美容業界専門税理士@中嶋政雄

美容室の創業支援に力を入れています。『必ず生存する美容室をつくること』が自分の大切な役…

美容業界専門税理士@中嶋政雄

美容室の創業支援に力を入れています。『必ず生存する美容室をつくること』が自分の大切な役割。開業を博打にしない。美容師の夢を叶える会計事務所を作ります。「開業とお金の不安がなくなる 美容室開業の教科書」著書 税理士 中嶋政雄 社労士 中嶋有美

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【経営の原理原則】売上高がどれだけ大きくても会社が生存出来るとは限らない#30

今回のテーマは、「【経営の原理原則】売上高がどれだけ大きくても会社が生存出来るとは限らない」です。 会社の生存に売上高は関係ありません。 売上高がどれだけ大きくても、潰れるときは潰れてしまいます。 生存するための条件は、粗利が経費を上回っていること。 粗利が経費を上回っていれば、会社は必ず生存します。 借入金の返済がある場合、経費+借入返済の合計よりも粗利が上回っていたら、会社は必ず生存します。 売上を上げなきゃいけないと思い、ついつい経費をかけてしまいがちです。

    • 【経営の原理原則】売上の大きさはお客様への貢献度#29

      今回のテーマは、「【経営の原理原則】売上の大きさはお客様への貢献度」です。 売上金額はお客様への貢献度のバロメーターです。 お客様が買った金額が売上です。 売上が大きいということは、それだけお客様のお役に立っていると考えることができます。 逆を言うと、売上が小さいということは大してお役に立っていないと考えることもできてしまいます。 これを聞くと、小さくてもできることはあると、反発したくもなります。 しかし、小さいながらもより大きな売上が取れるような環境を作っていこ

      • 【経営の原理原則】売上を上げなきゃいけない時に、接客、営業、販促をしてはいけない理由#28

        今回のテーマは、「【経営の原理原則】売上を上げなきゃいけない時に、接客、営業、販促をしてはいけない理由」です。 売上を上げなきゃいけないときに、接客・営業・販促をしてはいけません。 売上が上がる前に発生するものがコストです。 接客・営業・販促をすれば売上が上がると思いがちです。 接客・営業・販促はやればやるだけ、作業が増えてコストも増えます。 売上を上げなきゃいけないときは、何かしら利益が少ない時です。 大変な時にお金をかけては、より経営が苦しくなってしまいます。

        • 【経営の原理原則】経営の意味 継続した投資、回収の仕組みと活動#27

          経営とは、継続した投資と回収の仕組みと活動です。 投資をすると何か回収できると利益が生まれます。 この利益で再び投資をして回収するということを継続します。 これを繰り返す仕組みと活動そのものが経営です。 投資して回収されたものを再投資して再回収する。 これをサイクルを回して、この輪が大きくなるのが成長です。 反対にこの輪が小さくなるのが衰退です。 止まった時が倒産と定義しています。 動画はこちらから https://youtube.com/shorts/86

        【経営の原理原則】売上高がどれだけ大きくても会社が生存出来るとは限らない#30

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          【経営の原理原則】メシを食う為のビジネスでは成長は難しい#26

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】メシを食う為のビジネスでは成長は難しい」です。 ビジネスが成長するときは楽しいと思える時に成長できます。 メシを食うたためのビジネスが成長することは現実には難しいです。 自分自身や家族の生活必要資金を蓄えることがとても大切です。 「これだけあったら生活できるな。じゃあ挑戦しよう。」 こういった環境をつくります。 初期欲求を満たして初めて次の次元の欲求に挑戦ができます。 まずは初期欲求を満たすための金づくりが大切です。 動画は

          【経営の原理原則】メシを食う為のビジネスでは成長は難しい#26

          【経営の原理原則】3つ該当で倒産確実 どうしたら回避できるのか?#25

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】3つ該当で倒産確実 どうしたら回避できるのか?」です。 以下の3つに該当すると、倒産確実です。 業種店 固定客ビジネス 労働集約 回避するためにはどうすべきかを考える必要があります。 業種店は単一品種の商品を扱います。 これを回避するために必要なのは、業態化です。 例として、業種店であるお肉屋さんはお肉しか売りません。 スーパーでは肉だけでなく、魚も野菜も売っています。 これが業態化です。 固定客ビジネスは新規のお客様

          【経営の原理原則】3つ該当で倒産確実 どうしたら回避できるのか?#25

          【経営の原理原則】3つ揃うと倒産確実 税理士は全てに当てはまる#24

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】3つ揃うと倒産確実 税理士は全てに当てはまる」です。 この3つが揃うビジネスは倒産確実です。 業種店 固定客ビジネス 労働集約 この3つに、税理士業はすべて該当します。 申告業務しか行わない業種店です。 顧問契約で固定のお客様を相手に仕事をしています。 そして、人がいなければ売上が上がりません。 これらを回避するためには、何をすべきかを考えることが大切です。 動画はこちらから https://youtube.com/s

          【経営の原理原則】3つ揃うと倒産確実 税理士は全てに当てはまる#24

          【経営の原理原則】この3つが揃うビジネスは、この先、倒産確実です#23

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】この3つが揃うビジネスは、この先、倒産確実です」です。 この3つが揃うビジネスは、この先の倒産が確実です。 業種店 固定客ビジネス 労働集約 業種店というのは、単一品種の商品を扱うビジネスです。 固定客ビジネスとは、固定客のお客様を対象にビジネスをしていること。 労働集約とは、人がいないと成り立たないビジネスのことをいいます。 この3つが揃っている場合は、何か回避していかなければなりません。 動画はこちらから https

          【経営の原理原則】この3つが揃うビジネスは、この先、倒産確実です#23

          【経営の原理原則】ビジネスの原点はお客様の困り事の解決#22

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】ビジネスの原点はお客様の困り事の解決」です。 ビジネスの原点はお客様の困りごとの解決です。 私の売りたいものを売っている限り、売上は伸びません。 お客様が欲しいもの・困りごとを解決できるものを提供するのがビジネスの原点です。 学ぶべきは私が持っている商品・サービスをどう売るかではありません。 お客様が困っていることを徹底的に調べることが大切です。 動画はこちらから https://youtube.com/shorts/EpWr

          【経営の原理原則】ビジネスの原点はお客様の困り事の解決#22

          【経営の原理原則】頑張っても取り戻せない売上がある#21

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】頑張っても取り戻せない売上がある」です。 売上が下がる要因の一例として、スタイリストさんの退職があります。 担当売上がなくなることで、一時的に売上はグッと下がります。 ただし、お店の採用や教育によって売上を取り戻すことができます。 もう一つの例として、近くに似たお店の出店による売上減少があります。 競争によって下がった売上を取り戻すのはとても難しいです。 また、ここでコストをかけると結果として利益をさらに減らしてしまいます。

          【経営の原理原則】頑張っても取り戻せない売上がある#21

          【経営の原理原則】売上を上げるなら量ではなく数を伸ばす#20

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】売上を上げるなら量ではなく数を伸ばす」です。 売上を上げるためには量ではなく、数を増やします。 1店舗で10億のスーパーマーケットの出店 1店舗で2億のコンビニを5店舗出店 どちらも同じ10億の売上です。 経営する上では、小型のお店をたくさん出した方が競争に勝ちやすくなっています。 美容室でも大型店より小型店をたくさん出店するスタイルが増えています。 量から数の時代に突入しています。 動画はこちらから https://yo

          【経営の原理原則】売上を上げるなら量ではなく数を伸ばす#20

          【経営の原理原則】人が集まれば良い立地なの?#19

          ショート動画を更新しました。 今回のテーマは、「【経営の原理原則】人が集まれば良い立地なの?」です。 経営をする上で良い立地とは、収益が出る立地です。 駅から徒歩数分で人通りがある 車通りが多い 商圏分析でたくさんの方が住んでいる 一般的に、たくさんの人が集まる場所を良い立地と言われます。 しかし、来店型サービス業ではたくさんの人が集まれば良いというものではありません。 人が集まりやすいことで、 家賃が高い オペレーションが崩れる このようなリスクがあり

          【経営の原理原則】人が集まれば良い立地なの?#19

          【経営の原理原則】マーケティングを学ぶならコンシューマーマーケティングを#18

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】マーケティングを学ぶならコンシューマーマーケティングを」です。 マーケティングを学ぶことは会社を成長させる上でとても大切です。 その中でも、コンシューマーマーケティングを学ぶことがとても大切です。 コンシューマーとは、お客様です。 コンシューマーマーケティングとは、お客様のマーケティングです。 私の会社が伸びるか潰れるかを決めるのはお客様です。 いいね、と思われれば会社は伸びます。 いらないよ、と思われれば会社は潰れてしまいま

          【経営の原理原則】マーケティングを学ぶならコンシューマーマーケティングを#18

          【経営の原理原則】競争の先にあるものは?#17

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】競争の先にあるものは?」です。 競争の先にあるものは寡占(かせん)です。 競争では、強い者と弱い者が戦います。 競争をすれば強い者が勝つ、というのが原理原則です。 勝ち残った者は競争の次に寡占の時代に突入します。 寡占とは、勝ち残った者がビジネスのほとんどを占有してしまう状態です。 例えば、ファミリーレストランといえば少し前まで多くのお店がありました。 時代が進み、廃業や看板を変えたことによってお店の種類は減少しています。

          【経営の原理原則】競争の先にあるものは?#17

          【経営の原理原則】感性を組織ビジネスに持ち込んではいけない#16

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】感性を組織ビジネスに持ち込んではいけない」です。 他の人と仕事をする場合に感性やアイデアを持ち込んではいけません。 一人で仕事をする場合は感性やアイデアを使うことで、売上が上がり事業が上手くいくことがあります。 組織でビジネスをする場合は感性やアイデアを持ち込むと上手くいきません。 理由は、その人しかできないためです。 持ち込むのは、論理と定型行動だけです。 動画はこちらから https://youtube.com/short

          【経営の原理原則】感性を組織ビジネスに持ち込んではいけない#16

          【経営の原理原則】努力したら売上は上がる?自分の努力とお客様のニーズは無関係#15

          今回のテーマは、「【経営の原理原則】努力したら売上は上がる?自分の努力とお客様のニーズは無関係」です。 ビジネスの領域に「努力は必ず報われる」という考え方を持ち込むのは危険です。 経営が厳しいときに自分の努力不足を考えると心苦しい状態になってしまいます。 自分の努力と行動は売上に関係ありません。 お客様のニーズを満たすことが大切です。 努力をする前に成功する要因をまず考える必要があります。 自分の努力と売上は無関係です。 動画はこちらから https://yo

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