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うつ病闘病中。文化が好きで色んな文化について発信します。仕事の依頼などはnakashi…

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うつ病闘病中。文化が好きで色んな文化について発信します。仕事の依頼などはnakashima02241986@gmail.comへ前職は個別塾の教室長でした。現代文が得意です。家庭教室や学習相談もお気軽にご連絡ください。

最近の記事

月を見て考えたこと。

満月の夜に月を見た。 その時、僕は「表象」という言葉について考えていた。 僕は塾の先生で「表象」をどのように受講生に伝えようか腐心していた。僕なりの「表象」の説明は簡単に言うと1人1人が見ている世界は全く違う。なぜなら、他人だからお互いの気持ちなどは永遠にわからないから、と思っている。 そう考えるとあるSNSで「月」について満月の夜にみんなが投稿していても各々感じていることや考えていることはバラバラだとハッとした。 美しいと感じるものもグロテスクと感じるのも自由で、人によ

    • ななん版 現代文トレーニング

      徒然に自分が実際にやったことがある効果が高い日本語力、国語力、教養のトレーニングを紹介します。 冷暖自知(冷たいか、温かいかはいくら他人に説明されてもわからないが、自分で実際に手に触れれば即座にわかるの意味です) なので実際にやってみないと効果は実感できないのであらかじめご了承ください。 1縮約 下記のサイトをが参考ください。 https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-604.html 新聞を一言一句書き換えずに短く

      • 地理の共通テストに向けてのトークルーム 忘備録

        大事なこと4点 1健康最優先  メンタルも体も管理と健康の維持を全てにおいて最優先。 休まないとミスや判断のエラーが起こりやすくなり、冷静でなくなるため。 コロナの問題や受験の制度問題は科学(再現可能)ではなく政治問題(正解がなく最適解を選ぶしかない)なので常に備えておく。基本を身につけ、いつでも対応できるように健康最優先。 2白地図への書き込みが大事。 海流や風、ケッペンの気候区分など書き込みをしまくろう。 山脈なども!フリーハンドでもOK 3模試や過去問で傾

        • 村上春樹のドキュメンタリー

          こんにちは!どうか皆さん体調が良いこと、または回復なさることを期待して。 今日は内省的な日。 村上春樹の翻訳者のドキュメンタリー。 海外の翻訳家の葛藤や楽しみを共感できて新たな視点で村上春樹作品を見れるのでおススメです。 ドリーミング村上春樹 ステキな映画です。 「完璧な文章などというものは存在しない 完璧な絶望が存在しないようにね」 村上春樹

        月を見て考えたこと。

          世界史とか紛争とかホットミルクとか

          なんだか今日は病になる前の頭のモードに近いのでリハビリも兼ね暴力的なアウトプットをしてみようと思う。 寒いのでホットミルクを作った。下北沢にあるカフェの真似をしてラム酒を垂らすと香りもよくほんのり甘い。映画のロケにも使われ、曽我部恵一が経営していて、あまり知られていないが曽我部恵一は反戦や非戦の歌のコンピレーションアルバムを出している。それにロケにお使いになった映画監督は「あったってことは、なくなっても、あったことは残り続ける」という通底した価値観として映画を撮り続けていら

          世界史とか紛争とかホットミルクとか

          あるSNSにてと、911

          好きな曲を聴いてゆっくりしよう。 良い夜を!それぞれに楽しんでください! アメリカの実験音楽家ウィリアム・バシンスキー(William Basinski) の曲。911のテロの時に作ったそうです。 あえてテープを繰り返し再生して摩擦により摩耗していくことで次第に旋律は断片的になっていきます。 それはまるで生きることや儚さを連想させるし繰り返しの日常が平凡な日常が常に変化していることを思い出させてくれます。 すごくステキな方があるSNSからお別れするそうです。 僕

          あるSNSにてと、911

          おススメ図書 ななんバージョン

          おススメ図書 学習塾で働いていたころ、アルバイトの先生や保護者の方、子どもたちや学びたい方に共有していたものです。何かの役に立てばとnoteでも共有します。 「ななん」よりぜひ読んでみてほしい名著を紹介します。 気になるものや自分の課題にかかわるものを選んで読んでみてください。 「ななん」のレビューも書きますが、アマゾンレビューなども参考にするとよいと思います。   では、紹介します。 ①「本を読む本 (講談社学術文庫) 」 まさしく本の正しい読み方を教えてくれ

          おススメ図書 ななんバージョン

          「学校の先生は平凡な方がいい」

          「学校の先生は平凡な方がいい」 学校の先生はこうあるべきだ。や、当たりやはずれと正直におっしゃる保護者の方もいらっしゃいます。学校教育について意見を言う時、大体が自分の過去を美化し、昔は良かったの話になりがちです。例えば「先生に殴られても、なにクソと負けない根性を身につけた」などです。 でも、実際には美化するでもなく、テレビドラマに出てくるような熱血先生でもなく、ただ粛々と授業を実施する職人のような先生が1番良い先生ではないでしょうか。 実は、子どもたちの記憶に残らないような

          「学校の先生は平凡な方がいい」

          うつ病詩人の詩1

          砂の城をつくり、崩れても、砂なのだから、もう一度つくりなおせば良いと思っていた。 だが、その砂の城をつくる力も欲求も失ってしまった。 砂の城をつくった。 崩れても良いと思っていた。 また、つくればいいと。 でも、もう一度つくる気力はない。 ただ崩れていくのを眺めたり ただ記憶を辿って過去の情景を反芻するだけだ。 僕は生きていたいだろうか。 波のように生きたい気持ちは流されてしまう。 つまらない人生かどうかも、わからない。 価値などいらない。 ただ砂の城

          うつ病詩人の詩1

          もしも過去をやり直せたら。

          もしも「あの時こうしていれば」「あの時こう言っていれば」過去を振り返って後悔することは誰にでもあると思う。 うつ病が重くなり中々、部屋からできることもできない私は、ほぼ起きている間はずっとその後悔や、やり直しのことを考えている。 そして、これからもずっと後悔は時折、季節のようにやってくると思う。 ただ一つのことに気づいた。それは仮に今生きているこの瞬間が、散々過去に戻り修正をし尽くした状況だとしたら、今がベストだとしたら。 そう考えるとちょっと心が楽になった。 今が

          もしも過去をやり直せたら。

          病に臥せる。

          なんとか再就職をしたが三ヶ月の短期離職をしてしまった。 理由はうつ病の悪化。 そのため、しばらくの間noteへの書き込みもできなかった。 というか布団から出ることもできないくらいだ。 うつ病の悪化は辛い。理由もなく動悸が激しくなり動くことすらままならない。 睡眠も計画的に思うようにとることができず、昼夜逆転どころか自分がいつ起きていて、寝ているのかもよくわからない状態だ。 ただ改めて文章をしたためる程度には回復してきている。 そして、文章を書くことが自分にとって

          病に臥せる。

          たくさんのことを考える。

          生きていくのは難しい。 幸せそうな人でも人には言えない秘密や、苦しい状況に置かれていたりする。 私自身も自分の抱えている病気とどのように折り合いをつけて、仕事をしていくのか? はたして仕事ができるのか?不安を抱えている。 今は働きたくても働けない人が全世界的にいる中で、私の抱えている悩みはちっぽけかもしれない。 ただ、個人の悩みとしては最大であり、これ以上でもこれ以下でもない。 自分のこともわからないが、他人のこともわからないのだ。 どうやって生き延びるのか?

          たくさんのことを考える。

          諦めること。

          34歳にして、50代のような心境になっている。 人生50年と昔は言ったようだが、人生は100年になっている今の日本社会でこれから、どのように生きていくのか?このことを考えると不安にかられる。 ある若い人と話した。その人はいわゆる有名企業に内定をもらっている大学生でこれから輝かしい人生があるように周囲からは見える。 だけど、本人は不安を口にする。内定者の他の人と比較して劣等感を感じるらしいのだ。信じられないと思った。4カ国語を操り、話していても優秀さが伝わる若者ですら不安

          諦めること。

          焦らず、急がず。

          34歳というのは年齢的に体力や集中力が落ちやすい時期だとネットで読んだ。 鵜呑みにするわけではないが、10年後、20年後も働いている自分を想像するのは、なかなか容易に浮かぶものではない。 過去の10年を振り返ってみると毎日、それなりに全力疾走で仕事やバンドや様々なことへチャレンジしてきた。 途中で仕事一本にしたことでうつ病になるのだが。 でも、今ではブログを書いたり、運動したり、難しい本も集中して読むことができるようになってきた。 老いるということは当たり前に、誰に

          焦らず、急がず。

          働くことに。

          休職からの、次の仕事が決まった。 安心と不安がある。 休職中は色んなことに恵まれているだなと気付く期間だった。 親は支えになってくれたし、友人も親身になって相談や厳しいことも話してくれた。 自分が恵まれていること。 再就職が決まり、そこで精進し、いつか自分の夢を実現したいこと。 今はロウソクの灯のようだし、不安もあるが、日々を大切にして生きていこうと思う。 不思議なことに再就職ができることになって読めなくなっていた本が読めたり、集中力が高まっている。 これは他

          働くことに。

          生きるとは、気付くこと

          生きるとは気付くことかもしれない。 それは嬉しいことや、喜びも含まれるが、悲しいことや後悔もあるだろう。 だけど、あの時こうしておけばよかったなどの後悔はその時にならないと気付くことはできない。 そんな当たり前を生きている。 そう考えると、どんなことでも毎日気づきがある人生は豊かなのかもしれない。 気づきを大切にしたい。

          生きるとは、気付くこと