは、「回転寿司チェーンが広がった理由」です。 回転寿しチェーンが広がった理由は、お客様の暮らしから考えたためです。 お寿司というと、一昔前まではカウンターのお寿司屋さん1人1万円ほどの高価な飲食店でした。 今は回転寿司チェーン店がたくさんあります。 入り口は、お客様の暮らしで、暮らしで求められているものをどう提供するかです。 お客様の暮らしから考えると、1年に1回ではなく何回も家族で気軽にお寿司を食べたい、ということに応える必要があります。 ここから考

商品をどうしたら売れるのか?を考えてはいけない#59

今回のテーマは、「商品をどうしたら売れるのか?を考えてはいけない」です。 どうしたら商品が売れるのかを考えてはいけません。 商品から入るのではなく、まず商品の前から考えます。 商品の前とは、お客様の暮らしです。 お客様の暮らしの中で必要な商品・サービスは何かを考えます。 探したものから商品が決まり、自動的に売り方も決まります。 牛丼を例に挙げます。 牛丼はみんなが食べたくて行っているわけではありません。 安く、早くお昼を済ませたいという、お客様の暮らしの中で求